「スタートアップの成長に向けた規制対応・規制改革参画ツールの活用に関するガイダンス―みんなの規制対応・規制改革―」が公開

tool

2023年4月26日、経済産業省は、「スタートアップの成長に向けた規制対応・規制改革参画ツールの活用に関するガイダンス―みんなの規制対応・規制改革―」を公開したことを発表しました。

スタートアップがどのように規制と向き合い、どのような支援ツールを活用できるのかをまとめたガイダンスです。

概要

そもそも規制とは何か、どのように向き合うべきかについてまとめています。

その上で、規制に対応し、規制改革に参画するための支援ツールについて、「規制の特定・確認」「既存の特例措置の活用」「データの収集・実証」「新規の特例措置の創設要望」の4つのカテゴリに整理しています。

また、経済産業省以外の省庁や地方自治体の取り組みも紹介しています。


規制とは、公益の実現を目的に、国・自治体が企業・個人の権利を制限するほか、義務を課すものです。

法律・政令・省令・告示などの国のルールや、条例などの地方自治体のルールなどさまざまであり、それらすべてを企業が把握するのには労力が必要となります。

今回公開されたガイダンスは、スタートアップが規制と向き合うときの姿勢や、規制に対応するための方法を詳しく説明しています。

また、規制に対応するという受身の姿勢だけでなく、規制はスタートアップなどの革新的なビジネスに追いつかず、スタートアップの取り組みの妨げになっていることもあるため、スタートアップ側が規制改革に参画したりするための制度についても紹介しています。

近年の規制改革としては、電動キックスクーターの公道走行に関する規制改革や、ドローンの民家上空の飛行に関する規制改革などがあります。

ビジネスを展開していく上では、規制以外にも特許・商標などのルールも守ることが求められます。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、起業家が知っておくべき商標・特許の基本について弁護士に伺っています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 便利なサービス
関連タグ ガイダンス ガイド スタートアップ ツール まとめ 公開 対応 成長 支援ツール 改革 活用 経済産業省 規制
詳細はこちら

スタートアップ必見!規制に向き合うためのガイダンスを公開しました

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の仕方を大解剖!初めての素人でも失敗しない起業の6つのステップと手順とは?
普通の人が起業するには。起業の成功に大切な5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
合同会社設立マニュアル|流れの6ステップや費用、必要書類などを解説!

便利なサービスの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【最大300万円補助】「中小企業等海外展開支援事業費補助金(令和6年度 海外権利化支援事業)」
特許庁補助金「中小企業等海外展開支援事業費補助金(令和6年度 海外権利化支援事業)」のご案内です。 海外への事業展開等を計画している中小企業等に対して、海外における発明、実用新案、意匠または商標の権利…
「IPAS2023事例集」が公開 知財戦略構築における6つのポイント等を解説
経済産業省は、特許庁が「IPAS2023事例集」を作成し公開したことを発表しました。 特許庁は、2018年度からIP Acceleration program for Startups(IPAS)を実…
IVSの進化・IVS京都2024現地レポート&島川敏明代表インタビュー
今年のIVSは何が違うのか スタートアップの代表的なイベントである「IVS(アイブイエス)」が、7月4日から6日まで京都市で開催されました。IVSの中で実施されるローンチパッドは、数多くの上場企業を輩…
DAOメンバーの貢献度を可視化するツールを開発する「Unyte」が資金調達
2023年2月15日、株式会社Unyteは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、East Venturesです。 Unyteは、DAO(自律分散型組織)メンバーの貢献度を可視化するツール…
「ICT STARTUP LEAGUE」開発支援金・伴走支援
総務省は、令和5年度から「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」を開始することを発表しました。 この事業では、ICT分野におけるスタートアップの起業や事業拡大に必要な支援と競争の場を提供する官民…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集