創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2022年5月18日産業用ドローンを開発する「ACSL」が農業支援ロボットを開発する「アイ・イート」と資本業務提携

2022年5月13日、株式会社ACSLは、アイ・イート株式会社と、資本業務提携契約を締結したことを発表しました。
ACSLは、産業用ドローンの開発・提供や、自律制御技術をコア技術とした、無人化・IoT化ソリューションを展開しています。
アイ・イートは、農業支援ロボットなど地上走行ロボットの開発・生産・販売を行う、宇都宮大学発ベンチャー企業です。自律移動技術や人追従技術を保有しています。
今回の提携により、アイ・イートが開発する地上走行ロボットに、ACSLの自立制御システムを組み込み、より付加価値の高い地上走行ロボットの実現などを目指します。
—
日本の農業は、少子化・後継者不足による人手不足や、高齢化による生産性の低下、中山間地区が多いことによる過酷な環境、近年の気候変動など、様々な課題を抱えています。
この課題を解決するため研究開発と活用が進むのが、農業支援ロボットです。
農業ではトラクターなどの農業機械は広く利用されていますが、みかん畑など農業機械が適用できない環境があることや、機械が高価であることが課題となっています。
農業支援ロボットは汎用的なものから特化型のものなど様々なものが開発されており、すでに多くの現場で高い効果を生んでいます。
将来的にはロボットによる自動化が実現されることで、農業の大幅な効率化・省人化が実現されると考えられています。
自律制御については、物流・製造・ドローンといった領域では研究開発が進んでいるため、今回のような提携も増加していくことでしょう。
医療や農業など、様々な社会課題が喫緊の問題として迫ってきていますが、AIなどの最新技術の台頭や、スマートフォンなどの普及により、アイデア次第で社会課題をスマートに解決できる状況となっています。「冊子版創業手帳」では、社会課題をビジネスで解決することを目指している起業家のインタビューを掲載しています。先人の思考や手法を知ることは、新たなビジネスの創造に役立つでしょう。
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。カテゴリ | トレンド |
---|---|
関連タグ | ACSL IoT アグリテック ドローン ロボット 株式会社 産業用ドローン 自律制御 資本業務提携 農業 |
トレンドの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
2020年12月14日、株式会社FABRIC TOKYOは、総額約13億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 オーダーメイドのビジネス・ウェアを提供するブランド「FABRIC TOK…
2023年8月9日、株式会社エニキャリは、資金調達を実施したことを発表しました。 エニキャリは、IT×自転車配送サービスにより、クイックデリバリーラストワンマイル物流を総合的に支援する物流DX企業です…
2021年12月22日、株式会社ベター・プレイスは、総額5億4,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 福祉業界向け確定給付型年金制度「福祉はぐくみ企業年金基金」の委託運営・導入支援や、福…
2021年10月28日、株式会社between the artsは、総額1億8,900万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、Shinwa Wise Holdings株式会社との資本業務提…
2023年11月6日、株式会社SpaciaNet Japanは、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。 SpaciaNet Japanは、宿泊施設向けの多言語オペレーションプラットフォー…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…