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2024年7月9日「エネルギー白書2024」(令和5年度エネルギーに関する年次報告)

経済産業省 資源エネルギー庁は、「エネルギー白書2024」(令和5年度エネルギーに関する年次報告)を公表しました。
「エネルギー白書」は、政府がエネルギーの需給に関して講じた施策の概況について国会に提出する報告書です。
例年「エネルギー白書」では、エネルギー動向や、前年度においてエネルギー需給に関して講じた施策の状況について記載しています。
2024年はそれらに加え、以下の部分にフォーカスし紹介を行っています。
・福島復興の進捗
・カーボンニュートラルと両立したエネルギーセキュリティの確保
・GX・カーボンニュートラルの実現に向けた課題と対応
エネルギーは国民生活や経済活動にとって必要不可欠な要素です。
したがって、エネルギーの安定供給は、すべての国において重要な取り組みとなっています。
一方で、ロシアによるウクライナ侵攻や、イスラエル・パレスチナ情勢の悪化などにより、世界のエネルギー情勢を巡る不確実性が悪化し、安定供給に大きな懸念が生じています。この不安定な状況は燃料価格の高騰として現れており、日本は歴史的な円安もあわさって、かなりの影響を受けています。
そして、日本の電力需要については、人口減少や節電・省エネが進むことで家庭部門の需要の減少が予測される一方で、社会のデジタル化が進展し、データセンターや半導体工場の新増設などにより、産業部門の電力需要が大幅に増加することが予測されています。
このようなエネルギー動向は中長期的な経営戦略を立てる上でも重要となる情報です。
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