「エネルギー白書2024」(令和5年度エネルギーに関する年次報告)

tips

経済産業省 資源エネルギー庁は、「エネルギー白書2024」(令和5年度エネルギーに関する年次報告)を公表しました。

「エネルギー白書」は、政府がエネルギーの需給に関して講じた施策の概況について国会に提出する報告書です。

例年「エネルギー白書」では、エネルギー動向や、前年度においてエネルギー需給に関して講じた施策の状況について記載しています。

2024年はそれらに加え、以下の部分にフォーカスし紹介を行っています。
・福島復興の進捗
・カーボンニュートラルと両立したエネルギーセキュリティの確保
・GX・カーボンニュートラルの実現に向けた課題と対応


エネルギーは国民生活や経済活動にとって必要不可欠な要素です。

したがって、エネルギーの安定供給は、すべての国において重要な取り組みとなっています。

一方で、ロシアによるウクライナ侵攻や、イスラエル・パレスチナ情勢の悪化などにより、世界のエネルギー情勢を巡る不確実性が悪化し、安定供給に大きな懸念が生じています。この不安定な状況は燃料価格の高騰として現れており、日本は歴史的な円安もあわさって、かなりの影響を受けています。

そして、日本の電力需要については、人口減少や節電・省エネが進むことで家庭部門の需要の減少が予測される一方で、社会のデジタル化が進展し、データセンターや半導体工場の新増設などにより、産業部門の電力需要が大幅に増加することが予測されています。

このようなエネルギー動向は中長期的な経営戦略を立てる上でも重要となる情報です。

創業手帳では起業を目指す方などを対象に無料で専門家の紹介を行っています。起業にあたって不安や相談したいことなどがある起業家の方はぜひご活用ください。

また、起業家や専門家の生の声をもとに記事化した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」や、資金調達に特化した「資金調達手帳」も無料で発行しております。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ トレンド
関連タグ GX エネルギー エネルギーに関する年次報告 エネルギー白書2024 カーボンニュートラル 経済産業省 資源エネルギー庁
詳細はこちら

令和5年度エネルギーに関する年次報告 (エネルギー白書2024)PDF版

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」の設立方法完全ガイド|流れ・費用・必要書類など解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

【東京都】「ゼロエミッション推進に向けた事業転換支援事業(販路拡大助成)」
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「ゼロエミッション推進に向けた事業転換支援事業(販路拡大助成)」の公募について発表しました。 都内中小企業のゼロエミッション関連産業への参入やゼロエミッションに係…
2024年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」(新エネ中小・スタートアップ支援制度)公募
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2024年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」(新エネ中小・スタートアップ支援制度)の公募について発表しま…
独自の金属加熱技術により金属の製造・リサイクルの脱炭素化を実現する「SUN METALON」が31億円調達
2024年10月3日、株式会社SUN METALON(SUN METALON Inc.)は、総額31億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SUN METALONは、低コスト・低CO2・省スペー…
【2/17締切】令和7年度「エネルギー構造高度化・転換理解促進事業」
2025年1月14日、経済産業省資源エネルギー庁は、令和7年度「エネルギー構造高度化・転換理解促進事業」の公募について発表しました。 原子力発電施設が立地する自治体等が実施する、エネルギー構造の高度化…
レーザー核融合商用炉の実現を目指す「EX-Fusion」が26億円調達
2025年6月5日、株式会社EX-Fusionは、総額約26億円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は56億円になります。 EX-Fusionは、レーザー核融合商用炉の実現を目…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集