創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年4月12日【東京都】「観光資源の保全等のための支援事業」補助金

東京都は「観光資源の保全等のための支援事業」について発表しました。
観光関連事業者を対象に、東京の魅力発信に資する観光資源の維持・保全に係る取り組みや、民間資金を募るクラウドファンディングによる資金調達を支援します。
観光資源の保全等に係るクラウドファンディングを活用した資金調達事業
観光資源として活用できる施設や技術等について、都内観光関連事業者の維持保全に係る取り組みを促進するため、クラウドファンディングによる資金調達を支援します。
補助対象者:都内観光関連事業者(宿泊事業者、飲食店など)
補助対象事業:以下に掲げる施設または技術等の維持保全に係る取り組みを実施するため、取り扱いクラウドファンディング事業者を通して資金調達を行うもの
・概ね築50年以上が経過し、観光資源として活用できる施設
・概ね50年以上の実績があり、観光資源として活用できる技術など
補助金:上限100万円・経費の2/3以内
取り扱いクラウドファンディング事業者
・株式会社MotionGallery(MOTION GALLERY)
・READYFOR株式会社(READYFOR)
募集期間:2023年4月5日(水)から2024年1月31日(水)まで
観光資源の保全等のための補助事業 重点エリアの募集
都内の魅力ある観光資源の保全を図るため、観光資源として活用できる施設や技術などの維持保全に係る取り組みを支援します。
2023年度は、観光資源の面的な保全を促進していくため、地域一体となって観光資源の維持保全を行う重点エリアを新たに指定します。重点エリアにおける観光資源の維持保全の取り組みについては、補助率などが拡充されます。
対象者:地域の観光関連事業者等が参画する協議会等
指定による効果:今後募集を行う補助対象事業について、指定された重点エリア内での取り組みに対する補助率を3/4・上限1,500万円に拡充します。
募集期間:2023年4月5日(水)から2023年6月15日(木)まで
日本では築50年以上の歴史的建造物のうち、一定の評価を得たものは登録有形文化財として保存の対象となります。
しかしこの保存対象として外れる建造物は非常に多く、現在も全国各地で歴史ある建造物・建築物の保存・活用に関する課題が生まれています。
たとえば、多くの歴史的建造物は老朽化しており、地震などによる倒壊のおそれがあります。保存・活用する場合は耐震工事などが必要となりますが、工事のための費用を捻出できないことが多く、そのまま解体となってしまう例が多数あることが課題となっています。
歴史的建造物はその地域の文化的遺産・資産でもあり、適切に活用できれば地域の魅力を向上させることができるため、しっかりと計画を立て、文化的資産の価値を最大化させるようなプロジェクトとして展開していくことが重要です。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金申請のノウハウを解説しています。また、日々更新される補助金・助成金の情報を、それぞれ最適化してメールでお知らせをする「補助金AI」をリリースしました。こちらもご活用ください。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | 公募 |
---|---|
関連タグ | 保全 助成金 建物 建築物 文化財 文化資源 東京都 歴史 維持 補助金 観光 観光資源 観光資源の保全等のための支援事業 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
国税庁は、令和5年度予算「フロンティア補助金」を実施しています。 酒類事業者が直面する国内需要の減少、酒類事業従事者の高齢化といった構造的課題や、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により顕在化した課題…
農林水産省は、令和6年度(令和5年度補正)「農林⽔産物・⾷品輸出促進緊急対策事業のうち青果物輸出産地体制強化加速化事業」の4次公募について発表しました。 輸出拡大実行戦略に即して、早急に青果物輸出産地…
2023年5月29日、株式会社Robot Consultingは、資金調達を実施したことを発表しました。 Robot Consultingは、人事労務・助成金申請の補助システム「労務ロボ」の提供、メタ…
東京都は「TOKYO旅館ブランド構築・発信事業」の追加募集について発表しました。 東京都では、旅行者と地域をつなぐ観光の拠点としての「旅館」の機能の充実を通じ、東京の旅館ブランドの構築と発信体制の強化…
国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)は、2024年度「新エネルギー等のシーズ発掘・事業化に向けた技術研究開発事業」(新エネ中小・スタートアップ支援制度)の公募について発表しま…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…