創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年4月28日「スタートアップの成長に向けた規制対応・規制改革参画ツールの活用に関するガイダンス―みんなの規制対応・規制改革―」が公開

2023年4月26日、経済産業省は、「スタートアップの成長に向けた規制対応・規制改革参画ツールの活用に関するガイダンス―みんなの規制対応・規制改革―」を公開したことを発表しました。
スタートアップがどのように規制と向き合い、どのような支援ツールを活用できるのかをまとめたガイダンスです。
概要
そもそも規制とは何か、どのように向き合うべきかについてまとめています。
その上で、規制に対応し、規制改革に参画するための支援ツールについて、「規制の特定・確認」「既存の特例措置の活用」「データの収集・実証」「新規の特例措置の創設要望」の4つのカテゴリに整理しています。
また、経済産業省以外の省庁や地方自治体の取り組みも紹介しています。
規制とは、公益の実現を目的に、国・自治体が企業・個人の権利を制限するほか、義務を課すものです。
法律・政令・省令・告示などの国のルールや、条例などの地方自治体のルールなどさまざまであり、それらすべてを企業が把握するのには労力が必要となります。
今回公開されたガイダンスは、スタートアップが規制と向き合うときの姿勢や、規制に対応するための方法を詳しく説明しています。
また、規制に対応するという受身の姿勢だけでなく、規制はスタートアップなどの革新的なビジネスに追いつかず、スタートアップの取り組みの妨げになっていることもあるため、スタートアップ側が規制改革に参画したりするための制度についても紹介しています。
近年の規制改革としては、電動キックスクーターの公道走行に関する規制改革や、ドローンの民家上空の飛行に関する規制改革などがあります。
ビジネスを展開していく上では、規制以外にも特許・商標などのルールも守ることが求められます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、起業家が知っておくべき商標・特許の基本について弁護士に伺っています。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 便利なサービス |
---|---|
関連タグ | ガイダンス ガイド スタートアップ ツール まとめ 公開 対応 成長 支援ツール 改革 活用 経済産業省 規制 |
便利なサービスの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
テレワーク用ワイヤレスイヤホンの開発事業で注目されているのが、久保聡介さんが2017年4月に創業したfreecle Inc.です。 2019年末からのコロナウィルス蔓延により、テレワークやリモートワー…
セクシュアル・ヘルスに関する事業開発で注目なのが、古川さくら・橋本阿姫さんが2021年1月に創業したCosmosです。 セクシャル・ヘルスとは、自分の「性」に関することについて、心身ともに満たされて幸…
2024年9月17日、株式会社エムは、総額2億円の資金調達を実施したことを発表しました。 エムは、人間ドックや健診で撮影するMRIやCTを画像解析するAIにより、認知症やフレイルなどの健康寿命を奪う疾…
2019年12月23日、株式会社リハサクは、総額1億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 整形外科・接骨院・整体向けのCRMクラウド・サービス「リハサク」を提供しています。 運動指導…
2023年11月13日、forest株式会社は、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 forestは、日本のものづくりブランドをM&Aで承継し、さらなる成長を実現する事業を展開してい…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…