創業手帳が選ぶ起業経営ニュース 2019年10月7日 解説入り 創業手帳編集部 【10月07日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ 10月07日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 飲食大手✕小規模店舗のM&A進む 日経新聞が、外食業界で大手企業による小規模な飲食店のM&Aが進んでいる実例を報じました。吉野家HDや、「磯丸水産」のクリエイト・レストランツHDによる、小規模なチェーン展開をしている企業の買収や、お好み焼きチェーンを展開する千房HDや、ゴーゴーカレーグループによる個人経営の店舗買収などです。 売却する側にとっては、後継者・経営難で存続が難しい店の味を守ることができ、大手にとっては地域に根ざした顧客や展開ネットワークを獲得できる面があります。 チェーン展開している店だけでなく、個人経営のお店にも注目しているという点が新たな動きです。小規模な店の味を引き継ぎ、事業拡大につながる形での承継事例が増えると、廃業率の増加に歯止めをかける一手となりそうですね。 スマートロック、「鍵」の役割を超えた広がり 「スマートロック」が、人材不足などの社会的課題を解決するツールとして徐々に広がっています。スマートロックを使った経済圏の構築を目指すスタートアップ・ビットキーは、8月までに物流大手のセノホールディングスの子会社や、通販会社と提携。物流業界の再配達削減に取り組みます。今後も様々な業種と連携する予定だといいます。 企業向けサービス「カギカン」を展開するQurio(キュリオ)は、2020年4月から時間外労働の上限規制が中小にも規制されることを見越して、小規模な会社や個人事業主からの受注増加を狙います。中小企業であっても、入退室を監理できるサービスを作ることで、大手に比べて「隠れ残業」といった問題が発生しやすい現状を改善できます。 さまざまな業種との提携や、新たなテクノロジーとの融合によって、スマートロックの役割は単なる「鍵」を超えた領域に広がっていきそうですね。創業手帳では、ビットキーの江尻代表が壮大な構想を語るインタビュー記事も公開しています。こちらも参考にしてみてください。 読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。 カテゴリ トレンド 関連タグ M&A ビットキー この記事を読んだ方が興味をもっている記事 企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介 補助金/助成金を活用しよう。起業・創業・開業時に選べる4種類をご紹介! キャッシュフロー計算書(C/F)の見方と作り方を解説!基本から計算方法まで5分でわかる簡単まとめ 【2024年最新】クラウドファンディングのやり方とは?種類や始め方の基本手順を押さえよう 事業計画書とは?4つのメリットや注意点、書き方解説!無料テンプレートも紹介。 家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント 創業関連の最新情報を毎日お届け! トレンドの創業手帳ニュース 「大阪・関西万博」大阪ヘルスケアパビリオン出展企業377社が公表 (2024/3/26) 「IT導入補助金2024」IT導入支援事業者・ITツール情報の移行登録・情報引き継ぎ申請の手続き期間延長 (2024/3/25) 【特許庁】特許審査におけるスタートアップ向けプッシュ型支援(PASS)実施へ (2024/3/15) 【石川県】被災者支援、復旧・復興のため「企業版ふるさと納税」の寄附受付を開始 (2024/1/30) 日本政策金融公庫「2023年度起業と起業意識に関する調査」結果概要を公表 (2024/1/26) 中小企業信用保険の特例措置 令和6年能登半島地震被害中小企業者等へ (2024/1/15) 【特許庁】令和6年(2024年)能登半島地震の特別措置について (2024/1/12) 【東京都】令和5年「中小企業の賃金事情」調査結果発表 (2024/1/9) 【国税庁】令和5年分確定申告書等作成コーナーが公開 (2024/1/5) 【経済産業省】令和6年能登半島地震に関する被災中小企業・小規模事業者向けの資金繰り支援について (2024/1/5) キャンペーン 女性対象 有望企業 トレンド 便利なサービス イベント 制度改正 公募 関連するタグのニュース 【10月04日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ 10月04日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 大企業のベンチャー連携・投資を後押し 政府の未来投資会議 政府の未来投資会議にて、大企業の新分野への投資を後押しす… 【10月24日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ 10月24日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 国の研究開発委託にベンチャー枠 政府は、各省庁が外部に委託する研究開発にベンチャー企業向けの枠を設ける方針を示しま… ローカル・コミュニティやコワーキング・スペース運営の「ATOMica」が1.8億円調達 2020年3月26日、株式会社ATOMicaは、総額約1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 株式会社ビットキーと株式会社ディーサイングループのジョイント・ベンチャーとして2019… 【9月30日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ 9月30日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 M&Aに減税措置検討 日経の甘利会長インタビュー 日経新聞が、甘利自民党税制調査階会長のインタビューを掲載。記事によ… 本人認証と権利移転のプラットフォーム運営の「ビットキー」が39億円調達 2020年1月23日、株式会社ビットキーは、総額39億300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 本人認証と権利移転のプラットフォーム「bitkey platform(ビットキープラットフォー… 大久保の視点 「千代田区CULTURExTECH ビジコン2024」が丸の内TOKYO創業ステーションで2024年3月19日に開催 2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH… (2024/3/19) 明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得は宇宙ビジネスの蓮見大聖さん明治大学4年「AMATERAS SPACE」 2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各… (2024/3/13) Coral Capitalが虎ノ門ヒルズで「Startup Aquarium 2024」を開催。VCが大規模キャリアイベント ベンチャーキャピタルのCoral Capitalが主催する「Startup Aquarium 2024」が2024年3月2日(土)に虎ノ門ヒルズで開催されま… (2024/3/2) 創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら 注目のニュース 「千代田区CULTURExTECH ビジコン2024」が丸の内TOKYO創業ステーションで2024年3月19日に開催 明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得は宇宙ビジネスの蓮見大聖さん明治大学4年「AMATERAS SPACE」 優勝はブラジルから参加のBVC中山充さん!2/26 起業家プレゼン&交流大会「ライトニングトーク東京」 最新の創業手帳ニュース 【東京都】「安全・安心な東京の実現に向けた製品開発支援事業」(最大1,850万円助成) (2024/3/29) 「非住宅建築物ストックの省CO2改修調査支援事業」補助金 (2024/3/28) 「テナントビルの省CO2改修支援事業」補助金 (2024/3/28) 「民間建築物等における省CO2改修支援事業」補助金 (2024/3/28) 再生可能エネルギー発電事業の統合管理プラットフォームを開発・提供する「Tensor Energy」が4.5億円調達 (2024/3/28) 食品業界向けに調理ロボット・業務ロボットなどを展開する「TechMagic」が25.4億円調達 (2024/3/28) 自律ロボット遠隔支援サービスなどのロボットシステムやロボット開発技術を提供する「キビテク」が8.1億円調達 (2024/3/28) 「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(建築物等のZEB化・省CO2化普及加速事業) サステナブル倉庫モデル促進事業」 (2024/3/28) 「二酸化炭素排出抑制対策事業費等補助金(建築物等のZEB化・省CO2化普及加速事業)フェーズフリーの省CO2独立型施設支援事業」 (2024/3/28) 令和6年度「穀物グリーン化転換推進事業(籾殻利用循環型生産技術体系実証事業及びカメムシ斑点米発生抑制等生産体系実証事業)」補助金 (2024/3/28) 記事についてのお問い合わせはこちら 創業時に役立つサービス特集 どうする?オフィスのインターネット 低コストで成果の出るプロモーション動画を作るには? ISO認証を取得しないことによるデメリットとは?ISO取得におすすめのサポート 効果的な店舗(飲食店・美容室など)のSNS集客の方法・事例とおすすめツールは? 決裁者・経営者からのアポ獲得にはECApoがおすすめ!ワンクリックで商談獲得 創業期のTKC税理士の教えが今の自分の指標に 注目インタビュー記事 i-plug 中野智哉|獲得したい人材に直接オファーを送る「OfferBox」を新卒採用のメジャーツールにできた理由 放送作家 つげ のり子|テレビに取材されるためのポイントはコレ! 放送作家から見た「メディアが取り上げたくなる企業」の条件 RENDEZ-VOUS 浅岡亮太|メルカリ・DeNA出身の車好き起業家が描く未来 カーブジェン 中島正和|AIなどのDXの力で薬剤耐性問題を解決する ZenGroup スロヴェイ・ヴィヤチェスラヴ|透明でシンプルな越境ECで日本の商品を世界に届ける 実業家 守屋 実|上場しても株は持ち続ける。「新規事業立ち上げのプロ」のエンジェル投資
創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2019年10月7日 解説入り【10月07日】起業家むけ「気になるニュース」まとめ
10月07日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。
飲食大手✕小規模店舗のM&A進む
日経新聞が、外食業界で大手企業による小規模な飲食店のM&Aが進んでいる実例を報じました。吉野家HDや、「磯丸水産」のクリエイト・レストランツHDによる、小規模なチェーン展開をしている企業の買収や、お好み焼きチェーンを展開する千房HDや、ゴーゴーカレーグループによる個人経営の店舗買収などです。
売却する側にとっては、後継者・経営難で存続が難しい店の味を守ることができ、大手にとっては地域に根ざした顧客や展開ネットワークを獲得できる面があります。
チェーン展開している店だけでなく、個人経営のお店にも注目しているという点が新たな動きです。小規模な店の味を引き継ぎ、事業拡大につながる形での承継事例が増えると、廃業率の増加に歯止めをかける一手となりそうですね。
スマートロック、「鍵」の役割を超えた広がり
「スマートロック」が、人材不足などの社会的課題を解決するツールとして徐々に広がっています。スマートロックを使った経済圏の構築を目指すスタートアップ・ビットキーは、8月までに物流大手のセノホールディングスの子会社や、通販会社と提携。物流業界の再配達削減に取り組みます。今後も様々な業種と連携する予定だといいます。
企業向けサービス「カギカン」を展開するQurio(キュリオ)は、2020年4月から時間外労働の上限規制が中小にも規制されることを見越して、小規模な会社や個人事業主からの受注増加を狙います。中小企業であっても、入退室を監理できるサービスを作ることで、大手に比べて「隠れ残業」といった問題が発生しやすい現状を改善できます。
さまざまな業種との提携や、新たなテクノロジーとの融合によって、スマートロックの役割は単なる「鍵」を超えた領域に広がっていきそうですね。創業手帳では、ビットキーの江尻代表が壮大な構想を語るインタビュー記事も公開しています。こちらも参考にしてみてください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
10月04日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 大企業のベンチャー連携・投資を後押し 政府の未来投資会議 政府の未来投資会議にて、大企業の新分野への投資を後押しす…
10月24日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 国の研究開発委託にベンチャー枠 政府は、各省庁が外部に委託する研究開発にベンチャー企業向けの枠を設ける方針を示しま…
2020年3月26日、株式会社ATOMicaは、総額約1億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 株式会社ビットキーと株式会社ディーサイングループのジョイント・ベンチャーとして2019…
9月30日のニュースの中から、起業家がチェックしておきたいニュースをまとめました。 M&Aに減税措置検討 日経の甘利会長インタビュー 日経新聞が、甘利自民党税制調査階会長のインタビューを掲載。記事によ…
2020年1月23日、株式会社ビットキーは、総額39億300万円の資金調達を実施したことを発表しました。 本人認証と権利移転のプラットフォーム「bitkey platform(ビットキープラットフォー…
大久保の視点
2024年3月19日(火)にStartup Hub Tokyo 丸の内(TOKYO創業ステーション 丸の内 1F・千代田区)で千代田CULTURExTECH…
2024年3月13日(木)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第2回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
ベンチャーキャピタルのCoral Capitalが主催する「Startup Aquarium 2024」が2024年3月2日(土)に虎ノ門ヒルズで開催されま…
注目のニュース
最新の創業手帳ニュース