GMOあおぞらネット銀行の担当者に聞いてみた「法人口座開設の審査のポイントとは?」
経営者にオススメのGMOあおぞらネット銀行、法人口座開設のポイント教えます
(2020/10/21更新)
あおぞら銀行とGMOインターネットグループの共同出資により、2018年に新たな形態のインターネット銀行としてスタートを切ったGMOあおぞらネット銀行。経営者にとって魅力的なサービスを数多く展開しており、法人口座を開設するにはオススメの銀行ですが、どのような手順を踏めば審査が進みやすいのでしょうか。担当者に「法人口座開設の審査のポイント」を聞いてみました。
この記事の目次
GMOあおぞらネット銀行の4大メリット
GMOあおぞらネット銀行の法人口座には、経営者に嬉しい4つの特徴があります。口座開設の前にその内容を紹介しましょう。
メリット1 振込手数料が安い
GMOあおぞらネット銀行の法人口座は、振込手数料がおトク。同行間は無料、他行間の場合でも3万円未満の取引なら166円(税込)、3万円以上なら261円(税込)とリーズナブルな手数料のため、日々の経費削減につながります。
メリット2 Visaビジネスデビットで1%キャッシュバック
口座開設にあたり、クレジットカードと同じように使えるVisaビジネスデビットが審査不要で作れます。利用金額の1%がキャッシュバックされるので、使えば使うほどおトク。即時引き落としなので、経費の管理も簡単に。
メリット3 24時間365日ネットバンキングを利用可能
口座の開設は来店せずにスマホやPCから申込みできますし、開設後も専用アプリやPCから24時間365日いつでも残高照会や振込手続きを行える点も魅力です。
メリット4 振込入金口座(バーチャル口座)の発行&利用が無料
「振込入金口座(バーチャル口座)」では振込先を簡単に特定できるため、入金照会事務作業の効率化を図ることができ、事務コスト軽減に繋がります。また、サービス利用料が無料のため、維持費がかからない点も嬉しいところ。
開設時の必要書類は?
口座開設申込フォームの入力と以下の必要書類の提出だけで、簡単に口座が開設可能なGMOあおぞらネット銀行の法人口座。申込フォーム入力後に本人確認書類を提出しますが、開設時に必要な書類は以下の5点です。
- 開設時に必要な書類
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- 書類① 法人口座開設申込書
- 書類② 法人としての確認書類
- 書類③ 事業内容等が確認できる書類
- 書類④ 法人番号の確認書類
- 書類⑤ 取引担当者の本人確認書類
これらをまとめて郵送で送ります。
担当者に審査のポイントと気になることを聞いてみた
GMOあおぞらネット銀行の担当者に、口座開設時に特に気になる8つのことを教えていただきました。
POINT 01 事業内容が確認できる書類がポイント
A1.当社では「口座開設書類チェックリスト」という書類提出時にご注意いただきたい事項のポイントをまとめたPDFを申込時に印刷できるようにしております。必要書類を揃える際はそのチェックリストの注意事項を参考にしていただけると、不備となる可能性が少なくなると思います。なお、ご提出いただいた書類はすべて目を通して総合的に判断しておりますので、どの書類を重視ということはありません。

しかし、不備が一番多いのは「事業内容等が確認できる書類」です。提出書類の内容が不十分だと、何を具体的に事業としているか(会社概要)、事業活動が実際に行われているか(事業活動状況)の2点が当社側では曖昧にしか把握できないため、結果として追加提出をお願いすることになってしまいます。当社が「事業内容等が確認できる書類」としてご提出をお願いしているものを不備とならないようお送りいただくことが、結果としてスムーズな口座開設につながります。
例えば、ホームページを印刷してお送りいただくことが多いのですが、コンテンツが少ない簡易なホームページですと、具体的な事業内容や事業活動の状況が分かりません。また、自社発行の請求書をお送りいただいた場合、自社作成で客観性がないため、確認資料として十分とは言えません。何のサービスに対する請求なのかが記載されておらず、結果としてサービス内容が分からない、というのもよくある不備理由です。
ホームページや自社発行の請求書でも受付は可能ですが、第三者が見ても「会社概要」「事業活動状況」が把握でき、また可能な限り客観性のある取引先と取り交した書面を、「事業内容等が確認できる書類」としてご提出をいただければと思います。個人事業主から法人成りしたばかり等、法人として実績がまだ十分にない場合でも、個人事業主としてサービスを提供した実績をご提出いただくことで、総合的に判断させていただいております。ただし、その場合も複数の書類を組み合わせてご提出いただく方が、不備となる可能性は低くなります。
POINT 02 事業内容が確認できる書類は対外的に使用しているものがベスト
A2.どの書類が一番有利ということはありませんが、法人様自身で簡単に書き換え可能な事業計画書、自社発行の請求書等より、営業ツールとして対外的に使用しているであろう会社案内パンフレットやホームページ(コンテンツが一定程度充実しているもの)、他社との契約書等、他社発行の請求書等をご提出いただいた方が、審査がしやすくなります。
POINT 03 固定電話はなくてもOK
A3.当社では設立間もない会社様で数名規模の法人様にも口座開設をしていただいております。そのような法人の場合、オフィスに固定電話を持たず携帯電話のみということも珍しいことではありませんので、口座開設については固定電話を必須とはしておりません。
POINT 04 事業実態を伴っていれば登記住所はバーチャルオフィスでもOK
A4.はい、可能です。ただし、会社の法人住所で転送不要郵便が受け取れる等の事業実態を伴った住所でなければ開設はできません。
POINT 05 資本金の額は審査とは無関係
A5.資本金の大小で口座開設審査に影響することはありません。
POINT 06 提出書類の不備が結果的に口座開設に至らないケースも
A6.審査が通らない方は、ご提出いただいた書類の不備のやりとりが続き、結果として口座開設に至らないことが多いです。「事業内容等が確認できる書類」を出したくない、適切なものがないという理由で送られてこないケースがありますが、不備のやりとりを何度も繰り返し、結果として口座開設ができなかったり、開設できても長い時間を要してしまいます。
POINT 07 再度申込みすることは可能
A7.前回審査が不可だったため再度のお申込みをお断りするということはありません。前回の不可事由も参考にしつつ、改めて審査をして口座開設可否を判断することになります。
POINT 08 必要書類を補完する提出書類があれば尚良し
A8.ご準備いただいた書類では説明が足りないかも、とご不安に思われる場合は、必要書類として当社からご案内しているものにプラスして、会社概要や代表者様の略歴、設立経緯、取引先(見込先)等を書面にまとめていただき、提出書類を補完する意味合いで一緒にご提出いただきますと、私共もその点を考慮し、審査を進めるようにいたします。
創業期こそ、ポイントを押さえてスムーズに口座開設を
審査のポイントさえ押さえておけば、すぐに口座開設を行えるGMOあおぞらネット銀行。創業期という多忙を極めるタイミングだからこそ、今回紹介したポイントに気をつけてスムーズに口座開設を行いたいですね。
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※本記事は一例であり、実際の審査結果を保証するものではありません。
(監修:
GMOあおぞらネット銀行株式会社)
(編集: 創業手帳編集部)