注目のスタートアップ

釣り船向けSaaS「デジタル船長手帳」などを展開する「スイベル」が5,200万円調達

company

2023年10月3日、スイベル株式会社は、総額約5,200万円の資金調達を実施したことを発表しました。

スイベルは、釣り船向けSaaS「デジタル船長手帳」や、toC向け釣り船データベース「BOAT FINDER(ボートファインダー)」を運営しています。

「デジタル船長手帳」は、遊漁船専用のオンライン予約システムです。オンライン予約機能以外には、事前オンライン決済、自動売り止め機能、キャンセル料徴収機能を備えています。

今回の資金は、「デジタル船長手帳」「BOAT FINDER」のサービス強化や、新規サービスの立ち上げに充当します。


日本は四方を海に囲まれた国であり、また魚種も豊富であるため、全国各地に釣りを趣味とする人がいます。

船釣り(沖釣り)は遊漁船に乗ってポイントまで行き、船の上から釣りを行うものです。

堤防釣りなど陸地からの釣りと比べて釣れる魚の種類が豊富であるほか、船長が釣れるポイントまで移動してくれるため、ポイント選びに悩む必要がないといった特徴があります。

遊漁船を運営する事業者は小規模事業者であることも多く、従来は釣り船を探すには、知り合いからの紹介や、現地で探す、電話帳で探すといった方法しかなく、ビギナーにとっては難易度の高いものとなっていました。

しかし近年はインターネットが普及し、釣り船事業者が自らのホームページで予約を受け付けていたり、釣り船のポータルサイトなどが登場し、以前の予約状況が変化しつつあります。

一方で、以前の慣習を引き継いだままの釣り船も多く、自社HPがあったりポータルサイトに掲載されていたとしても、予約方法は電話しかないという釣り船も多く、このデジタル化が求められています。

スイベルはこのアナログな船釣り領域の変革を目指し、予約管理サービス「デジタル船長手帳」や、釣り船データベース「BOAT FINDER」などを展開しています。

ビジネスの成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BOAT FINDER SaaS オンライン データベース ボートファインダー レジャー 予約 予約管理 娯楽 株式会社 決済 海上 自動 船舶 資金調達 遊漁船 釣り 釣り船
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
一般社団法人設立サムネイル
「一般社団法人」の設立方法完全ガイド|流れ・費用・必要書類など解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
【記入例つき】事業計画書の書き方を初心者向けに解説|起業・融資対応テンプレートあり

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「リアルテックホールディングス」が糖鎖ナノテクノロジーを用いた迅速PCR検査法の開発・受託研究の「スディックスバイオテック」に投資を実施
2020年12月21日、リアルテックホールディングス株式会社は、株式会社スディックスバイオテックへの投資を実施したことを発表しました。 スディックスバイオテックは、糖鎖ナノテクノロジーを用いた迅速PC…
チケット販売・管理システムを展開する「ECBOスクエア」が1.2億円調達
2022年4月4日、株式会社ECBOスクエアは、総額1億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 直近では、2021年12月6日に総額4億6,000万円の資金調達を実施しています。 EC…
ネットワーク型創薬ベンチャーの「モジュラス」が27.1億円調達
2020年5月13日、モジュラス株式会社は、総額27億1,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 東京とボストンに拠点を置き、コア・バイオロジーについての知見や、最新の創薬プラットフォーム…
不動産データ分析基盤「estie pro」提供の「estie」が10億円調達
2022年1月12日、株式会社estieは、総額約10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 不動産データ分析基盤「estie pro」と、賃貸オフィスマッチングサービス「estie」を提供して…
アパレル産業の課題解決を目指すAIスタートアップ「ハイクリ」が資金調達
2025年3月21日、株式会社ハイクリは、資金調達を実施したことを発表しました。 ハイクリは、MD支援AI SaaSを開発・提供しています。 在庫消化日数予測、売れ点数の予測、適正価格の提案機能を備え…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集