自動車の整備・修理出張サービスの「Seibii」と車を持てない人びとの与信力を高める「Global Mobility Service」が業務提携

tips

2021年11月18日、株式会社Seibiiは、Global Mobility Service株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。

Seibiiは、ネットから簡単に相談・依頼できる整備・修理・パーツ取付等の出張サービス「セイビー」を開発・運営しています。

Global Mobility Serviceは、IoTデバイスをクルマに搭載し管理することで、ローン審査に通過できず車が持てなかった人びとの与信力を高め、ファイナンスの機会を創出するFintechサービスを提供しています。

今回の提携により、Global Mobility Serviceが提供する「配送ドライバー向け自動車リース」において、Seibiiは「メンテナンスパック」を提供し定期的な点検と車の整備・修理をサポートします。

自動車整備市場は一般的に斜陽産業とみられているものの、一般社団法人日本自動車整備振興会連合会が公表している「令和2年度 自動車分解整備業実態調査結果概要」によると、2020年度の自動車整備市場の市場規模(総整備売上高)は5兆6,561億円であり、巨大市場といえます。

作業内容別で大幅に増えているのが定期点検整備の7.6%であり、このことから自動車を利用する多くの企業がガバナンス・コンプライアンスの意識が向上していることが伺えます。

また世界の自動車整備市場についても成長基調であることが予測されています。こちらもガバナンス・コンプライアンス意識の向上と、新興国を中心に自動車の保有台数が増加していることが要因と考えられます。

Global Mobility Serviceによると世界では、ローンやファイナンスを利用できない低所得層・貧困層は17億人も存在します。

車さえあれば働くことができる人びとも少なくはなく、Global Mobility Serviceはこれらの低所得層・貧困層にローン・ファイナンスの機会を提供することにより、低所得・貧困を抜け出すことを支援しています。

車の整備は専門分野であり一般ユーザーではわからないことが多いでしょう。企業経営においても起業家ではわからない専門的な部分があります。その場合は専門家に相談することが重要です。創業手帳では無料の専門家紹介を行っています。ぜひご活用下さい。

カテゴリ トレンド
関連タグ Fintech Global Mobility Service IoT サービス ファイナンス メンテナンス リース ローン 与信 修理 出張 契約 整備 株式会社 業務提携 点検 自動車
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
酒類販売業免許とは?お酒の販売には免許が必要!飲食店開業のための酒販免許取得を専門家が解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

日本酒ブランド「SAKE HUNDRED」など日本酒事業展開の「Clear」が12.95億円調達
2021年5月26日、株式会社Clearは、総額12億9,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 日本酒ブランド「SAKE HUNDRED(サケハンドレッド)」や、国内外に日本酒情報を発信…
コミュニケーションのAI解析「UpSighter」提供の「コグニティ」が1.9億円調達
2020年1月15日、コグニティ株式会社は、総額1億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 AIがトーク内容を自動解析し改善点を提示するサービス「UpSighter(アップ・サイター)…
建築家プラットフォーム「アーキタッグ」などを運営する「青山芸術」が資金調達
2022年12月22日、株式会社青山芸術は、資金調達を実施したことを発表しました。 青山芸術は、建築家プラットフォーム「アーキタッグ」や、建築家と家を立てたい人をマッチングする「titel(タイテル)…
ブロックチェーン事業の「フロッグカンパニー」が「クォンタムオペレーション」と資本業務提携
2019年1月31日、フロッグカンパニー株式会社は、株式会社クォンタムオペレーションとの資本業務提携に合意したことを発表しました。 フロッグカンパニーは、ブロックチェーンを活用したサービスの設計・開発…
レシート買取アプリ「ONE」運営の「WED」が資金調達
2022年1月27日、WED株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 レシート買取アプリ「ONE」を運営しています。 アプリをインストールしたユーザーに自身の買い物によって出たレシートを撮影…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集