デザイナーズブランドのユーズドセレクトショップ「RAGTAG」に多言語化サービス「WOVN.io」が導入

tips

2021年6月16日、Wovn Technologies株式会社は、提供する「WOVN.io(ウォーブン・ドットアイオー)」が、株式会社ティンパンアレイの運営する「RAGTAG(ラグタグ)」越境ECサイトに導入され、多言語での公開が開始されたことを発表しました。

Wovn Technologiesが提供する「WOVN.io」は、たった1行のコードを追加するだけで、Webサイトを多言語化するサービスです。

2021年6月現在、国内外18,000以上のサイトに導入されています。

株式会社ティンパンアレイが運営する「RAGTAG」は、創業30年以上のキャリアを持つユーズドセレクトショップです。

これまで「RAGTAG」が展開するECサイトは日本語のみに対応していましたが、「WOVN.io」の導入により多言語対応を行い、越境ECとしてサービスを展開していきます。

経済産業省によると、2019年の日本・米国・中国の3カ国間における越境ECの市場規模は、いずれの国の間でも増加しています。

中国消費者が日本事業者から購入した額は1兆6,558億円(前年比7.9%増)で、米国消費者が購入した額は2兆94億円(前年比16.3%増)となっており、今後も増加する見込みです。

越境ECで最大の課題となるのが言語の問題です。

無料で利用できる機械翻訳はいくつもありますが、まだ完璧な精度とは言い難い状況にあります。

ECにおいて誤情報を発信してしまうのはリスクとなってしまいますので、翻訳には気を使う必要があります。

WebサイトやECの多言語対応は、翻訳スキルを持つ人材を雇用したりアウトソーシングするといったことが考えられますが、「WOVN.io」のような多言語化を実現するサービスを活用することもできます。

海外市場は非常に大きな市場であるため、参入することで利益の向上を見込めます。「冊子版創業手帳」では、海外展開の始め方のノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ EC サイト 多言語 株式会社 翻訳 自動 越境EC
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

インテグレーションサービスやNFTシステム開発を展開する「ディマージシェア」が「クロス・マーケティンググループ」と資本業務提携
2022年8月29日、株式会社クロス・マーケティンググループはグループ内CVCである株式会社クロスベンチャーズを通じて株式会社ディマージシェアの株式を一部取得し、資本業務提携契約を締結したことを発表し…
インフルエンサーマーケティングツール「Astream」などを展開する「A」が6億円調達
2023年6月20日、株式会社A(エース)は、デットファイナンスにより総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Aは、インフルエンサーマーケティングツール「Astream」や、SNSマーケテ…
「SOICO」がベンチャー向け融資・助成金の調達代行サービスを開始
2020年4月10日、SOICO株式会社は、ベンチャー企業経営者向けに融資・助成金の調達代行サービスを開始したことを発表しました。 このサービスは、新型コロナウイルス感染症拡大の影響による資金繰り悪化…
クラウド資産の可視化と安全なクラウド運用を実現する「Cloudbase」提供の「Levetty」が1.3億円調達
2022年8月24日、Levetty株式会社は、総額1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、「Cloudbase」を正式リリースしたことも併せて発表しました。 「Cloudb…
一滴の尿からがんを早期発見する検査技術など開発の「Icaria」が資金調達 「Craif株式会社」に社名を変更
2020年6月17日、Icaria株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 また、Craif株式会社に社名変更したこともあわせて発表しました。 尿中に含まれているmicroRNAを高効率に分…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集