ストリートダンスバトル大会「DANCE ALIVE」をプロデュースする「アノマリー」が「NTTドコモ」と資本業務提携

tips

2022年5月20日、株式会社アノマリーは、株式会社NTTドコモと、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。

また、ドコモを引受先とする、4億5,000万円の資金調達を実施したことも併せて発表しました。

アノマリーは、2005年からストリートダンスバトル大会「DANCE ALIVE」シリーズを展開しています。

ほかには、ダンスなどストリートカルチャーを活用したイベントの企画・運営・制作、ダンスニュースメディア「Dews」の運営、映像制作事業、ダンサーのキャスティング事業、振り付け制作事業などを展開しています。

NTTドコモは、2022年3月31日から、マルチデバイス型仮想空間(メタバース)「XR World」の提供を開始し、XR事業としてメタバースを展開しています。

今回のNTTドコモとの提携により、ドコモの持つXR技術とダンスをかけ合わせ、バーチャル・リアル空間の双方でダンスコミュニティ事業を推進していきます。

具体的には、様々なダンスモーションやダンスコンテンツをメタバース上で展開していきます。

一般社団法人ストリートダンス協会によると、日本のストリートダンス人口は600万人を超えています。この人口は野球やサッカーなどとほぼ同等の数となっています。

また、2012年度(平成24年度)から、中学校保健体育において、ダンスが必修となりました。小学校の表現運動を合わせると、計9年間ダンスを行うこととなります。

ダンスは、自分の身体さえあればいつでもどこでも行うことができる表現です。また言語の垣根も存在しないため、グローバルな表現としても注目されています。

若者の間で流行しているSNSであるTikTokでも、音楽に合わせてダンスを披露する投稿も多く、確実に文化のひとつとして根づいているといえます。

一方で、ダンサーがダンスで生きていくには、バックダンサー・振付師・指導者など狭い選択肢しかありません。

ダンスは広く浸透してきている文化であり、今後もダンスを趣味としたり夢としたりする人も増えてくると考えられます。

アノマリーは、そのようなダンサーの活躍の場を広げるため様々な事業を展開しています。

他社との提携や協業は、収益を伸ばすだけでなく、新たなイノベーションにもつながるかもしれません。「冊子版創業手帳」では、人脈を広げる方法や、商工会議所の活用方法など、販路拡大や提携先をみつけるためのノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ DANCE ALIVE Dews NTTドコモ XR XR World ストリート・カルチャー ストリート・ダンス ダンス ダンスアライブ メタバース 大会 文化 株式会社 芸術 資本業務提携 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

インフルエンサーマーケティングツール「Astream」などを展開する「A」が6億円調達
2023年6月20日、株式会社A(エース)は、デットファイナンスにより総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Aは、インフルエンサーマーケティングツール「Astream」や、SNSマーケテ…
飲食店向けクラウド型モバイルPOSレジ「POS+ food」に注文・調理の進捗状況一元管理機能「POS+ kitchen display」が追加
2020年11月24日、ポスタス株式会社は、「POS+ food」のオプション・サービス「POS+ kitchen display(ポスタスキッチンディスプレイ)」を提供開始することを発表しました。 …
在庫管理SaaS「ロジクラ」提供の「ニューレボ」が1.2億円調達
2020年1月15日、株式会社ニューレボは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 在庫管理SaaS「ロジクラ」を開発・提供しています。 倉庫でのピッキングや、検品などの業務を…
生殖補助医療の自動化システムを開発する「アークス」がNEDO DTSU STSフェーズに採択
2023年9月21日、株式会社アークスは、国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構 (NEDO)が実施した、2023年度「ディープテック・スタートアップ支援基金/ディープテック・スタートアッ…
「早稲田大学ベンチャーズ」が極微量タンパク質の検出を可能とする技術を保有する研究開発型スタートアップ「BioPhenoMA」に2億円の創業投資を実行
2023年5月24日、早稲田大学ベンチャーズ株式会社(WUV)はWUV1号ファンドより、株式会社BioPhenoMAに約2億円の創業投資を行ったことを発表致します。 BioPhenoMAは、早稲田大学…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集