注目のスタートアップ

食品小売業界の商品提案管理クラウドを手がける「デリズマート」が資金調達

company

2023年2月9日、株式会社デリズマートは、資金調達を実施したことを発表しました。

デリズマートは、食品小売業界の商品提案管理クラウド「Delizmart(デリズマート)」を提供しています。

生産者・食品メーカーが登録した商品情報をもとに、小売企業・バイヤーに最適な商品を自動で提案するクラウドサービスです。

さらに取引に必要なデータはすべて管理され、見積計算や受発注成立後の商品データのやりとりも自動化しています。


一般的な企業では、ある商品・サービスの注文を受け、それを出荷・提供する、つまり受発注によってビジネスが成り立っています。

受発注業務はビジネスを回すために重要な業務ですが、インターネットが普及した現在においても受発注のやりとりを電話・FAX・メールで行っている業界が数多く存在しており、効率化のニーズが高い領域となっています。

近年の食品業界は、健康志向の高まり、SDGsの推進、Web・SNS発のトレンドの増加、コロナ禍などにより、消費者のニーズが多様化しており、さらにその移り変わりも速くなっています。

そのため食品メーカー・生産者は、日々の受発注業務と同時に、新規顧客開拓のための展示会出展・商談などの販促により注力する必要があり、小売企業・バイヤーは、日々の受発注業務と同時に、新商品の探索・交渉・管理といった業務に注力する必要が出てきています。

デリズマートはこうした背景のもと、商品の提案・探索とその受発注業務を効率化・自動化する「デリズマート」を提供しています。

株式会社デリズマートのコメント

このニュースを受けまして、株式会社デリズマートよりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

顧客開拓及び製品開発です。

・今後の展望を教えてください。

日本の食品業界のDXを成功させて、世界中の人々に美味しさをお届けすることです。

・読者へのメッセージをお願いします。

皆様、応援よろしくお願い申し上げます。

企業ではどうしても非効率的な業務が発生してしまいます。とくに創業期はさまざまなリソースが不足しているため、ノンコア業務に時間がとられてしまうと成長の機会を逃してしまう可能性もあります。そのため創業期にはシステムを厳選して導入することが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備のノウハウについて詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Delizmart クラウド クラウドサービス デリズマート ハイヤー メーカー 受発注 商品 小売 提案 株式会社 業界 生産者 管理 自動 自動化 資金調達 食品
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

学費出世払い方式(ISA)を採用したエンジニア養成学校を運営する「CODEGYM」が資金調達
2022年9月30日、株式会社CODEGYMは、資金調達を実施したことを発表しました。 また、2022年9月30日(金)付の取締役会において、株式会社LABOTから株式会社CODEGYMに商号変更を行…
スキマバイトサービス運営の「タイミー」に香港と米国の機関投資家が新たに資本参画
2022年5月18日、株式会社タイミーは、セカンダリー取引ラウンドを実施し、香港・Aspex Managementと、米国・Woodline Partnersが新規株主として資本参画したことを発表しま…
ダンス事業やイベント事業など展開する「アノマリー」が2.8億円調達
2024年7月9日、株式会社アノマリーは、総額2億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アノマリーは、ストリートダンスを軸とし、ダンス事業、イベント事業、メディア事業、映像事業、プロ…
注文住宅間取りをスマホから依頼できる「madree」など展開の「スタジオアンビルト」が1.3億円調達
2021年10月13日、スタジオアンビルド株式会社は、総額1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 注文住宅の間取りをスマホで依頼ができる「madree(マドリー)」と、建築設計のク…
不妊治療データ分析アプリ「cocoromi」や診療システム「vivola KARTE」などを提供する「vivola」が1.2億円調達
2022年7月11日、vivola株式会社は、総額約1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 vivolaは、不妊治療データ分析アプリ「cocoromi」や、診療システム「vivol…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集