「スマートボックス」と「勤次郎」が連携し「どこでも☆オンライン診療&医療通訳」の提供を開始

tips

2022年1月31日、株式会社スマートボックスは、勤次郎株式会社と連携し、新サービス「どこでも☆オンライン診療&医療通訳」の提供を開始することを発表しました。

スマートボックスは、365日対応の通訳に特化したテレビ電話サービス「どこでも☆通訳」を提供しています。

通訳者とのテレビ電話を介し、リアルタイムに外国語話者とのコミュニケーションを支援するサービスです。

勤次郎は、遠隔診療システム「ケリーオンライン診療システム」などのヘルスケアソリューションや、人事・労務関連のクラウドサービス・ソリューションを展開しています。

今回の「どこでも☆オンライン診療&医療通訳」は、スマートボックスの「どこでも☆通訳」と勤次郎の「ケリーオンライン診療システム」をかけ合わせたものです。

オンライン診療において通訳者を介在させることで、外国語話者の受診ハードルを下げ、診療機会を提供するサービスです。

出入国在留管理庁が公表している情報によると、2020年末における在留外国人数は約288万となっています。

コロナ禍により在留外国人数は約4.6万人ほど減少しましたが、人手不足の解消のための外国人特定技能人材の雇用も進んでおり、在留外国人数は増加すると考えられます。

日本語でのコミュニケーションに抱える外国人は、様々なサービスにアクセスすることへの障壁があります。

近年は、外国人を雇用する企業向けに外国人の生活をサポートする福利厚生サービスの提供なども進んでいますが、それでも充分な環境の構築がされているとは言い難い状況にあります。

特に医療現場においては、通訳に関する体制が整備されておらず、個々の現場でなんとか対応しているという状況が続いています。

また医療サービスでは専門的な説明を行うことが多いため、通常の通訳者では語彙が足りないこともあります。

「どこでも☆オンライン診療&医療通訳」は、コロナ禍によってニーズが高まった遠隔診療において、医療通訳技能を持つ通訳者を介在させることにより、医療現場における言語の問題を解決することを目指しています。

心身の状態は仕事をするために重要です。また、人を雇う場合、自分だけはなく従業員の状態も管理しなくてはなりません。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「総務手帳」では、ストレスチェック実施のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ コミュニケーション ヘルスケア 医療
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

オンラインピル診療サービス「mederi Pill」を展開する「mederi」が「セルソース」から資金調達
2023年11月2日、mederi株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、セルソース株式会社です。 mederiは、オンラインピル診療サービス「mederi Pill(メデリピル…
株式会社MEFREE 小野寺沙恵|フェムテック・ヘルスケア事業で注目の企業
フェムテック・ヘルスケア事業の展開で注目なのが、小野寺沙恵さんが2021年に創業した株式会社MEFREEです。 日本人の平均寿命が延び、人生100年時代と言われるようになりました。同時に健康寿命という…
同種由来iPS細胞由来心筋細胞シートの実用化を目指す「クオリプス」が20億円調達
2020年12月4日、クオリプス株式会社は、総額約20億円の資金調達を実施したことを発表しました。 大阪大学の技術・研究成果をベースに、同種由来iPS細胞由来心筋細胞シートの開発・事業化を目的に設立さ…
腸内細菌×脳波のデータ研究を軸としたヘルステック事業を展開する「ORKAホールディングス」が資金調達
2023年9月1日、ORKAホールディングス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 研究開発をはじめ、バイオマーカー検査の解析受託、ヘルスケアアプリ、フィットネスクラブ、メディアなど、健康…
医用画像データプラットフォームの構築を目指す「カリスト」が2億円調達
2023年4月10日、カリスト株式会社は、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 カリストは、医療AI研究開発にすぐに使える医用画像データプラットフォームの構築を目指しています。 多様な医…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集