「アンドパッド」が住宅業界の検査品質の標準化を実現する「ANDPAD検査」を大幅リニューアル

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2022年11月21日、株式会社アンドパッドは、「ANDPAD検査」を大幅にリニューアルし、新しい製品として提供を開始することを発表しました。

「ANDPAD検査」は、住宅施工時の工程内自主検査の標準化と、施工品質向上を実現するサービスです。

従来の機能である検査結果の入力に加え、是正対応状況の一元管理や、現場を横断した検査の進捗把握などを可能にします。

アンドパッドはほかに、クラウド型建設プロジェクト管理サービス「ANDPAD」を提供しています。

工程内検査とは、完成に至るまでの工程間で行う検査のことです。ミスが発生していないか、不良がないかなど、主に品質管理のために実施されます。

住宅建築においては、次の手順に移る前に工程内検査を行い、施工の品質を確認し、手戻り作業を極力削減するために行います。

検査においては、紙の図面、検査記録表、カメラ、ノートなどアナログな方法が採用されており、報告書作成に多くの時間がかかることが課題となっています。

「ANDPAD検査」は、検査シートのテンプレートによる検査項目・業務の標準化、写真登録などの効率化などにより、工程内検査を効率化するサービスです。

建設業では就業者の高齢化と若年層の減少が進んでおり、ベテランの引退による技術・ノウハウの喪失への対策が必要となっています。

そのため、業務の標準化は属人化を解消するために重要な施策のひとつでもあります。

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