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2024年10月10日海運・物流業界向けコミュニケーションプラットフォームを提供する「Logipeace」が100万シンガポールドル(約1.1億円)調達

Logipeace Pte. Ltd.(株式会社ロジピース)(本社:シンガポール)は、100万シンガポールドル(約1.1億円)の資金調達を実施したことを発表しました。
Logipeaceは、海運・物流業界向けのコミュニケーションプラットフォーム「Shipeace(シッピース)」を提供しています。
社内外で関わる人びとがいつでもどのデバイスでも、状況の確認や情報の共有・アップデートを可能にするコミュニケーションプラットフォームです。これにより情報共有に費やしていた時間を削減し、コア業務に集中できる環境を提供します。
また、これまで紙ベースで実施していたチェックリストもプラットフォーム上で管理ができ、ペーパーレス化と承認依頼の効率化を実現します。
最終ゴールとして、生成AIを活用した物流オペレーション業務のセミオート化の実現を目指しています。
今回の資金は、さらなる開発体制の強化に充当します。
海運は海上ルートを利用した貨物・旅客輸送です。重量・距離あたりのコストが他の輸送手段に比べて低く、大量・長距離輸送に適しているというメリットを有しています。
一方で、積み下ろしのための港が必要である、飛行機・鉄道・自動車と比較して速度が遅く日数がかかる、航路に制約があるといったデメリットを有しています。
近年は、SDGs(持続可能な開発目標)の推進により、環境負荷の低い営為への転換が進められている中で、物流業界においても高効率を特徴とする海運への注目が高まっています。
こうした中で、より海運の利便性を向上させる取り組みが増えてきています。
海運において大きな課題となっているのが、情報共有・管理に関する課題です。
海上は陸上で利用している高速ブロードバンド通信が使えない状況が長らく続いていました。そのためデジタル化が遅れており、情報共有などについてもアナログで非効率的な手法が現在も用いられています。
Logipeaceは、海運業界向けコミュニケーションプラットフォーム「Shipeace」の提供を通じ、情報共有・管理の課題解決に貢献しています。
さまざまなデジタルツールが登場している現在、企業を成長させるためには、自社に最適なテクノロジーやシステムを導入・活用することが重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。
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