注目のスタートアップ

美容従事者向け複合型シェアサロン「SALON VILLAGE」運営の「WBP」が資金調達

company

2021年11月15日、株式会社WBPは、資金調達を実施したことを発表しました。

美容従事者(美容師、ネイリスト、アイリスト、エステティシャン)向けの複合型ビューティーシェアサロン「SALON VILLAGE」を運営しています。

独立する美容従事者に必要な機材を備えたサロンを貸すシェアサロンと、独自のブランド化ができる働き方サポートシステムを提供しています。

サロンは、個室を1カ月24時間利用できる個室専有プランと、短期・単発のマッチングプランを用意しています。

厚生労働省の「令和元年度衛生行政報告例」によると、美容室の数は年3,000~4,000件ペースで増加しており、2019年度には全国に254,422店舗存在しています。

この店舗数はコンビニの店舗数の約5倍と非常に多く、飽和状態であるといわれています。

美容業界では、新卒でサロンに入社。アシスタントとして働きながらレッスンを行い、数年後にスタイリストとなり、そのサロンでスタイリストとして継続して働くか、転職を行います。その後、スタイリストとして技術を確立していき独立するというキャリアが一般的となっていました。

しかし飽和状態にある美容市場では、独立しても顧客を得られず廃業してしまうということが予測されます。

そこで近年増加しているのが、フリーランスの美容師としての働き方です。

以前からもフリーランスの美容師は存在しており、サロンの一画を貸してもらいそこで営業するという形態をとっていました。

シェアサロンの登場によりフリーランスの美容師は働きやすくなり、SNSなどで顧客とのつながりをつくれるようになった現在では、新たな美容師の働き方として定着しつつあります。

サロンは美容師が仕事をするために必要ですが、起業家が仕事をするためにはオフィスが必要となります。シェアオフィスやコワーキングスペースを利用する手もありますので、そのほかのオフィス形態と比較検討するとよいでしょう。「冊子版創業手帳」では、これらのオフィスを比較し、創業期に最適なオフィス形態を明らかにしています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ SALON VILLAGE エステティシャン サロン シェア シェア・サロン ネイリスト 株式会社 美容 美容師 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

医療支援クラウドサービス「LOOKREC」を提供する「エムネス」が「アイテック阪急阪神」と資本業務提携
2023年10月16日、株式会社エムネスは、アイテック阪急阪神株式会社と資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 エムネスは、医療支援クラウドサービス「LOOKREC」の提供や、医療機関や健診機…
船の自動運転技術を開発する「エイトノット」が資金調達
2024年5月17日、株式会社エイトノットは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、池田泉州キャピタル株式会社が運営し、株式会社池田泉州銀行等が出資する「関西イノベーションネットワーク2号…
薬局向けのオンライン事務員による処方箋入力代行サービスを提供する「プレカル」が1億円調達
2022年5月11日、株式会社プレカルは、1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 プレカルは、薬局向け自動受付・自動入力システム「precal(プレカル)」を提供しています。 自動受付システム…
子ども向けオンライン英会話スクールやオンラインダンススクールを運営する「ハグカム」が資金調達
2022年6月1日、株式会社ハグカムは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社旺文社ベンチャーズと、SOLIZE株式会社です。 子ども向けオンライン英会話スクール「GLOBAL C…
次世代型ブロックチェーン技術「Grid Ledger System(GLS)」を開発する「アーリーワークス」が1億円調達
2020年7月31日、株式会社アーリーワークスは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 次世代型ブロックチェーン「Grid Ledger System(GLS)」を開発・展開しています…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集