注目のスタートアップ

コンテンツ販売プラットフォームサービス展開の「LITEVIEW」(旧:Pulit)が1億円調達

company

2022年6月1日、LITEVIEW株式会社は、約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

また、2022年5月13日に、Pulit株式会社からLITEVIEW株式会社に社名変更したことも併せて発表しています。

LITEVIEWは、コンテンツ販売プラットフォームサービス「LITEVIEW(ライトビュー)」を展開しています。

デジタルコンテンツを生み出すクリエイターが、独自の配信サービス(オリジナルサイト・オリジナルアプリ)を開設することができるサービスです。

動画・ライブ配信、ブログ、ライブコマース、ラジオ・音源、オンラインカウンセリング、オンライン握手/サイン会、オンラインスクールなど、あらゆるコンテンツの配信を行うことができます。

コンテンツの登録、料金設定、アプリ・サイトのデザインはすべてノーコードで自由に設定・管理することができます。

利用料金は、2021年8月基準では、コンテンツ視聴可能ユーザー数が50人、もしくは月5万円以上の売上となった場合、毎月固定のシステム利用料が発生するというモデルにしています。

現在、法人向けには正式サービスを提供しています。また、一般クリエイターにはβ版を提供しており、正式リリースは2022年7月を予定しています。

今回の資金は、人材採用、システムアップグレード、PR・マーケティングに充当します。

インターネットの広がりや、スマートフォンの普及、SNSの普及などにより、インターネットを主な活動場所とするクリエイターが数多く存在しています。

しかしインターネットは広く、アマチュアのクリエイターが無料で作品を発表することが多いため、マネタイズが難しいという環境となっています。

そのためクリエイターは作品の販売ではなく、ファンとなってくれた人からの投げ銭や有料のコミュニティの運営などを通じて収益を得るという方法をとることが多くなっています。

その主たるプラットフォームとしてパトロンサイトが挙げられます。パトロンサイトは、月額会員になってくれたファンに対し、限定のコンテンツを提供することができるサービスです。いわばファンクラブのようなものです。

一方でこのパトロンサイトはサイトデザインがプラットフォームによって固定されています。そのためクリエイターがブランディングを行ったりしたい場合は、別にオリジナルサイトなどを開設する必要があります。

パトロンサイトやオンラインサロンなど、クローズドなコミュニティや配信サイトを構築できるサービスはいくつかあります。「LITEVIWE」はそのうちのひとつで、利用料金が安価であること、簡単かつ自由にサイト・アプリをデザインできることを特徴としています。

コミュニティの運営はファンとの関係を深めるものとして、近年ビジネスにおいても注目されているマーケティングのひとつです。「冊子版創業手帳」では、インターネットを活用したPR・マーケティングのノウハウを詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ LITEVIEW Pulit アプリ オリジナル クリエイター コンテンツ サイト デジタル プラットフォーム ライトビュー 株式会社 販売 資金調達 配信
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
持続化給付金の申請開始!最大200万円給付で事業を下支えー概要やポイントは?
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
法人の印鑑証明書の取り方 | 手数料は?どこで?郵送は可能?
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

個人向けサブスクリプション型イベント予約プラットフォーム運営の「Sonoligo」が7,000万円調達
2021年8月26日、株式会社Sonoligoは、総額約7,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 個人向けサブスクリプション型イベント予約プラットフォーム「Sonoligo(ソノリゴ)」…
【3/8開催】オンラインセミナー「改正電通法施行3か月前 自社に必要なCookie規制対応を再確認」
一般財団法人日本情報経済社会推進協会が主催するオンラインセミナー「改正電通法施行3か月前 自社に必要なCookie規制対応を再確認」が開催されます。 2023年6月から、改正電気通信事業法が施行されま…
AI契約書レビュー支援ソフトウェア提供の「LegalForce」が30億円調達
2021年2月17日、株式会社LegalForceは、総額約30億円の資金調達を実施したことを発表しました。 AI契約書レビュー支援ソフトウェア「LegalForce」や、クラウド契約書管理システム「…
製造業向け異常検知AIソフトウェアを提供する「アダコテック」が4.2億円調達
2022年7月28日、株式会社アダコテックは、総額4億2,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2022年4月27日には、総額11億円の資金調達の実施を発表しています。 アダコテッ…
Z世代向け結婚準備アプリ「ウェディングニュース」を運営する「オリジナルライフ」が4.8億円調達
2024年1月29日、オリジナルライフ株式会社は、総額約4億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オリジナルライフは、Z世代向け結婚準備アプリ「ウェディングニュース」を運営しています…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集