注目のスタートアップ

韓国美容医療サポートサービス「aroom」を運営する「CareCraft」が1億円調達

company

2024年4月16日、株式会社CareCraftは、総額1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

CareCraftは、韓国美容医療サポートサービス「aroom(アルム)」を運営しています。

韓国で美容医療施術を受けたい日本ユーザーをサポートするサービスです。

韓国の美容クリニック情報の発信や、予約、事前・事後相談を提供しています。

2024年4月時点で、予約可能なクリニック数は50院となっています。

また、韓国の美容皮膚科プラットフォーム「女神チケット」を提供する株式会社Fastlaneなど、各企業との事業提携により、1,000院を超える美容クリニックへのアクセスを実現しています。


韓国は美容整形手術などの医療産業が発達しており、美容整形を目的に韓国を訪れる外国人が多く存在します。

こうした医療を受けることを目的に外国に行くことをメディカルツーリズム(医療ツーリズム、医療観光)と呼びます。

韓国はコロナ以前から国策として医療ツーリズムを推進しており、順調に市場規模を拡大させています。

このような状況下で、日本ユーザーからも韓国の美容医療への注目は年々高まっています。とくに韓国は、日本からの交通の便が良い、文化的に近い、医療技術・サービス水準が高いという特徴があり、日本ユーザーから評価されやすい環境が整っています。

こうした背景のもと、CareCraftは「aroom」の運営を通じ、韓国で美容医療施術を受けたい日本ユーザーをサポートしています。

株式会社CareCraftのコメント

このニュースを受けまして、株式会社CareCraft 代表取締役 廣田瑞季氏よりコメントが届きました。

廣田瑞季
株式会社CareCraft 代表取締役
慶應義塾大学環境情報学部卒業。大学在学中に交換留学生として延世大学(韓国)へ1年在籍。
2015年阪和興業に入社、国内外の貿易業務を担当。2019年に電通に入社し、化粧品や飲料をメインとしたメディアプランの企画、進行を担当。
2022年7月にスリーエスキャピタルに参画。2023年5月にCareCraftを設立し、代表取締役に就任。


奈良悠子
株式会社CareCraft CFO
京都大学工学部卒業、東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。
2012年UBS証券に入社、株式調査部および投資銀行本部に在籍。2018年シティグループ証券入社、投資銀行統括本部に在籍。資金調達やIPO、M&A等のアドバイザリー業務に幅広く従事。
2023年8月にスリーエスキャピタルに参画し、CareCraftのCFOに就任。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

急拡大する韓国美容医療市場へのニーズに対応するためには、スピード感を持ってサービスを開発する必要があると考え、資金調達を実施しました。

・今後の展望を教えてください。

日本から韓国の美容医療領域へのサポートを事業の第一段階とし、将来的には国境という障壁をなくし、各国が得意とする医療領域への双方向的な往来をサポートしたいと考えています。

事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ aroom CareCraft アルム クリニック メディカルツーリズム 予約 医療ツーリズム 情報 日本 株式会社 発信 相談 美容 美容ツーリズム 美容医療 美容皮膚科 資金調達 韓国
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
キャッシュフロー計算書のサムネイル
キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

学習管理SNSなど提供の「スタディプラス」が7億円調達
2020年1月20日、スタディプラス株式会社は、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 学習管理SNS「Studyplus」や、教育事業者向け学習管理プラットフォーム「Studyplus…
道路点検AI開発の「アーバンエックステクノロジーズ」が8,000万円調達
2020年10月15日、株式会社アーバンエックステクノロジーズは、総額8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 道路点検AIや、道路損傷検出サービス「My City Report for…
SNS動画素材の収集サービス「DeLMO」を提供する「マキヤマブラザーズ」が5,000万円調達
2022年7月8日、マキヤマブラザーズ株式会社は、総額5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 マキヤマブラザーズは、個人が撮影したショートムービー(動画)を簡単に収集できるサービス「D…
睡眠テック事業を展開する「ACCELStars」が10.9億円調達
2024年11月29日、株式会社ACCELStarsは、総額10億9000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は16.8億円となりました。 ACCELStar…
法人向けファイナンスアプリ「BlueBank」を提供する「Scheeme」が3億円調達
2023年7月5日、Scheeme株式会社は、総額約3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Scheemeは、法人向けファイナンスアプリ「BlueBank(ブルーバンク)」を提供しています。 …

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集