敷金減額サービス「敷金半額くん」提供の「日商保」が経営管理領域支援の「WARC」と業務提携

tips

2022年6月14日、株式会社日商保は、株式会社WARCと、業務提携契約を締結したことを発表しました。

日商保は、オフィスや店舗を借りる際の敷金減額サービス「敷金半額くん」を提供しています。

テナント企業が入居時に預け入れることになる敷金を日商保の保証に置き換えることで、敷金を半額から最大0円に減額できるサービスです。

これにより入居時のイニシャルコストを抑えられるだけでなく、すでに預けている敷金を返還することもでき、事業資金として活用が可能となります。

WARCは、経営管理領域のコンサルティング事業や、コーポレート部門のプロフェッショナル人材と企業をつなぐ人材紹介サービスなどを展開しています。

コンサルティング事業では、スタートアップ・ベンチャー企業を対象に、経営管理体制の構築などの支援、IPO支援、タックスコンサルティング、人事・組織変革支援
を行っています。

今回の提携により、経営管理領域に課題を抱えている日商保の顧客に対しWARCの人材紹介サービスやコンサルティングサービスを提供し、経営管理領域の課題解決を支援します。

また、事業拡大のために調達した資金が敷金によって減ってしまうことに課題を抱えているWARCの顧客に対し「敷金半額くん」を提供し、敷金を削減することで事業資金の課題解決を支援します。

賃貸オフィスなどの法人契約では、賃料の6~12か月分が敷金の相場であるため、創業期のスタートアップにとっては大きな出費となっています。

もちろん敷金は退去時に返ってくるため問題ないと考える人は多いかもしれません。

しかし敷金はまとまったお金であるため、事業の成長などに資金が使うことができるかもしれません。せっかく調達した資金が塩漬けになってしまうのはもったいないことです。

また、スタートアップは事業の成長に伴い、より広いオフィスへの移転をすることになるでしょう。広いオフィスはさらに敷金が高いため、事業成長のために調達した資金から多くが敷金として持っていかれることになります。

今回の日商保とWARCの業務提携は、こうした敷金に関する課題を抱える成長企業を支援することを目的としたものです。

資金繰りがうまくいかないと、売上が黒字であっても倒産してしまう、黒字倒産に見舞われてしまうことがあります。「冊子版創業手帳」では、創業期に重要視したいキャッシュフローについてのノウハウや、黒字倒産しない会社を作る資金繰り表の作成術など、詳しく解説しています。

カテゴリ トレンド
関連タグ WARC イニシャルコスト オフィス コンサルティング スタートアップ テナント 事業資金 人材紹介 支援 敷金 敷金半額くん 日商保 株式会社 業務提携 活用 経営管理 資金
オフィス移転手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
NPO法人設立サムネイル
【2025年最新】NPO法人の設立ガイド|費用・条件・手順を徹底解説

トレンドの創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「インターファクトリー」がスタートアップ・中小企業向けのECプラットフォーム「ebisumart zero」をリリース
2022年1月17日、株式会社インターファクトリーは、「ebisumart zero(エビスマート ゼロ)」の提供を開始したことを発表しました。 「ebisumart zero」は、スモールスタート向…
「G-1スタートアップグランプリ」学生起業家No.1を決定 2023年12月10日開催
Milk.株式会社が運営する「G-1スタートアップグランプリ」が開催されます。 この大会は、学生起業家No.1を決め、「一度きりの人生をかけて世界を変えようと志す若者を応援する」ピッチイベントです。 …
働き方改革・組織改革支援システム提供の「Qasee」が3億円調達
2021年12月24日、Qasee株式会社は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 働き方改革・組織改革支援システム「Qasee」を提供しています。 従業員ごとの業務状況を可視化・分析し…
顧客接点クラウド「カイクラ」の「シンカ」が「きらぼしコンサルティング」と業務提携 中小企業の活性化を支援
2021年3月16日、株式会社シンカは、株式会社きらぼしコンサルティングと業務提携を開始したことを発表しました。 シンカは、顧客接点クラウド「カイクラ」を開発・提供しています。CTI、SMS、ビデオ通…
自治体のDXを推進する「ガバナンステクノロジーズ」が5,500万円調達
2021年9月24日、株式会社ガバナンステクノロジーズは、総額5,500万円の資金調達を実施したことを発表しました。 自治体の課題を解決するため、自治体とともに課題の抽出から、解決方法の提案、妥当性の…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集