物流業界で注目を集める倉庫シェアリングサービス
創業期のECサイト運営に!在庫保管なら「WareX」
コロナ禍の影響でEC市場の規模が拡大し、ECサイト運営をスタートする企業が増えました。
そんな中で物流業界では倉庫シェアリングが注目を集めており、国土交通省も物流DXを加速させるために倉庫シェアリングを推進しています。
創業期にはなるべく人的リソースを確保し、コストを削減したいものですよね。
そこで創業期のECモール運営の心強い味方である、倉庫シェアリングサービス「WareX(ウェアエックス)」をご紹介します。
WareXは保管料・輸送料が安く、納品の手間を削減することができます。
※この記事を書いている「創業手帳」ではさらに充実した情報を分厚い「創業手帳・印刷版」でも解説しています。無料でもらえるので取り寄せしてみてください
この記事の目次
物流業界が抱える課題を解決してくれる「倉庫シェアリング」
EC市場の規模は、5年間で約1.5倍に拡大し、2019年には全体で19.3兆円規模、物販系分野で10.0兆円の規模にまで広がりを見せています。
それとともに宅配便の取扱件数は、5年間で約7.1億個(+19.6%)も増加しているのです。
新型コロナウイルスの影響による外出自粛を受けただけではなく、コロナ終息後もネット通販の利用拡大は続いていくと見られていて、今後も荷物の数が増えると予測されています。
しかし物流サービス自体のキャパシティは、需要との乖離があるのが実情です。
こうした流れを受け、2021年には国交省が「倉庫シェアリング指針」を策定し、倉庫の床面積や有効高、耐荷重といった規格の標準化の検討を開始しました。
国土交通省は物流DXの主な取り組みに、「荷物とトラック・倉庫のマッチングシステム」を活用することによって、物流リソースの活用の最大化を目指すことをあげています。
遊休化してしまった倉庫を活用できる倉庫シェアリングは、政府が推進する新しい物流の在り方なのです。
倉庫シェアリングサービスを利用するメリット
倉庫シェアリングサービスには、多彩なメリットがあります。
創業期に注目したいメリットをご紹介します。
物流の仕組みを早く構築・導入できる
倉庫シェアリングサービスや物流倉庫へのアウトソースを行うことで、自社で物流システムをゼロから構築することなく仕組みを作ることができます。
自社で物流システムを構築する場合、倉庫の確保だけではなく、配送車両の確保、人材確保の必要があり、最低でも数カ月もの準備期間が掛かってしまいます。
また、誰もが物流に対する知識やノウハウを持っている訳ではありません。
倉庫シェアリングサービスや物流倉庫へのアウトソースを行うことで、知識がなくても物流の専門業者がサポートしてくれます。
さらに、入荷から出荷までの時間やコストを抑えられ、効率の良い物流業務が可能になります。
人的リソースを削減できるので、コア業務に専念できるのも嬉しいポイントです。
初期投資を削減できる
物流システムの構築をするためには、初期費用が掛かります。
倉庫シェアリングサービスなら、倉庫や配送車両、人材を自分たちで確保する必要がありません。
初期投資をなるべく抑えたい創業期にピッタリです。
倉庫シェアリングは「担い手にやさしい物流」に繋がる
国土交通省は、「担い手にやさしい物流」を実践することを目標に掲げています。
担い手にやさしい物流を心掛けることは、物流に携わる企業の「社会的責任(CSR)」における重要なポイントです。
CSRに取り組んだ経営を行うことで、ステークホルダーからの信用を高めると共に、こうした取り組みに興味を持つ優秀な人材に対する訴求にもなります。
物流に対する取り組みや姿勢は企業価値を左右する
SDGsの流れの中で、ドライバーの労働力不足を解消し安定的な物流を確保し経済成長を実現する「ホワイト物流推進運動」や、二酸化炭素の排出量削減を目的とした低炭素物流を推進する「グリーン物流パートナーシップ」が注目を集めています。
物流に関する社会的な課題を解決する姿勢が求められているのです。
また、創業期には資金繰りが重要な課題のひとつです。
資金繰りの際、企業の取り組みに触れる機会は少なくありません。
そこで抑えておきたいのが、環境(Environment)・社会(Social)・ガバナンス(Governance)の頭文字を取った「EGS」です。
企業の投資価値を左右するのは、財務情報だけではなく環境問題や社会問題などの課題解決に取り組む姿勢もあります。
倉庫シェアリングの利用は、コスト削減や人的リソースの確保だけではなく、企業の価値を左右する大切なポイントでもあるのです。
WareXなら創業期の貴重なリソースを確保できる
Gaussy株式会社の「WareX」は、幅広い機能が特徴のECモール在庫保管サービスです。
倉庫への一括問い合わせが可能で、入出荷・在庫管理を行うことができます。
複数モールの在庫を一括で管理でき、在庫が切れそうになったらWareXからすぐに発送可能です。
知っておきたいWareXの魅力
WareXは、入荷作業を行うまでは無料で、保管料や作業料が掛からないのも魅力のひとつです。
初月費用・月額固定費が無料、保管料は140サイズ段ボール1個あたり1ヶ月90円(参考価格:倉庫によって異なります)です。
契約期間内で使った分だけしか費用が掛からない上に、必要に応じてケース(段ボール箱)単位やパレット単位を選べるのも嬉しいポイント。
予算をなるべく抑えたい創業期にピッタリです。
保管料:パレットあたりの保管料×パレット数×日数
作業料:パレットあたりの作業料×パレット数
※料金や依頼できる作業は倉庫によって異なります。
さらに、ラベル貼り・デバンニングなどを別料金で依頼できるので、創業期のリソースを確保したい方にもお勧めです。
全国対応可能!幅広いニーズに応えるラインナップ
WareXの提携倉庫は日本全国にあります。
土日や祝日対応可能な倉庫が見つかるだけではなく、港湾エリアや保税エリアなど、幅広いニーズに対応しています。
倉庫は都道府県やエリアだけではなく、常温・定温の温度帯、木造・非木造の構造、対応可能なトラックサイズによっても検索可能。
要望に合った倉庫をインターネットで簡単に探すことができます。
ECモール在庫保管サービス
ECモール在庫保管サービスは、Amazonや楽天などのECモールの在庫を安価に保管するだけではなく、在庫切れを防いでくれるサービスです。
ECモールの1/5程度というリーズナブルな価格で保管でき、FBAやRSLに安価で発送することができます。
さらに在庫が切れそうになったら、WareXからすぐに発送してくれるので、ビジネスチャンスを逃しません。
WareXの事例紹介
実際にWareXを利用している、お客様の声をご紹介します。
三菱食品株式会社様
急激な受注量の増加による倉庫不足は、物流の大きな課題のひとつです。
三菱食品株式会社様では、倉庫が不足しているときにマンパワーで倉庫探しをしていましたが、年末などの繁忙期には空きがなかなか見つかりませんでした。
WareXを導入したことで、センターに近く立地条件の良い倉庫を発見することに成功。
従来では配送のために別の車を手配していましたが、デイリーのオペレーションで運用している車輛を活用することができ、業務効率化を実現しました。
スポット利用が可能なだけではなく、地図を見ながら倉庫を探すことができるので操作性が良いのもWareXの魅力のひとつです。
WareXはシステム上で完結するため、不安をお持ちになる企業の方も多いですが、「実際に使ってみると懸念は解消されました」とのこと。
伝手を使って倉庫を探していた従来のやり方を、「いい意味で裏切られたので、社内でもっと広めていけたら」というコメントから、満足度の高さが伺えます。
WareXとの契約フロー
WareXでは、規約に同意して簡単な個別契約を締結するだけで、全国にある倉庫を使うことができます。
倉庫提供者との交渉・契約は全てWareXが担当してくれるので、インターネット上で倉庫を探すだけでOKです。
条件の合う倉庫に簡単な荷物情報を送信し問い合わせを行うと、倉庫提供者から返信が届きます。
やり取りを行い適した倉庫と契約を締結してから利用スタートです。
契約を締結するまでは無料で使うことができます。
また、最終決定権は利用者にあるので安心です。
気になる使用開始までのリードタイムは、最短で7日~14日程度が目安です。
規約の確認等で時間掛かる場合もあるので、余裕を持って申し込みをしてください。
荷物を預ける時期が先であっても、おおよその時期が決まっていれば利用することができます。
繁忙期など予め予測がつく際には、事前に相談しておくと安心です。
おわりに
WareXは会社の規模にかかわらず、法人なら利用可能です。
そのため、創業期でも安心して利用できます。
創業期には、なるべく無駄な工数やコストを掛けずに、ミニマムスタートを心掛けたいですよね。
ECサイト運営をお考えの方はぜひ、WareXにご注目ください。
既に倉庫を利用している方も、お気軽にお問い合わせください。
(監修:
Gaussy株式会社)
(編集: 創業手帳編集部)