注目のスタートアップ

酒粕などの未活用素材を用いてエシカルジンの蒸留・販売を行う「エシカル・スピリッツ」が資金調達

company

2024年9月17日、エシカル・スピリッツ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。

エシカル・スピリッツは、酒粕やカカオの皮などの未活用素材を用い、エシカルジンの蒸留・販売を行っています。

2021年に設立した都市型蒸留所「東京リバーサイド蒸留所」では、1階にオフィシャルストア、2階に料理とジンを楽しめるBar & Diningを併設し、エシカルジンを直接届ける拠点として運営しています。

今回の資金調達により、2025年春から本格始動する「つくばねグリーンヒル蒸溜所」におけるジンの生産拡大、世界初となる「木の酒」を民間事業者として製品化・販売する「WoodSpirits」プロジェクトにおける開発・生産、未活用素材を価値化したスピリッツの国内外展開拡大を加速します。


ジンは植物(ボタニカル)によって香りがつけられていることを特徴とする蒸留酒です。

ジンはベーススピリッツや香り付けの植物の選択が自由であり、また熟成を必要としないため、作ってすぐに売ることができることから、近年はクラフトジンとして多様なジンを手がける蒸留所が世界中で増加しています。

このような背景のもと、エシカル・スピリッツは、酒粕やカカオの皮などの未活用素材を用い、その価値を引き出したジンをエシカルジンと定義し、そのエシカルジンの蒸留・販売を行っています。

酒粕焼酎をベーススピリッツに、複数のボタニカルを合わせて再蒸留したエシカルジン「LAST」や、余剰となってしまった輸入ビールや日本酒などを原酒とした「REVIVE」、カカオの皮(カカオハスク)など未活用素材を主役とした「ÉTHIQUE」などのジンを手がけています。

企業・事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ WoodSpirits アルコール エシカル・スピリッツ エシカルジン エシカル消費 エシカル生産 お酒 クラフトジン ジン 木の酒 東京リバーサイド蒸溜所 株式会社 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
【2025年最新】クラウドファンディングのやり方とは?仕組み・種類・始め方の手順ガイド
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説
一般社団法人設立サムネイル
一般社団法人の設立方法を徹底解説|手続きの流れ・必要書類・費用・メリットなど

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

SNSを活用した写真教室・教材販売の「CURBON」が8,000万円調達
令和元年7月31日、株式会社CURBONは、8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 SNSで多数のフォロワーを持つ写真家を講師とした対面型写真教室の実施や、写真技術のeラーニング講座配…
AI応用技術メディア「アイブン」運営の「Parks」が資金調達
2019年12月17日、株式会社Parksは、資金調達を実施したことを発表しました。 AI応用技術メディア「アイブン」を運営しています。 2019年12月現在、産業に使えるAI技術ナレッジを400件リ…
次世代移動サービス支援ソリューション開発の「MaaS Tech Japan」が資金調達
2020年3月12日、株式会社MaaS Tech Japanは、資金調達を実施したことを発表しました。 MaaS(Mobility as a Service、次世代移動サービス)に関する対外的な情報発…
道路点検AI開発の「アーバンエックステクノロジーズ」が8,000万円調達
2020年10月15日、株式会社アーバンエックステクノロジーズは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 道路点検AIや、道路損傷検出サービス「My City Report for…
建設業界の職人と工事会社のマッチングサービスなどを手がける「助太刀」が「パナソニックホールディングス」から資金調達
2024年7月26日、株式会社助太刀は、パナソニック ホールディングス株式会社から資金調達を実施したことを発表しました。 また、パナソニックHD傘下で、住宅設備・建材の製造・販売を担うパナソニック ハ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集