「東京女性経営者アワード(TOKYO Women CEO Award)」10/10締切

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東京都は「東京女性経営者アワード(TOKYO Women CEO Award)」の開催を発表しました。

会社・事業のスケールアップを目指して志高く取り組み、東京都の社会課題解決に貢献している女性経営者を応援・称えるための表彰制度です。

さまざまな分野や成長ステージで優れた実績を持つ女性経営者を表彰することにより、企業経営における女性の活躍を促進し、都内産業の活性化を図ることを目的としています。

募集対象

以下の組織形態のいずれかに該当するもの
・東京都内に主たる事業所を有する中小企業(株式会社、合同会社等)、NPO法人等において、登記簿上で代表権を持つ方
・東京都内に開業届を提出し、主たる事務所を有すると認められる個人事業主
・過去に国・都道府県・区市町村・公社等が実施する事業に関して、不正等の事故を起こしていないこと
・連鎖販売取引、ネガティブ・オプション(送り付け商法)、催眠商法、霊感商法など公的資金の支援先として適切でないと判断する業態を営むものではないこと

表彰部門

(1)継続成長部門(Growth Champion Division)
業績を上げ続けている女性経営者の経営手腕を表彰するものです。2023年1月1日を基準日とし、2022年12月31日以前に終了した直近決算が3年連続増収、または増益であれば応募できます。
(2)持続経営部門(Sustainable Management Division)
最高経営責任を持つ代表経営者として10年以上企業を先導してきた持続性ある経営力を有する女性経営者を表彰するものです。事業承継者の方は、ご自身が現在社長となって第11期目以降であれば応募できます。

応募受付期間

2023年9月8日(金)~ 2023年10月10日(火)12:00


近年、女性の社会進出や、新しい働き方の促進、キャリア形成への関心の高まりなどにより、女性起業家や経営者への注目が集まっています。この注目には、女性が持つ独自の視点を生かしたビジネスの拡大と、女性の抱える課題を解決するビジネスへの需要の高まりがあるといえます。

また、現在の労働環境では、妊娠や出産をきっかけに労働市場から離れ、その後のキャリアの途絶が課題となっています。こうした状況下で、女性は起業を通じて、これまで積み上げた経験を活かし、仕事と家庭、育児の両立を追求できる道を見つけようとしています。

一方で、日本はジェンダーギャップ指数が高く、とくに政治と経済の分野での女性の参加率が低いことが指摘されています。経済分野では、女性の労働力参加率は72%にも達する一方で、非正規雇用の女性比率は男性の2倍以上であり、管理職ポジションにおいても女性の割合は著しく低い状況です。

言い換えれば、女性が起業し、事業を成長させるための専門知識や経験が不足しているという現実があります。したがって、女性起業家の増加と活躍を推進するためには、社会全体で女性の起業を後押しする仕組みを整えていく必要があります。

優れたビジネスアイデアや企業を表彰する制度は、起業家たちのモチベーションになっているほか、そのビジネスアイデア・企業を広く知らしめる役割を担います。スタートアップにとっては知名度と信頼性がその後の成長に深く関わってくるため、表彰制度やピッチイベントは非常に重要なイベントといえます。

シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」には、女性起業家に特化した「創業手帳woman」もあります。女性起業家の方々のインタビューや、女性起業家だからこそ使える助成金など、役立つノウハウを掲載しています。

また、ビジネスを成長させていくには資金調達も重要です。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。

カテゴリ 公募
関連タグ 女性 女性起業家 東京女性経営者アワード 東京女性経営者アワード(TOKYO Women CEO Award) 東京都 表彰 起業家 顕彰
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