製造業向けサプライチェーンリスク管理クラウド「Spectee SCR」を提供する「Spectee」が16億円調達
2026年3月30日、株式会社Specteeは、総額16億円の資金調達を発表しました。
今回の資金調達により、累計調達額は36億円となりました。
Specteeは、AI防災・危機管理ソリューション「Spectee Pro」や、製造業向けサプライチェーンリスク管理クラウド「Spectee SCR」を提供しています。
「Spectee SCR」は、リスク情報プラットフォームとサプライチェーンの多層構造を可視化するサプライヤー連携機能を組み合わせたシステムです。
災害・事故・地政学リスクなどをリアルタイムに検知し、それがどのサプライヤー拠点・どの部品に影響するのかといった情報を提供します。さらに、AIによるリスク予測や危機回避の示唆など、意思決定のサポートも行います。
今回調達した資金は、「Spectee SCR」の事業拡大・プロダクト強化に活用します。
気候変動の深刻化やインフラ老朽化の進行により、災害の頻発化・激甚化が大きな課題となっています。さらに世界情勢の不安定化を背景に、地政学リスクもこれまで以上に高まっており、企業のサプライチェーンは多面的な脅威にさらされています。
こうした状況では、複雑化する供給網のどこにボトルネックが潜んでいるのかを可視化し、有事の際の影響を最小限に抑えるためのリスク管理が不可欠です。そのため、リアルタイムで情報を収集・分析し、迅速な意思決定を支援するリスク管理プラットフォームへのニーズが高まっています。
Specteeが提供する「Spectee SCR」は、こうした課題に対応するためのソリューションです。全世界のニュース、SNS投稿、気象データ、地政学リスク情報などをリアルタイムに収集し、サプライヤーや物流網への影響を自動で分析します。
これにより、企業は災害や国際情勢の変化を早期に把握し、サプライチェーンの寸断リスクを最小化するための対策を迅速に講じることができます。複雑化する外部環境に対応するうえで、こうしたプラットフォームの重要性は今後さらに高まっていくと考えられます。
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