注目のスタートアップ

商用EVを開発・製造する「EVモーターズ・ジャパン」が16.4億円調達

company

2024年3月29日、株式会社EVモーターズ・ジャパンは、総額16億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

EVモーターズ・ジャパンは、商用の電気自動車(バス・トラック・トライクなど)に特化し、開発から販売までを手がけています。

30年以上培ってきた独自技術をもとに開発したモーター制御システム(アクティブ・インバーター)により、世界最高レベルの低電力化とバッテリーの長寿命化を実現しています。

今回の資金は、現在受注している車両の仕入れ資金、大量受注案件などに対応するための商用EV最終組み立て工場の建設資金(二期工事)、試作車両・デモ車開発の研究費、組織体制の強化などに充当する予定です。


気候変動への対策の一環として、環境に負担をかけない電気自動車(EV)の普及が世界中で進められています。

こうした状況下で、商用車(社用車)のEV転換を進める企業が目立つようになってきています。

というのも日本における二酸化炭素排出量においては、運輸部門が全体の17.4%(2021年度)とかなりの割合を占めているため、企業全体の脱炭素化のためには、車両のEV転換が重要であるからです。

このように商用EVの需要が高まる中、商用EVを手がける企業の成長も目立ちます。

EVモーターズ・ジャパンは、独自技術によりバッテリーの長寿命化と低電力化を実現した商用EVを手がけています。

2023年は、富士急行株式会社、伊予鉄バス株式会社、東急バス株式会社、那覇バス株式会社など、国内の複数の企業にEVバスなどを納車しています。

ビジネスの大きな成長のためには戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が必要です。起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるための方法など、資金調達のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB EV EVモーターズ・ジャパン トライク バス モビリティ リチウムイオン電池 商用EV 商用車 株式会社 物流車 社用車 自動車 製造 販売 資金調達 電気自動車
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

農業に特化した経営管理クラウド「RightARM」を提供する「テラスマイル」が1億円調達
2025年9月17日、テラスマイル株式会社は、総額1億円の資金調達を発表しました。 テラスマイルは、農業に特化した経営管理クラウド「RightARM(ライトアーム)」を開発・提供しています。 農業にま…
美容皮膚領域のオンライン診察/医薬品ECプラットフォーム「東京美肌堂クリニック」提供の「LATRICO」が3億円調達
2022年1月26日、株式会社LATRICOは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 オンライン医薬品ECプラットフォーム「東京美肌堂クリニック」を提供しています。 LINEを活用した…
AI・ソフトウェア・ハードウェアを融合させたクロスソリューションを開発・提供する「ロビット」が2.5億円のコミットメントライン契約を締結
2023年12月8日、株式会社ロビットは、株式会社商工組合中央金庫と2億5,000万円のコミットメントライン契約を締結したことを発表しました。 ロビットは、AI・ソフトウェア・ハードウェアを融合させた…
ゲーム・マシン・レンタルの「ミダスエンターテイメント」が5,000万円調達
2020年7月31日、、株式会社ミダスエンターテイメントは、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 アミューズメント施設へのゲーム・マシンのレンタル事業や、オンライン・クレーン・ゲ…
VTuber事務所「my dear. production」を運営する「any style」が1.2億円調達
2023年6月26日、株式会社any styleは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 any styleは、VTuber事務所「my dear. production」の…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集