創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2026年1月7日在宅専用の血液透析装置を開発する「フィジオロガス・テクノロジーズ」が資金調達

2026年1月6日、フィジオロガス・テクノロジーズ株式会社は、資金調達を発表しました。
フィジオロガス・テクノロジーズは、小型で安全な在宅専用の血液透析装置を開発しています。
今回調達した資金は、在宅血液透析装置と消耗品の設計・開発・試作・非臨床試験(電気的安全性試験、電磁両立性試験、生物学的安全性試験など)に活用します。
人工透析は、腎不全によって腎臓の機能が低下した患者に対して行われる医療行為です。老廃物の除去や電解質の調整、水分量の維持を行うことで、体内環境を適切に保ちます。
日本透析医学会の発表によると、2023年末時点の透析患者数は約34.3万人に達しています。透析医療は週3回・1回4時間の治療が標準であり、看護師や臨床工学技士の継続的な配置が必須となるため、医療機関にとって大きな負担を伴います。また、通院して透析を受ける患者にとっても長時間の拘束が避けられず、QOLを低下させる要因となっています。
こうした課題を解決する手段として注目されているのが在宅での透析治療です。在宅透析は通院の必要がなくなるだけでなく、より頻回の治療が可能になるため、予後の改善が期待できるという利点があります。しかし日本では在宅向けに開発された透析装置が存在せず、在宅治療を実現するには業務用機器を導入するしかない状況が続いており、普及が進まないという問題があります。
この課題に対応するため、フィジオロガス・テクノロジーズは北里大学の研究成果を基盤として、小型で安全性の高い在宅専用の血液透析装置の開発に取り組んでいます。
企業の成長には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | フィジオロガス・テクノロジーズ 医療機器 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2024年12月12日、AMI株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 AMIは、「超聴診器」の研究開発を通して、聴診DXに取り組む研究開発型スタートアップです。 開発する「超聴診器」は、心…
2024年7月8日、F.MED株式会社は、総額4億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 F.MEDは、マイクロサージャリー支援ロボットを開発しています。 リニアモーターを活用して駆動…
2023年12月1日、株式会社ヘッジホッグ・メドテックは、総額5億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ヘッジホッグ・メドテックは、片頭痛治療用アプリや、頭痛AI診断、緊張型頭痛治療用アプリ、P…
2025年11月10日、CoreTissue BioEngineering株式会社は、総額約6億円の資金調達を発表しました。 CoreTissue BioEngineeringは、早稲田大学からスピン…
2024年3月11日、株式会社カルディオインテリジェンスは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、Samurai Incubate Fund7号投資事業有限責任組合(運営:株式会社サムライ…
