創業手帳が選ぶ起業経営ニュース 2024年12月4日 注目のニュース 大久保の視点 解説入り 創業手帳編集部 日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞! 日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されました。 優勝は㈱スピークバディが運営するAI英会話スピークバディ(代表・立石剛史氏)でした。グランプリは賞金100万円+記念トロフィーが授与されました。 各賞では、英会話AI、ロボットのようなハイテク系から、農作物・おもちゃのような身近なテーマまで幅広い多様なテーマのサービスが受賞しているのも興味深い点です。 また不当なサブスク請求を防ぐサブスクシールドという、サブスクを普及をさせる会の取り組みも合わせて報告されました。 イベント概要 開催日時: 2024年12月4日(水)13:00開場、13:30開演 会場:ベルサール六本木 参加費:無料 主催: 一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会 2024年度会長 美園直人 GOOPASS㈱ 取締役COO 2025年度会長 町野健 ㈱ソーシャルインテリア 代表取締役社長 詳細記事 ファウンダー佐川隼人 テモナ㈱ 代表取締役社長 詳細記事 受賞企業 グランプリ 株式会社スピークバディ | AI英会話スピークバディ スピークバディはAIで英会話の練習ができるAI英会話アプリで、音声認識、会話AI、デジタル音声等の技術を活用し、場所に関係なくまた低価格で学習できるツールで400万ダウンロードを突破しています。 筆者もアプリをユーザーとして利用した事がありますが、滑らかな操作性や、AIの作り込みが非常によくできていると思いました。 代表の立石氏によると使っているAIのエンジンは当初は汎用的な海外製のAIを使っていたが、自社のエンジニアによる独自開発のAIに切り替えた事が飛躍の鍵になったそうです。 用途の特化したAIでは、海外大手だけでなく国内スタートアップでも対抗しうるというのは起業家のヒントになると思いました。 詳細記事 シルバー賞 株式会社MiL | the kindest 子供一人一人に合わせた離乳食・幼児食サブスクリプションサービスを展開。 小児科医 管理栄養士・シェフと共同開発した商品を販売。 詳細記事 ブロンズ賞 ジギョナリーカンパニー㈱ | akareco 自身が持つネットバンクや仮想通貨 スマホ・PC、 サブスクサービス等のログイン情報を生前から登録・保管しておくことで、死亡 (や認知症)時、 任意の人に継承することができる 「デジタル資産継承」 サービスです。家族が知らずに管理できないサービスが存在することによる相続・解約トラブルを防ぐということです。 他各賞 ㈱MIC | ニコノリ (車のサブスク) 自立の㈱ | Cha Cha Cha (おもちゃのサブスク) ZenGroup㈱ | Zen Pop(文房具ボックスのサブスク)詳細記事 ㈱ノーティスト | はたけビュッフェ(野菜収穫し放題のサブスク) AZ日本AIロボット㈱ | AIロボットのサブスク ㈱iMedical | MedicalTalk Global(医療コミュニケーションのサブスク) 授賞式に合わせサブスク決済の悪用を防ぐサブスクシールドの仕組みの発表も行われました。 大久保の解説 サブスクリプション、通称サブスクのビジネスモデルは、収益の安定性と顧客関係の強化が大きな魅力です。 カード決済での継続引き落としとシステムの低価格化でこうしたサブスクビジネスに挑戦する企業が増えました。 昔から長く顧客と継続する取引するビジネスとしては保険や新聞などがありますが、こうした定額集金のシステムを構築するのは従来大変でしたがITによってより挑戦しやすい環境となり、またサブスク決済を支える業界(決済や定期課金システムのベンダーなど)が、新しいタイプのサブスク業者にアワードを授与して、業界自体を盛り上げようという試みは面白いと思いました。 また、団体が横のつながりを活かしたサブスク決済の悪用を防ぐサブスクシールドも業界団体ならではで、業界の発展のプラスになるでしょう。 読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。 解説者紹介 大久保幸世 創業手帳 株式会社 代表取締役 大手ITベンチャー役員で、多くの起業家を見た中で「創業後に困ることが共通している」ことに気づき会社のガイドブック「創業手帳」を考案。現:創業手帳を創業。ユニークなビジネスモデルを成功させた。印刷版は累計250万部、月間のWEB訪問数は起業分野では日本一の100万人を超え、“起業コンシェルジェ“創業手帳アプリの開発や起業無料相談や、内閣府会社設立ワンストップ検討会の常任委員や大学での授業も行っている。毎日創業Tシャツの人としても話題に。 創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら カテゴリ イベント 関連タグ サブスク サブスクリプション スピークバディ この記事を読んだ方が興味をもっている記事 有限会社とは?なぜもう設立できないのか? キャッシュフローとは?計算書(C/F)の見方や作り方などをわかりやすく解説! あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう 起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】 【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト 【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説 創業関連の最新情報を毎日お届け! イベントの創業手帳ニュース 【7/2-4開催】日本最大級のスタートアップカンファレンス「IVS2025」開催中 (2025/7/3) 【7/17-18開催】全国のアトツギ支援機関を対象とした「アトツギサポーターズサミット」開催 (2025/7/2) 「農山漁村」経済・生活環境創生プラットフォーム 第2回シンポジウムが開催 (2025/6/27) グローバルスタートアップイベント「Tech Osaka Summit 2025」出展企業募集中(7/15締切) (2025/6/26) 【9/17-18開催】世界中のディープテックスタートアップエコシステム関係者が集う「Global Startup EXPO 2025」大阪・関西万博で開催 (2025/6/25) 【8/4締切】国内最大級のトレードショー「産業交流展2025」出展者募集中 (2025/6/20) 【6/26開催】「関東農政局みどりの食料システム戦略勉強会(第32回)」テーマ:スマート農業による環境負荷低減の取組(その3) (2025/6/20) 起業家必見!横浜銀行が2025年7月から2025年8月にかけてオンライン創業支援セミナー「みらい海図」を開催! 注目のニュース (2025/6/16) 【6/17開催】X-HUB TOKYO キックオフイベント (2025/6/13) 【5/29開催】オンラインセミナー「中小、ベンチャー、スタートアップに伝えたい 10の知財のこと」【世界知的所有権機関(WIPO)主催】 (2025/5/27) キャンペーン 女性対象 有望企業 トレンド 便利なサービス イベント 制度改正 公募 関連するタグのニュース 花のサブスクリプション・サービス「Bloomee LIFE」運営の「Crunch Style」が3億円調達 株式会社Crunch Styleは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 花のサブスクリプション・サービス「Bloomee LIFE」を運営しています。 全国約100店舗の花屋から、季節… カメラのサブスクリプションサービス「GooPass」展開の「カメラブ」が資金調達 2021年9月30日、カメラブ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、UIデザイン事業やWebサービス開発の株式会社グッドパッチです。 カメラのサブスクリプションサービス「Goo… 「カスタメディア」食器のシェアリング・サービス「EPOCH TABLE」をリリース 石塚硝子株式会社は、「EPOCH TABLE(エポック テーブル)」を2020年7月1日にリリースしたことを発表しました。 「EPOCH TABLE」は、国内食器メーカー初の食器(テーブル・ウェア)の… 定額制の全国住み放題・多拠点コリビング・サービス「ADDress」が全国100拠点に到達 2020年12月4日、株式会社アドレスは、「ADDress」が、全国100拠点に到達したことを発表しました。 「ADDress」は、定額制の全国住み放題・多拠点コリビング・サービスです。 資本提携を結… 「Sonoligo」と「クラブツーリズム」が業務提携 日帰りバスツアーなどをリーズナブルに楽しめる期間限定サービスを開始 2022年5月27日、株式会社Sonoligoは、クラブツーリズム株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。 これにより、2022年6月1日から3カ月間の期間限定で新サービス「Sonolig… 大久保の視点 明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT 2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各… (2025/3/14) 日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞! 日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし… (2024/12/4) 国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート! パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav… (2024/10/9) 創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら 注目のニュース SPONSORED 起業家必見!横浜銀行が2025年7月から2025年8月にかけてオンライン創業支援セミナー「みらい海図」を開催! SPONSORED 【宮城県気仙沼市】「気仙沼市創造的産業復興支援事業費補助金」(6/25締切) SPONSORED 弥生による無料オンラインセミナー「初めての方でもわかる確定申告講座」を公開! 最新の創業手帳ニュース 農業機械のGPS追跡システム「レポサク」を提供する「エゾウィン」が資金調達 (2025/7/7) 「第51回発明大賞」候補者募集(9/30締切) (2025/7/4) 令和7年度「経営継承・発展等支援事業」 地域農業の担い手を支援 (2025/7/4) 【中小企業庁】インボイス制度対応 各種支援策の案内 (2025/7/4) 不動産投資アプリを運営する「Propally」が1.1億円調達 (2025/7/4) 「Oceanic Constellations」が12億円調達 (2025/7/4) 商用EV導入のワンストップサービスを手がける「eMotion Fleet」が2.5億円調達 (2025/7/4) 【農林水産省】令和7年度「農山漁村振興交付金(都市農業機能発揮対策(都市農業共生推進等地域支援事業))」追加公募 (2025/7/3) 起業家表彰「第25回Japan Venture Awards」(募集期間:7/2-8/21) (2025/7/3) 【7/2-4開催】日本最大級のスタートアップカンファレンス「IVS2025」開催中 (2025/7/3) 記事についてのお問い合わせはこちら 創業時に役立つサービス特集 GMOあおぞらネット銀行の担当者に聞いてみた「法人口座開設の審査のポイントとは?」 バーチャルオフィスFIRMならローコストで一等地にオフィスが持てる クロスオフィスへ入居すれば好アクセスで快適なオフィススペースが実現! 「freee会社設立」で会社設立手続きの手間を最小限に パソコン初心者が起業するなら専門家に相談すべき理由。起業の成否すら左右しうる freeeは電子帳簿保存法に完全対応。経理のペーパーレス化推進に最適 注目インタビュー記事 Chatwork 山本 正喜|国産ビジネスチャットの先駆者に聞いた、起業を成功させるコツ リベラル 上田庸司|個人の価値観と組織の理念をすり合わせ、働きたいと思える組織を作る マンガ家 タナカカツキ|サウナブームの火付け役「サ道」著者が目指す、理想のサウナとは WAKUWAKU 鎌田 友和|リノベ不動産で暮らしにワクワクを! H2L 玉城 絵美|「固有感覚」で気鋭の工学者が起業するまで 乙武 洋匡|「起業することをカジュアルに」起業家にお願いしたいこと
創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2024年12月4日 注目のニュース 大久保の視点 解説入り日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されました。
優勝は㈱スピークバディが運営するAI英会話スピークバディ(代表・立石剛史氏)でした。グランプリは賞金100万円+記念トロフィーが授与されました。
各賞では、英会話AI、ロボットのようなハイテク系から、農作物・おもちゃのような身近なテーマまで幅広い多様なテーマのサービスが受賞しているのも興味深い点です。
また不当なサブスク請求を防ぐサブスクシールドという、サブスクを普及をさせる会の取り組みも合わせて報告されました。
イベント概要
開催日時: 2024年12月4日(水)13:00開場、13:30開演
会場:ベルサール六本木
参加費:無料
主催: 一般社団法人日本サブスクリプションビジネス振興会
2024年度会長 美園直人 GOOPASS㈱ 取締役COO
2025年度会長 町野健 ㈱ソーシャルインテリア 代表取締役社長 詳細記事
ファウンダー佐川隼人 テモナ㈱ 代表取締役社長 詳細記事
受賞企業
グランプリ 株式会社スピークバディ | AI英会話スピークバディ

スピークバディはAIで英会話の練習ができるAI英会話アプリで、音声認識、会話AI、デジタル音声等の技術を活用し、場所に関係なくまた低価格で学習できるツールで400万ダウンロードを突破しています。
筆者もアプリをユーザーとして利用した事がありますが、滑らかな操作性や、AIの作り込みが非常によくできていると思いました。
代表の立石氏によると使っているAIのエンジンは当初は汎用的な海外製のAIを使っていたが、自社のエンジニアによる独自開発のAIに切り替えた事が飛躍の鍵になったそうです。
用途の特化したAIでは、海外大手だけでなく国内スタートアップでも対抗しうるというのは起業家のヒントになると思いました。
詳細記事
シルバー賞 株式会社MiL | the kindest
子供一人一人に合わせた離乳食・幼児食サブスクリプションサービスを展開。 小児科医 管理栄養士・シェフと共同開発した商品を販売。
詳細記事
ブロンズ賞 ジギョナリーカンパニー㈱ | akareco
自身が持つネットバンクや仮想通貨 スマホ・PC、 サブスクサービス等のログイン情報を生前から登録・保管しておくことで、死亡 (や認知症)時、 任意の人に継承することができる 「デジタル資産継承」 サービスです。家族が知らずに管理できないサービスが存在することによる相続・解約トラブルを防ぐということです。
他各賞
㈱MIC | ニコノリ (車のサブスク)
自立の㈱ | Cha Cha Cha (おもちゃのサブスク)
ZenGroup㈱ | Zen Pop(文房具ボックスのサブスク)詳細記事
㈱ノーティスト | はたけビュッフェ(野菜収穫し放題のサブスク)
AZ日本AIロボット㈱ | AIロボットのサブスク
㈱iMedical | MedicalTalk Global(医療コミュニケーションのサブスク)
授賞式に合わせサブスク決済の悪用を防ぐサブスクシールドの仕組みの発表も行われました。

大久保の解説
読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。サブスクリプション、通称サブスクのビジネスモデルは、収益の安定性と顧客関係の強化が大きな魅力です。
カード決済での継続引き落としとシステムの低価格化でこうしたサブスクビジネスに挑戦する企業が増えました。
昔から長く顧客と継続する取引するビジネスとしては保険や新聞などがありますが、こうした定額集金のシステムを構築するのは従来大変でしたがITによってより挑戦しやすい環境となり、またサブスク決済を支える業界(決済や定期課金システムのベンダーなど)が、新しいタイプのサブスク業者にアワードを授与して、業界自体を盛り上げようという試みは面白いと思いました。
また、団体が横のつながりを活かしたサブスク決済の悪用を防ぐサブスクシールドも業界団体ならではで、業界の発展のプラスになるでしょう。
解説者紹介
大久保幸世 創業手帳 株式会社 代表取締役
大手ITベンチャー役員で、多くの起業家を見た中で「創業後に困ることが共通している」ことに気づき会社のガイドブック「創業手帳」を考案。現:創業手帳を創業。ユニークなビジネスモデルを成功させた。印刷版は累計250万部、月間のWEB訪問数は起業分野では日本一の100万人を超え、“起業コンシェルジェ“創業手帳アプリの開発や起業無料相談や、内閣府会社設立ワンストップ検討会の常任委員や大学での授業も行っている。毎日創業Tシャツの人としても話題に。
イベントの創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
株式会社Crunch Styleは、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 花のサブスクリプション・サービス「Bloomee LIFE」を運営しています。 全国約100店舗の花屋から、季節…
2021年9月30日、カメラブ株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、UIデザイン事業やWebサービス開発の株式会社グッドパッチです。 カメラのサブスクリプションサービス「Goo…
石塚硝子株式会社は、「EPOCH TABLE(エポック テーブル)」を2020年7月1日にリリースしたことを発表しました。 「EPOCH TABLE」は、国内食器メーカー初の食器(テーブル・ウェア)の…
2020年12月4日、株式会社アドレスは、「ADDress」が、全国100拠点に到達したことを発表しました。 「ADDress」は、定額制の全国住み放題・多拠点コリビング・サービスです。 資本提携を結…
2022年5月27日、株式会社Sonoligoは、クラブツーリズム株式会社と業務提携契約を締結したことを発表しました。 これにより、2022年6月1日から3カ月間の期間限定で新サービス「Sonolig…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
注目のニュース
最新の創業手帳ニュース