【東京都】シニアと企業のニーズのマッチングを支援する「東京キャリア・トライアル65」募集開始

subsidy

2023年5月30日、東京都は「東京キャリア・トライアル65」の募集を開始したことを発表しました。

「東京キャリア・トライアル65」は、企業のシニア雇用に関する理解促進と、受入れ準備の支援、シニアと企業のニーズのマッチングを支援する支援事業です。

65歳以上の働く意欲のあるシニアの方の活躍の場を広げるため、就業を希望するシニアと、受入れを希望する企業をそれぞれ募集し、シニアの希望・能力と、企業の受入れニーズとをマッチングするとともに、短期間、派遣社員として就業いただきます。

シニアは「就業先の業界で働くスキル」を、企業は「シニアを活用するノウハウ」を、それぞれ習得することができます。昨年度は、本事業により、408名のシニアが161社の企業に派遣され、派遣就業後に直接雇用された方は154名となりました。

派遣対象者

65歳以上かつ都内での就業を希望する方。

受入対象企業

都内に事業所を有し、シニアの方を受け入れることができる企業。

募集期間

2023年6月1日(木)~2024年3月8日(金)

派遣就業期間

1人1週間~2か月程度。


高齢化の進展に伴い、日本社会・企業の人員構成は変化しています。

以前の人事が構造的に限界を迎えつつある中、働き方の多様化や、副業・兼業の解禁といった制度の変化もあり、新しい構造が構築されようとしています。

新たな人材活用では、今後さらに大きな層となるシニア層の活用も考えられており、生涯現役社会の推進と合わさり、シニア雇用に取り組む企業が増加すると考えられます。

企業におけるシニア雇用のメリットには、シニア人材の豊富な知識・経験を活用できる、チームに多様性をもたらすことができる、人材確保のひとつの手段になる、といったことが挙げられます。

一方、これまでシニア雇用をしたことがない企業としては、自社にシニア人材がマッチするのか、あるいはシニア人材を受け入れるためにはどのような体制を構築すれば良いのか、といったことに不安があります。

そのため、シニア雇用を目指す企業は、「東京キャリア・トライアル65」といった制度を利用し、シニアを活用するためのノウハウを身に着けたり、課題を明確にすることが重要です。

時代の大きな変化により人材採用を巡る状況も大きく変化しています。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期の人材採用ノウハウについて詳しく解説しています。

カテゴリ 公募
関連タグ キャリア シニア シニア雇用 トライアル トライアル採用 トライアル雇用 人材 企業 東京キャリア・トライアル65 東京都
詳細はこちら

「東京キャリア・トライアル65」の募集をスタート!

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【2025年最新】起業・開業の強い味方!補助金・助成金おすすめ15選
合同会社の設立方法を徹底解説|費用・手続き・必要書類まで分かりやすく解説!
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

企業のWeb3進出をワンストップで支援するサービス「MURA」などを展開する「SHINSEKAI Technologies」が資金調達
2023年2月28日、株式会社SHINSEKAI Technologiesは、資金調達を実施したことを発表しました。 SHINSEKAI Technologiesは、企業のWeb3進出をワンストップで…
【東京都】「事業承継支援助成金」【最大200万円助成】
令和7年度第1回「事業承継支援助成金」のご案内です。 公益財団法人東京都中小企業振興公社の助成金事業です。 事業承継、経営改善を実施する過程において活用する外部専門家等に委託して行う取組に対し、その経…
【東京都】「高齢者向け製品・サービスの販路開拓支援事業」展示会出展等の費用を助成
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「高齢者向け製品・サービスの販路開拓支援事業」について発表しました。 高齢者・シニアをターゲットとした製品やサービスの製造・販売に取り組む都内の中小企業者に対し、…
企業のAI開発・導入における社内監査を自動化するAIエージェントを開発する「プライバシーテック」が7400万円調達
2025年5月20日、株式会社プライバシーテックは、総額7400万円の資金調達を発表しました。 プライバシーテックは、企業のAI開発・導入における社内監査を自動化するAIエージェント「PrivacyT…
【東京都】「Tokyo ものづくり Movement -未来のものづくりベンチャー発掘コンテスト-」 12/16〆切
地方独立行政法人 東京都立産業技術研究センターは、「Tokyo ものづくり Movement」を開催します。 「Tokyo ものづくり Movement」は、アイデアはあるものの、製品化・事業化のため…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集