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2022年11月11日CO2ゼロ電力・燃料の導入において利用者の購買行動による貢献量を算出する「CO2削減貢献量の算出サービス」が提供開始

2022年11月11日、株式会社テックシンカーは、「CO2削減貢献量の算出サービス」の提供を開始することを発表しました。
「CO2削減貢献量の算出サービス」は、CO2ゼロ電力・燃料を活用する企業の製品・サービスにおいて、協業先や消費者の購買行動がどれだけCO2排出量削減に貢献したかを算出できるサービスです。
数値による明確な情報発信が可能になり、より多くの協業先・消費者に訴求できます。
該当する事業分野における他社の環境負荷や利用者の商品・サービスの利用状況など外部環境の要素を洗い出し、複数の変化要因を組み合わせ、複数のモデルを構築し、それぞれに合った排出削減量を算出することで、実情に合った算出を実現しています。
テックシンカーはほかに、CO2排出量算出ソフトウェア/カーボンオフセットのプラットフォーム「オフ・エミッション」を運営しています。
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世界的な気候変動の対策として、CO2を中心としたGHG(温室効果ガス)の削減に向けた取り組みが各国で加速しています。
企業のCO2排出削減として一般的な方法には、再生可能エネルギーへの切り替え、省エネルギー設備などへの切り替え、生産・製造プロセスの効率化・革新、輸送プロセスの効率化などがあります。
とくにCO2排出ゼロ電力・燃料への切り替えはシンプルであり、わかりやすい排出量削減方法のひとつです。
以前まではこうした環境対策はコストになっていたのですが、近年は消費者の意識・価値観が変化し、環境に配慮した企業・製品・サービスを積極的に評価・利用するようになっています。つまり環境に配慮することが付加価値になっています。
しかしCO2排出ゼロ電力・燃料に切り替えたとしても、そのことを上手く発信できなければ意味がありません。
「CO2削減貢献量の算出サービス」は、実情に見合ったCO2削減への貢献を数値として可視化するサービスです。
これまで環境対策を上手く伝えられなかった企業も、貢献度合いをわかりやすく数値として消費者に提示することで、購買意欲を高めることができるようになるでしょう。
環境、社会、ガバナンスに配慮する企業に積極的に投資するESG投資が世界的に盛んとなってきています。サプライチェーン排出量を把握・管理することは投資家に対するアピールにもなります。「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受ける方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。
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