創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年6月12日「保育園留学」「NIPPON LOCAL FOOD GIFT」など地方創生事業を展開する「キッチハイク」が資金調達

2025年6月11日、株式会社キッチハイクは、資金調達を発表しました。
キッチハイクは、子ども主役の暮らし体験「保育園留学」、日本のユニークな食文化を贈る、選べるギフトサービス「NIPPON LOCAL FOOD GIFT」など、複数の地域事業を開発から実装まで手がけています。
「保育園留学」は、1週間から2週間程度、家族で地域に滞在する暮らし体験サービスです。子どもには自然に触れられる環境を、親には仕事と子育てを両立できる選択肢を、過疎地域には超長期的関係人口の創出や地域経済への貢献をもたらしています。
また、地域の課題解決だけでなく、周辺領域の拡張に取り組むため、地域・自治体のパートナーとして、子どもと地域の未来を創造する事業スタジオ「こどもと地域の未来総研」を運営しています。
今回調達した資金は、「保育園留学」をはじめとした地域創生事業の体制強化、地域・自治体との連携強化に活用します。
国内では、少子高齢化の進行と東京圏への人口集中が深刻な課題となっています。とくに地方では若年層の都市部への流出が続き、それに伴って、人口や税収が減少し、地域経済や地域社会の持続可能性が危ぶまれています。
こうした状況を受けて、政府は少子高齢化や人口減少に歯止めをかけることを目的として、「地方創生」を掲げ、各地でさまざまな取り組みが進められています。
キッチハイクは、過疎化が先行する地域に焦点をあて、中長期的な視点で地域課題の解決に取り組んでいます。
そのひとつが「保育園留学」です。これは、未就学児を育てる家庭が、自然豊かな地域に一定期間滞在し、地域の保育園を利用しながら、地域での暮らしを体験できる仕組みです。子どもにとっては自然とのふれあいや地域との交流が得られ、保護者にとっては新たなライフスタイルの選択肢となります。また、地域にとっては関係人口の創出や地元経済への貢献が期待される取り組みです。
企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との連携・提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 有望企業 |
---|---|
関連タグ | NIPPON LOCAL FOOD GIFT カタログギフト キッチハイク ギフト こどもと地域の未来総研 保育園留学 地域 地域活性化 地域留学 地方創生 子ども 子育て 株式会社 資金調達 関係人口 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年7月21日、株式会社NEXTAGEは、資金調達を実施したことを発表しました。 NEXTAGEは、2019年からわさび促成栽培技術の開発と自動栽培の実現に向けた実証試験に取り組んでいます。 屋…
2022年7月5日、株式会社パワーエックスは、電源開発株式会社より出資を受けることを決定したと発表しました。 パワーエックスは、電気運搬船「Power Ark」の開発や、大型蓄電池の製造・販売を行って…
2023年12月13日、Flora株式会社は、約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Floraは、月経管理・妊活サポートアプリ「frola app」や、女性の健康課題の解決から…
2025年3月12日、Letara株式会社は、総額6億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約18億円となります。 Letaraは、人工衛星などの宇宙…
2021年8月18日、株式会社HYPERITHMは、総額約12億円の資金調達を実施したことを発表しました。 暗号資産のウェルスマネジメント(富裕層向け総合的な資産管理)サービスや、私募での暗号資産のレ…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…