【国土交通省】「外国人技術者の採用・定着に向けたハンドブック」を公表

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2025年4月4日、国土交通省は、「外国人技術者の採用・定着に向けたハンドブック」を公表しました。

「外国人技術者の採用・定着に向けたハンドブック」は、中堅・中小建設企業の経営者・実務担当者のための外国人建設技術者の採用・定着に向けたハンドブックです。

外国人建設技術者を受け入れる際に企業が行うべき採用準備、受入環境整備、定着に向けた取り組みなどについて解説しているほか、現在外国人建設技術者を受け入れている企業の多様な実例も紹介しています。

巻末には参考資料として、在留資格申請の手続きや、外国人が入国してからの生活支援などの情報、主要送出し国の基礎情報なども掲載しています。

概要

第一章 「外国人建設技術者の受入れに向けて」

自社が外国人建設技術者の受入れに向けた取組を実施できているかのチェックリストを掲載。

第二章 「外国人建設技術者の採用・定着に向けたステップ」

採用計画の策定や募集・選考、雇用手続き、活躍・定着に向けた取組について解説。

第三章 「外国人建設技術者の受入れ・活躍事例」

先行する中堅・中小建設企業における効果的な取組の実例を掲載。

第四章 「参考情報」

外国人の入国から就労開始後の必要情報へアクセスできるQRコードやURLを掲載。


建設業界は深刻な人手不足に陥っています。少子高齢化による労働人口の減少に加え、若年層の建設業離れ、高度な専門知識や技術を持つベテラン人材の引退が進んでいます。

こうしたなかで建設業界のサービスや技術水準を保持したり向上したりするには、優秀な技術者の確保が必要であり、その対象として外国人技術者が注目されています。

厚生労働省の調査によると、日本にいる外国人労働者数は200万人を超え、建設業においても外国人材の受け入れが増加しています。

外国人技術者の採用は、人手不足の解消につながるだけでなく、多様な視点や技術の導入が期待できます。

近年は、特定技能制度の創設により、建設業でより多くの外国人を雇用することが可能となっています。

人材の採用は、企業の成長に直結する重要な業務です。しかし創業期は人材採用のノウハウがなく、さらに大きな投資となることが想定されることから、しっかりと準備をすることが重要です。「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウを詳しく解説しています。

また、こちらも無料でお送りしている「資金調達手帳」では、資金調達に関する情報も提供しています。企業の成長にとっては人材も資金もどちらも重要です。最適な施策を打つには、しっかりと情報を入手することが重要です。

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「外国人技術者の採用・定着に向けたハンドブック」公表!

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