注目のスタートアップ

個人向けエシカルプラットフォーム「trophee」を開発する「STACTs」が4,000万円調達

company

2023年1月11日、株式会社STACTsは、総額4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

STACTsは、個人向けエシカルプラットフォーム「trophee」を運営しています。

「trophee」は、人びとがエシカルな行動を始める・加速させる個人向けエシカルプラットフォームです。

第1弾として、リワードエシカルECのβ版サービスを近日ローンチする予定です。

リワードエシカルECは、エシカルな施策に積極的な企業・ブランドの商品を購入することで、ユーザーはリワードとして経済的ベネフィット(購入した金額の一定割合)を得ることができるECです。

β版では、商品カテゴリ、企業(ブランド)を限定した形で運用を開始します。

今回の資金は、エシカルECの正式版リリースに向けた開発、体制強化、関連領域のサービスの拡充に充当します。


2001年に策定されたMDGs(ミレニアム開発目標)を発展させる形で2015年9月の国連サミットにおいて全会一致で採択されたSDGs(持続可能な開発目標)。

SDGsは2030年までに持続可能でより良い世界をつくることを目指す国際目標で、「貧困をなくそう」「質の高い教育をみんなに」「ジェンダー平等を実現しよう」「気候変動に具体的な対策を」など17ゴールと169のターゲットが設定されています。

すでにSDGsは消費者にも強く意識されており、企業のサステナブルな取り組みや環境に配慮した商品が好意的に受け入れられています。

さらに積極的に人・社会・地域・環境に配慮した消費を行うエシカル消費(倫理的な消費)を実施する消費者も増えており、今後さらにSDGsの意識・エシカル消費が広まっていくことが予測されます。

一方、エシカル消費を実施したくても、小売店などではエシカルな商品を手に入れるのが難しかったり、エシカルな商品の信頼性などにも課題があります。

STACTsは、エシカル消費・行動をQOL向上つなげるため、個人向けエシカルプラットフォーム「trophee」を開発しています。

SDGsに対する取り組みは、マーケティングにおいて重要視されはじめています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期でも行えるネットを活用したPRノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ EC ESG SDGs β版 エシカル エシカル消費 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

エッジAIを開発・提供する「エイシング」が資金調達
2023年9月1日、株式会社エイシングは、資金調達を実施したことを発表しました。 エイシングは、エッジデバイスで推論を行うエッジAIの中でも、推論に加えて学習も可能であり、より省メモリなエンドポイント…
ソーシャルアプリ「TapNow」を提供する「サンゴテクノロジーズ」が1億円調達
2023年2月6日、サンゴテクノロジーズ株式会社は、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 サンゴテクノロジーズは、次世代SNSアプリ「TapNow」を提供しています。 撮影した写真・保存…
即時尿検査キットを開発・販売する「ユーリア」が資金調達
2024年3月25日、株式会社ユーリアは、資金調達を実施したことを発表しました。 ユーリアは、個人向けの即時尿検査キットを開発・販売しています。 シート上の検査キットに尿をかけ、専用のアプリで撮影する…
建設部材の調達プラットフォームを提供する「BALLAS」が18.4億円調達
2025年4月2日、株式会社BALLASは、総額18億4000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 BALLASは、建設部材の調達プラットフォーム「BALLAS」を提供しています。 建設工事会…
スポーツ・ウェルネスD2Cの「TENTIAL」が資金調達
2020年7月1日、株式会社TENTIALは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社アカツキや、プロ・テニス・プレイヤーの西岡良仁選手などです。 スポーツ・メディア「SPOSHIR…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集