イエバエを活用で有機廃棄物を肥料・飼料化の「ムスカ」が新経営陣発表

2019年3月7日、株式会社ムスカは、新たに経営陣に加わった2名を発表しました。

2019年1月30付けで、取締役/暫定COOとして元三井物産の安藤正英氏が就任します。

また、取締役就任候補者として元ゴールドマン・サックス証券のパートナーだった小高功嗣氏を招聘しました。
3月開催の株主総会で選任予定となっています。

株式会社ムスカは、選別交配を重ねたイエバエを使って、生ゴミや糞尿などの有機廃棄物を約1週間で肥料・飼料化する技術を保有しています。
2018年11月には、TechCrunch Japanが開催したTechCrunch Tokyo 2018の「スタートアップバトル」で、最優秀賞に輝いています。

株式会社ムスカ 代表取締役 暫定CEO 流郷 綾乃さんからコメントが届きました!

今回の新経営陣発表について、株式会社ムスカ 代表取締役 暫定CEO 流郷 綾乃さんからコメントが届きました!

流郷 綾乃(りゅうごう あやの)
株式会社ムスカ 代表取締役 暫定CEO
1990年生まれ。2児の母。ベンチャー企業の広報として活躍後、フリーランスの広報として独立。スタートアップや大企業に対し、ブランディングからマーケティングまで一貫した広報戦略コンサルティングを提供し、多数の成果をあげる。2017年9月にベイシズ執行役員に就任。同11月、ベイシズの指名によりムスカ執行役員として経営参画。2018年7月、現職に就任。
ー今回新しく経営体制を整えた目的はなんでしょうか?

ムスカの事業をより速く、世界に貢献できる姿に成長させるためです。
海外での実績に溢れた両名の参画により、世界マーケットでの事業展開における戦略を構築し、次の海外での大型資金調達実施に向けた経営体制にしました。

ー今回の新経営体制について、反響はありましたか?

おかげさまで経営体制が強化したことを評価していただいており、様々なご反響をいただきました。

ー今後の展開を教えてください。

国内での資金調達と共に、ムスカ事業に魅せられた方限定の大量採用を行います。
次に、海外での大型資金調達です。同時並行でPoC(実証実験)の実施、大型プラント建設、そしてプラント販売へと繋がります。

その他、昆虫の新たなポテンシャルを研究開発をし、1次産業のみならず、ヘルスケア・バイオ・医薬に至るまで様々な分野にて貢献していきたいです。
ムスカ事業を世界へ加速度的に広げることにより、地球へストレスを与えることなく、世界の食糧危機解消を目指します。

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関連タグ 流郷 綾乃 研究開発型ベンチャー 課題調査
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