「インバウンド受入環境整備高度化事業」2次公募

subsidy

観光庁は「インバウンド受入環境整備高度化事業」の2次公募について発表しました。

訪日外国人旅行者の周遊の促進や消費の拡大、地方誘客を図るため、全国の観光地における個々の観光スポットや広域的な周遊に係る一体的な環境整備の取組等を支援しています。

訪日外国人旅
行者の周遊の促進・消費の拡大を図るため、訪日外国人旅行者の来訪の増加が見込まれる市区町村に係る観光地において、公共交通機関の駅等から個々のスポットに至るまでの散策エリアにおける「まちあるき」や広域的な周遊に係る環境整備を一体的に進める事業(面的整備事業)及び道の駅、みなとオアシス等の訪日外国人旅行者の来訪が特に多い観光拠点施設等における拠点機能の強化を図る事業(拠点機能強化事業)を実施し、ストレスフリーで快適に旅行を満喫できる環境の整備を図るために要する経費の一部を補助します。

補助対象事業者

高度化計画に記載された事業を実施する者。

高度化計画策定者

市区町村、都道府県、観光地域づくり法人(DMO)、民間事業者など。

補助対象事業

「面的整備事業」

A. 賑わい環境の創出
 (1)ナイトタイムエコノミーの環境整備
 (2)イベント開催等により賑わい拠点となる屋外広場の整備
B. 新たなニーズへの対応・新技術の活用
 (3)ワーケーション環境の整備
 (4)ICTを活用したゴミ箱の整備
 (5)多様な移動手段の整備
C. ストレスフリー・快適な旅行環境の整備
 (6)多言語案内の整備
 (7)観光スポット等の掲示物等の多言語化整備
 (8)無料公衆無線LAN環境の整備
 (9)飲食店、小売店等も含めた地域における多言語対応、先進的決済環境の整備
 (10)トイレの高機能化及び洋式便器の整備
 (11)手ぶら観光カウンターの機能向上
D. ユニバーサル対応
 (12)段差の解消
 (13)子供連れ環境の整備
 (14)近距離移動支援モビリティの整備
E. 拠点機能の整備・改良
 (15)外国人観光案内所の整備・改良
 (16)観光スポット情報・交流施設の整備・改良
 (17)EV急速充電器の整備

「拠点機能強化事業」

A. 新たなニーズへの対応・新技術の活用
 (1)ワーケーション環境の整備
 (2)ICTを活用したゴミ箱の整備
 (3)多様な移動手段の整備
B. ストレスフリー・快適な旅行環境の整備
 (4)多言語案内の整備
 (5)無料公衆無線LAN環境の整備
 (6)飲食店、小売店等も含めた地域における多言語対応、先進的決済環境の整備
 (7)トイレの高機能化及び洋式便器の整備
 (8)手ぶら観光カウンターの機能向上
C. ユニバーサル対応
 (9)段差の解消
 (10)子供連れ環境の整備
 (11)近距離移動支援モビリティの整備
D. 拠点機能の整備・改良
 (12)外国人観光案内所の整備・改良
 (13)観光スポット情報・交流施設の整備・改良
 (14)EV急速充電器の整備

補助率

補助対象経費の2分の1以内です。
ただし、拠点機能強化事業のみを実施する場合は補助対象経費の3分の1以内です。

2次公募期間

2024年8月23日(金)~

第1回の受付締め切り:9月24日(火)17:00(必着)
第2回の受付締め切り:10月30日(水)17:00(必着)


観光業界は、インバウンド需要によって大きな成長を遂げていました。2019年には訪日観光客数が過去最多の3,188万人を記録しています。しかし、コロナ禍により、その成長が急速に停滞してしまいました。コロナ禍では、収束後の事業再開を見据え、コロナ以前からの課題であった多言語対応やホスピタリティ向上といった点に取り組むことが重要なテーマとなりました。

コロナ禍が収束した現在、全国の観光地には再び訪日観光客が戻ってきています。インバウンド需要を再び取り戻し、以前よりも高い水準にまで成長させるためには、観光業界全体でより積極的な取り組みが必要です。

「インバウンド受入環境整備高度化事業」は、訪日観光客に対して、より快適で魅力的な体験を提供するためのさまざまな取り組みを支援する事業です。この事業を通じて、観光業界はさらなる成長を目指しています。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ インバウンド受入環境整備高度化事業 公共交通機関 公募 地方 拡大 支援 整備 旅行 消費 環境 観光 観光庁 訪日外国人 誘客
詳細はこちら

「インバウンド受入環境整備高度化事業」の二次公募を開始します

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」設立ガイド|手続きの流れ・必要書類・メリット・費用など

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

リフォーム業に特化した現場管理支援事業を展開する「デジタルクランプ」が資金調達
2024年8月13日、株式会社デジタルクランプは、累計約8500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 デジタルクランプは、リフォーム業に特化した現場管理支援事業を展開しています。 BPaaSに…
「働き方改革支援補助金2024」 学校等教育機関向けに業務効率化や探究的な学びを推進するサービスの導入を行う事業者を支援
2024年2月26日、経済産業省は、「働き方改革支援補助金2024」の公募要領・交付規定(暫定版)を公開しました。 教職員の業務削減・効率化を進めるため、学校活動支援サービスの導入を行う事業者に対し、…
キャリア支援・採用支援の「ITプロパートナーズ」が10億円調達
2020年3月23日、株式会社ITプロパートナーズは、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 以下の事業を展開しています。 ・IT起業家・フリーランスの自立を支える仕事紹介サービス「I…
「MDM」がライブ配信の導入から運用までをサポートするコンサルティングサービスを開始
2022年1月6日、MDM合同会社は、ライブ配信のコンサルティングサービスを開始したことを発表しました。 MDMは、セミナー動画の撮影・編集のレクチャーサービスや、インターネットライブ配信支援サービス…
「福祉はぐくみ企業年金基金」を中心に企業年金制度の導入・設計をサポートする「ベター・プレイス」が3億円調達
2024年7月11日、株式会社ベター・プレイスは、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は約15.4億円となりました。 ベター・プレイスは、「福祉はぐく…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集