ヒューリック 福岡 雄一郎|フレキシブルオフィスBizflexでどんな企業にも「借りやすく返しやすい」オフィスを提供

創業手帳

変化の早いスタートアップ企業こそBizflexを活用すべき


会社は、成長にともなってオフィスの移転を検討することになりますが、特にスタートアップ企業は、社員が急に増えることが多いため、創業当初ほど何度もオフィスの移転を繰り返すことになります。

ところが、この「オフィスの移転」は、なかなか面倒なもので資金的にも労力的にも負担が大きく、どの会社も頭を悩ませることが多いのです。

この悩みを解決することから着想し、「借りやすく、返しやすい本格オフィス」というコンセプトを実現したオフィスビル「Bizflex(ビズフレックス)」を提供しているのが、ヒューリック新事業創造部Bizflex事業室の福岡さんです。

Bizflexの特徴やフレキシブルオフィスへのニーズについて、創業手帳編集部が聞きました。

福岡 雄一郎(ふくおか ゆういちろう)
ヒューリック株式会社 新事業創造部Bizflex事業室長

1998年、野村不動産株式会社に入社。住宅事業、オフィスビル事業に従事。2018年、ヒューリック株式会社に入社。ビル事業企画部ビル事業室長を経て、新事業創造部でオフィスの新商品となる「Bizflex」事業の企画立ち上げに参画。

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ヒューリックの新規事業「Bizflex」の立ち上げの経緯


ーヒューリック社内での新事業創造部の役割を教えてください。

福岡:ヒューリックはこれまで不動産賃貸を主な事業として業績を伸ばしてきました。不透明性が高い時代ですが今後もさらなる成長を目指しており、その一翼を担うべく新事業創造部が2022年に立ち上がりました。

私は、賃貸オフィスの新領域にあたる「Bizflex」と「オフィスDX」の事業推進を担当していますが、部全体では不動産の枠を超えて企業への投資や子供教育関連事業、食農事業などにも取り組んでいます。

ー事業として本格的に動き出した背景を教えて下さい。

福岡:ここ10年で働き方の変化や技術革新によって社会が大きく変わりました。エコシステムが整ってきたことでスタートアップ企業が増え、それに伴ってオフィスが多様化した結果、サービスオフィスやシェアオフィスなど、「フレキシブルオフィス」と呼ばれるカテゴリのオフィスが爆発的に増加しました。

ヒューリックでは「半歩先」をいく取り組みに挑戦する社風があり、多様化するオフィスマーケットの中で、次に必要とされるオフィスの構想をメンバーで考えた結果、スタートアップにとって使い勝手の良い「Bizflex」が誕生しました。

ースタートアップをターゲットにしたのは、Bizflexが動き出す前から決めていたのでしょうか?

福岡:そのとおりです。創業時のスタートアップは、社員数が少ないですから有人のサービスオフィスや他社とのコミュニティ機能があるシェアオフィスを選ぶ傾向がありますが、社員が10名を超えるなど一定規模になると、一般のオフィスへの移転が始まります。

ところが、「一般のオフィス」は「サービスオフィス」と違って、移転に伴うコストや労力の負担がかかります。そこで、われわれは、両者の良いところを組み合わせ、いわばサービスオフィスからの卒業生の受け皿になるようなオフィスを作ろうと考えました。

「一般オフィス」と「フレキシブルオフィス」の長所を兼ね備えた新しいスタイル


ーオフィスとしての「Bizflex」が持つ特徴を教えてください。

福岡:一般的なオフィスは「ハコ貸し」とさえ言われており、入居時に多額の敷金や内装工事に伴う負担が発生します。大企業であれば平気でしょうが、伸び盛りのスタートアップにとってこれは痛いですね。

そこで「Bizflex」は、敷金も内装工事も不要でデザイン性も優れた本格的なオフィスとし、館内にシェアフロア(共用会議室やテレカンブース)を設けることで余分な面積を借りることもなく、様々な働き方にも対応できるようにしています。

なお、区画の広さはサービスオフィスを卒業するスタートアップをイメージしているため50坪程度にしています。

※フレキシブルオフィスとは…コワーキングスペースやシェアオフィスなど、用途に合わせて柔軟に利用できるオフィスの総称

Bizflexの「3つの特徴」

福岡:Bizflexには大きく分けて3つの特徴があります。

1つ目の特徴としては、「オフィス移転の手間や面倒、コスト」を減らせることです。

敷金が不要で、グレード感のある内装や家具、ネット環境が整っているので、移転準備に時間をかける必要はなく、すぐに入居できます。

(※入居時に事務手数料は必要。また家具の一部はオプションです。)

2つ目の特徴は「契約の柔軟性」です。

長期契約で縛られる一般オフィスが多い中、3ヶ月前までに申告すれば、退去できる契約にしています。急な成長によるオフィス移転がおこりうるスタートアップにとって、契約の柔軟性は違約金や内装投資の除却リスクを回避できるため、借りやすく使い勝手がよいと思います。

そして、3つ目の特徴は、「信用力や社員の帰属意識を高める要素があることです」

サービスオフィス等の課題は、機密情報の保護や、社員の帰属意識の育ちにくさにあります。「Bizflex」は、ヒューリックが長年の賃貸オフィス事業で培った「安心・安全・環境配慮」の要素はもちろん、「ワンフロア、ワンテナント」で独立した区画設計のためセキュリティにも配慮されています。建物自体もデザイン性に優れた設計をしていますので、対外的な企業信用力向上や社員のエンゲージメントにも貢献できるのではないかと考えています。

ココ重要!Bizflexの「3つの特徴」
  • 特徴1:オフィス移転の手間や面倒、コストを減らせる
  • 特徴2:契約の柔軟で、成長に伴うリスク回避
  • 特徴3:企業の信用力向上や社員のエンゲージメントに貢献の可能性

Bizflexのテーマ「借りやすく、返しやすいオフィス」とは?

ーBizflexは「借りやすさ」を重視しているのもスタートアップ企業には助かりますね。

福岡:通常一般のオフィスを借りる際には「月額の賃料(広さ×坪単価)」で決めることが多いのですが、実際は、月額賃料以外にも、「敷金・入居工事費・原状回復工事費」が大きい割合を占めています。このほとんどが入居時に数千万の単位で発生することになります。

スタートアップは、事業が成長し社員の採用が増えるタイミングで資金調達し、このタイミングでオフィス移転を検討しますが、調達した資金のうち多くがオフィス移転にかかってしまうのはもったいないですよね。

Bizflexは、入居時の負担軽減だけでなく、退去時の原状回復費用も不要なため「借りやすくて、返しやすい」ということでテナント様からは喜んでいただいています。

ー通常の賃貸オフィスと比べて、具体的にコスト面はどのように違いますか?

福岡:Bizflexでは、坪単価だけで決める一般オフィス(多額のイニシャルコストがかかり、月額賃料が安い)とは逆に、月額賃料を一般より少し高くすることで、入居時の資金負担を大幅に減らし、入居期間中の支払総額は一般オフィスよりも20〜30%ほど費用が安くなるようにしました。これは当社が内装や家具を継続して使うため実現しました。

ー建物面にはどのような特徴がありますか?

福岡:安心安全の面では、建物の耐震性能が基準の1.25倍あり堅固な建物になっています。非常時には非常用発電機による専有部給電がありその他にも災害対策のスペックを導入しています。不審者の侵入に配慮したセキュリティシステムは顔認証も可能なため安全と便利の両立を目指しています。

また、デザインは著名なデザイン監修者を起用しており建築的なグレード感にもこだわりました。

Bizflexのオフィスに入居するだけで環境配慮に貢献

ーSDGsへの取り組みもされているんですよね?

福岡:オフィスで供給している電力は全て再生可能エネルギー由来です。

弊社のグループ企業で「ヒューリックプロパティソリューション」が電力の小売ができるようになっており、再生可能エネルギーを調達しているため、当オフィスを利用していただくだけで自然と環境配慮に貢献しているといってもよいかもしれません。

ーオフィスDXという切り口では、どのような特徴がありますか?

福岡:オフィスDXの取り組みでは、デジタルの力で快適性や生産性の向上が叶う環境づくりを目指しています。

例えば、従業員の情報可視化機能としてフロアの専用Wi-Fiを利用し、オフィスに従業員がいるかどうかがわかるホテリングという機能があります。

昨今、企業の従業員数よりも少ない席(広さ)しか契約しない会社も増えているようですが、たまたま多くの社員が出社してしまうと席が足りないということにもなりかねません。

それが事前にわかるよう、ホテリングの情報の可視化を活用してもらっているわけです。

また、Bizflex内で収集したデータの活用が進むと、人が増えてきたタイミングで混雑度合いが把握できるため、新しいオフィスへの移転の提案できることになります。

ニーズに合わせてフレキシブルに対応できる工夫

ー今後は、2023年4月に六本木、2023年末頃に八重洲、神田、浜松町にも展開予定と伺っています。それぞれオフィスのコンセプトは統一されているのでしょうか?

福岡:「借りやすく、返しやすい」というコンセプトは変えず、利用者の声に合わせてアップデートできるところは積極的に取り組んでいます。

ー家具は選べるのでしょうか?

福岡:基本はヒューリックで選択した家具を設置して入居いただきますが、家具を選びたかったり持ち込みの希望がある場合、柔軟に対応しています。

また、1号物件では使い勝手の関係で家具の一部を変更したテナント様が多かったことから、今後展開していくオフィスには、ホワイトスペースというあえて何も置かないスペースを確保し、ワークデスクを詰め込む配置をしたり、リラックススペースを作ったり、柔軟に対応できる余白を設けるようにしています。

社員数が数名の段階の企業は、リソースもないと思いますので、フレキシブルオフィスで良いと思います。しかし、人数が多くなってくると、オフィスにも企業の色を出すことで、社員の意識の向上や、採用面でも良い影響を与えられると考えています。

ーBizflexのオフィスには緑が多く取り入れられている印象を受けましたが、それも意図的にやられていることでしょうか?

福岡:「バイオフィリア」というコンセプトを取り入れており、自然を感じる環境を提供することで、生産性が上がるという研究結果も出ているため、緑を積極的に取り入れるようにしています。

成長スピードの早いスタートアップこそ「Bizflexの利便性」がわかる


ー創業期の企業にとって、その他どういう点で相性が良いでしょうか?

福岡:とにかく本業に集中できるオフィスだと考えています。

創業期は本当に時間が足りず、資金も限られている方が多いと思います。「借りやすく、返しやすい」オフィスを提供することで、オフィス移転時にBizflexが役に立てるのではないかと思います。

ーどういう企業におすすめですか?

福岡:業種や業態で特に限定していませんが、セキュリティの向上や企業文化の醸成をしたい企業とは相性がいいと思います。また、資金調達をするフェーズのスタートアップ企業は、急な人員増加や、資本の異動でやむなく短期で移転となるケースもあるため、そのような企業には、「借りやすく返しやすい」Bizflexのオフィスが本当におすすめです。

ーオフィスを借りる際に気をつけるポイントを教えてください。

福岡:従来は、入居時の立地・広さ・賃料坪単価で決定せざるを得ませんでしたが、実際は入居期間中の総額コストと契約の柔軟性を重視すべきだと考えています。

入居時点だけで考えてしまうと、のちのち予想していない出費が発生するリスクがあります。

ー1フロアだからこそ、会いたい人にすぐ会えるというスピード感も重要だと思いました。

福岡:見渡したところに従業員が全員いる、ということを大事にしているテナント様も多くいます。

独立したオフィススペースだからこそ、週末の夜に自分たちのオフィス内で懇親会をする企業もあり、コロナ禍で気薄になった「企業文化」を取り戻した感じがすると喜んでいただいています。

シェアオフィスだと、誰が出社しているかわからないこともあり、気づかないうちに同僚が辞めているということもあるようです。

全員出社しなくても良い時代にはなりましたが、みんなで集まれる場所があることで、企業文化が育まれるのだと感じました。

ー最後に読者にメッセージをお願いいたします。

福岡:Bizflexのコンセプトは「借りやすく、返しやすい」で、オフィス選びの新しい選択肢として「中規模フレキシブルオフィス」を展開していきます。

ステージに合わせて様々な借り方ができるので、ベストチョイスをしていただければと思います。

ヒューリックでは、今回ご紹介したBizflexに加えて好立地の一般オフィスなど幅広く提案できるため、ぜひご相談いただければと思います。

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