注目のスタートアップ

オンラインでの日中医療相談サービスや夜間オンコール代行サービスなどを手がける「ドクターメイト」が10億円調達

company

2024年9月24日、ドクターメイト株式会社は、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。

ドクターメイトは、介護施設向けに、オンラインでの日中医療相談サービスや夜間オンコール代行サービスなどを提供しています。

日中医療相談サービスは、施設ごとの嘱託医だけでは見切れない症状や病状をドクターメイト専門の医師に相談できるサービスです。また、オンライン診療と処方箋の発行サポートまでをワンストップで提供しています。

また、2022年12月に介護職向け医療教育サービス「Dスタ(DM-study)」をリリースし、2024年8月に認知症ケアに対するオンライン精神科相談サービスをリリースしています。

今回の資金は、プロダクト・サービスの強化に充当します。


内閣府「令和6年版高齢社会白書」によれば、2023年10月において、65歳以上人口は3623万人で、総人口に占める65歳以上人口の割合(高齢化率)は29.1%です。

この高齢化率は今後も高まり続け、2045年には36.3%に達する見込みです。

この高齢化の進展により国内では介護(関連)サービスの需要が高まっており、これに伴い介護業界ではさまざまな課題が生じています。

たとえば介護施設は人手不足が深刻化し、業務効率化・省人化に向けたサービス・プロダクトの需要が高まっています。

要介護度の高い高齢者が利用する施設では、日々さまざまな医療ニーズが生じます。しかしながら、医療従事者の数・質には限りがあることから、十分な医療を提供することができないという課題を抱えています。

ドクターメイトは、このような介護施設の医療ニーズに応えるため、日中医療相談や夜間オンコール代行など複数サービスを展開しています。

企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーが見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB DM-study Dスタ オンライン ドクターメイト 介護 介護施設 代行 代行サービス 医師 医療相談 夜間オンコール 対応 日中医療相談サービス 株式会社 相談 看護師 認知症ケア 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

仮想通貨の損益計算ツールや投資SNS「アイデアブック」を提供する「クリプタクト」が4億円調達
2020年12月10日、株式会社クリプタクトは、総額4億円の資金調達を実施したことを発表しました。 仮想通貨(暗号資産)の損益計算から資産管理、確定申告までサポートするサービスや、式・為替・仮想通貨等…
病院や医師向けのAI関連医療機器を開発する「アイリス」が資金調達
2022年6月29日、アイリス株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。これにより累計調達額が約40億円に達しています。 アイリスは、病院や医師向けのAI関連医療機器を開発しています。 202…
海外進出を見据えるスタートアップ向けのアクセラレータプログラム「KERNEL Global Startup Camp」が始動 参加者募集〆切は10/30
株式会社ディープコアは、アクセラレータープログラム「KERNEL Global Startup Camp」を開始することを発表しました。 「KERNEL Global Startup Camp」は、海…
都市型立体ロボット倉庫「CUEBUS」を提供する「Cuebus」が資金調達
2024年12月23日、Cuebus株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社豊田自動織機です。 Cuebusは、都市型立体ロボット倉庫「CUEBUS」を提供しています。 …
国産オリジナルのゲノム編集の基盤技術開発に取り組む「C4U」が15億円調達
2023年5月17日、C4U株式会社は、総額15億円の資金調達を実施したことを発表しました。 C4Uは、国産のゲノム編集技術であるCRISPR-Cas3を基盤技術とする、2018年3月に設立された大阪…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集