創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年8月10日LINEで完結するオンラインショップ「BuyChat」を提供する「Chai」が1.7億円調達

2023年8月9日、株式会社Chaiは、総額1億7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。
Chaiは、LINEで完結するオンラインショップ「BuyChat」を提供しています。
接客・決済・アフターフォローのすべてをLINEのみで完結できるネットショップ作成サービスです。
LINE上でチャットによって問い合わせ対応などができるため、顧客に応じた接客を実現できます。
経済産業省の「令和3年度デジタル取引環境整備事業(電子商取引に関する市場調査)」によると、2021年の日本国内のBtoC-ECの市場規模は、20.7兆円(前年比7.35%増)と拡大しています。
さらに、すべての商取引におけるオンラインショッピングの割合であるEC化率については8.78%(前年比0.7%増)であり、EC市場が着実に拡大していることがわかります。
こうしたデータから国内ではオンラインで買い物をする消費者が増加していることがわかります。とくにコロナ禍では日用品などについてもオンラインで購入する消費者が増え、日常的な買い物手段として利用するケースが広がっていっています。
スモールビジネスにとってECは、全国あるいは全世界にリーチできる可能性のある重要な販路のひとつです。また、実店舗を持つよりもコストをかけずにビジネスを展開できるという特徴もあります。
こうした複数のメリットがある一方で、ECはファン化が難しい、集客が難しい、接客が難しい、価格競争に巻き込まれやすいといったデメリットも抱えています。
とくにファン化・集客については、ビジネスの成長にとって重要な部分であることから、ECを展開する上ではSNSなどを戦略的に活用するなどしてECの弱点を補うことが重要です。
「BuyChat」は、LINEをベースとしたネットショップ作成サービスです。顧客が慣れ親しんだUIのチャットを通じて接客できることが特徴であり、こうした接客を通じて顧客に価値を提供することができます。
ECはコロナ禍において販路開拓や販路拡大のための重要なチャネルとなりました。一方でECにはEC独自の集客ノウハウが存在します。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、ネット通販のはじめ方や、ネットでの集客ノウハウについて詳しく解説しています。
また、ビジネスの成長段階においては資金調達が重要となります。「資金調達手帳」では、資金調達に関するノウハウを詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
|---|---|
| 関連タグ | EC LINE スモールビジネス チャット ネットショップ ネット通販 株式会社 資金調達 |
有望企業の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2022年1月18日、Chief株式会社は、2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、Skyland Venturesです。 Chiefは、Web会議のためのAll-In-On…
2024年4月23日、株式会社Brave groupは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、三井不動産株式会社と株式会社テレビ朝日ホールディングスです。 この資金調達により、シリーズDの…
2023年2月22日、株式会社Spirは、総額5億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Spirは、日程調整ツール「Spir」を開発・提供しています。 複数のカレンダーサービス/アカ…
2024年12月23日、株式会社WizWeは、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、⼩野デジタルヘルス投資合同会社です。 WizWeは、習慣化プラットフォーム「Smart Habit」を開…
2022年4月14日、レラテック株式会社は、豊田通商株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。 レラテックは、高度な風況観測・シミュレーション・解析技術を有しており、風況調査とそのコン…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

