注目のスタートアップ

「プリズムテック」が6,000万円調達 営業・マーケティングデータからスター顧客を発掘する「KEEN Manager」β版先行登録受付開始

company

2022年10月13日、プリズムテック株式会社は、総額6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、「KEEN Manager(キーン・マネージャー)」β版の先行登録の受付開始も発表しています。

「KEEN Manager」は、企業の営業・マーケティングデータからスター顧客を発掘するマーケティングツールです。

社内の複数のツール・SNSからエンドユーザーの行動・発信データを統合し、エンドユーザーの活動実績をスコアリングして全体の状況を把握し、熱量の高いユーザーを発見するツールです。

さらに、スター顧客の候補者に対し、その活動傾向から最適なロイヤリティ向上の施策をおすすめします。

「KEEN Manager」β版のリリースは、2022年11月を予定しています。

今回の資金は、「KEEN Manager」の開発推進や、サービス開発体制の構築、採用強化に充当します。

世に出ているプロダクト・サービスには熱心なファンがついていることがあります。

こうした熱心なファンは、SNS・ブログなどでそのプロダクト・サービスの魅力を伝えてくれます。

顧客が率先してPRしてくれるようになるだけでなく、消費者発の情報は企業の広告・宣伝よりも消費者に対する印象が良いという特徴があります。

そのため、ファンを育成することに重点を置いた、ファンマーケティングという手法が確立され、新たなマーケティング手法のひとつとして注目されています。

一方、ファンは可視化が難しい存在でもあります。ただ購買金額が大きい顧客であっても、他に良い商品がないから、といった消極的な動機でプロダクト・サービスを利用し続けている可能性があります。

「KEEN Manager」は、エンドユーザーをスコアリングし、熱量の高いファン(スター顧客)を発掘することができるサービスです。

さらにスター顧客候補に応じて最適な育成施策を提案するため、データを活用したスター顧客の発掘・育成を実現できます。

近年、マーケティングではテクノロジーの活用によって効率化や、新たなマーケティング手法の開拓が進んでいます。創業期はPR・マーケティングに多くの予算をかけることはできないかもしれませんが、SNSマーケティングなど中長期的に資産となるマーケティング手法などもあります。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ホームページの作成ノウハウや、ネット初心者のためのネットPR方法など詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ KEEN Manager エンドユーザー キーン・マネージャー コミュニティ ファン ファンマーケティング プリズムテック マーケティング 営業 株式会社 資金調達 顧客
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

女性向けライフスタイルブランド「Rinē」を運営する「Neith」が妊娠アプリ「ninaru」などを運営する「エバーセンス」と資本業務提携
2023年3月29日、株式会社Neithは、株式会社エバーセンスと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 Neithは、女性向けライフスタイルブランド「Rinē(リネ)」において、女性向け「…
不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL」 iOSアプリをリリース
2022年12月16日、クリアル株式会社は、不動産ファンドオンラインマーケット「CREAL(クリアル)」において、iOSアプリをリリースしたことを発表しました。 「CREAL」は、個人向けに大型不動産…
エッジAIプロセッサー「AiOnIc」を開発する「ArchiTek」が11.8億円調達
2022年6月20日、ArchiTek株式会社は、総額約11億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 ArchiTekは、エッジ側でのAI処理と画像・音声処理を行うエッジAIプロセッサ…
データ分析・可視化のコンサルティングサービス提供の「データビズラボ」が1.5億円調達
2021年6月1日、データビズラボ株式会社は、総額約1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 顧客企業の、デジタル戦略設計フェーズから、データ分析・可視化、社内推進までを伴走支援する…
アプリそのものが病気を治療する「治療アプリ」開発・提供の「CureApp」が21億円調達
2021年3月12日、株式会社CureAppは、総額約21億円の資金調達を実施したことを発表しました。 革新的な治療法(デジタル療法)である治療用アプリを研究開発・提供しています。 2020年8月には…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集