注目のスタートアップ

南京錠のスマートロックサービスを提供する「KEYes」が1億円調達 大日本印刷と業務提携

company

2021年10月13日、KEYes株式会社は、総額約1億円の資金調達を実施したことを発表しました。

スマートフォンで解錠操作できるスマート南京錠システムを開発・提供しています。

いつ・誰が・どこで解錠したかどうかのデータを管理することもできます。

また大日本印刷株式会社と、スマート南京錠を活用したキーシェアリングシステムについてのパートナーシップ契約(業務提携契約)を締結しています。

これにより、スマート南京錠システムをSaaS型サービスとして提供し、マーケティングから販売においての業務において提携します。

今回の資金は、事業拡大や、組織強化、営業強化に充当されます。

スマートロックとは、スマートフォンなどのアプリから鍵の解錠/施錠や鍵の管理が行える電子錠のことです。

単に解錠/施錠がスマートフォンから行えることになるのが便利なだけでなく、スマートロックの一番のイノベーションは鍵の管理にあります。

たとえばオフィスにスマートロックを導入すれば、入退室を把握することができ、労務管理ソフトと連携すれば、勤怠管理を自動化することもできます。ほかにもレンタルスペースでは、鍵の受け渡しが不要になるほか、鍵を使える時間を設定できるため、受付の省人化を実現できます。

また、屋内の鍵だけでなく、屋外でよく使われる南京錠についてもスマートロック化することで、大きなイノベーションが生まれます。

そもそも屋外で南京錠が多用される理由としては、南京錠が持ち運べること、取り付けのコストが低いこと、南京錠自体が安価であることなどが挙げられます。

この南京錠がスマートロック化された場合、点検整備の際の鍵の受け渡しが非対面になりますし、鍵の紛失・盗難がなくなり、セキュリティ面も向上します。

また鍵の解錠状況を管理できるため、防犯管理として非常に大きな力となるでしょう。

創業期はなにも導入されていないまっさらな状態なため、最新のシステムを導入するのにうってつけです。「冊子版創業手帳」では、社内システムの整備ノウハウを詳しく解説しています。また、ICTの専門家にインタビューを行い、創業期のシステム整備のメリットや注意点なども伺っていますので、こちらもご参考ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ IoT KEYes スマート・ロック スマート南京錠 南京錠 大日本印刷 株式会社 業務提携 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
起業の仕方サムネイル
起業の6ステップ。素人でも失敗しない起業の仕方を大解剖。起業の専門家が体験とデータで解説。
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

有用化合物のバイオ生産を可能にする情報基盤を開発する「digzyme」が3,000万円調達
2020年5月29日、株式会社digzymeは、総額約3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 生命科学研究のビッグデータ解析によって有用化合物の新規バイオ生産開発を可能とする情報基盤を…
社会デザインプラットフォーム「Surfvote」を開発・提供する「Polimill」が資金調達
2023年7月31日、Polimill株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 Polimillは、社会デザインプラットフォーム「Surfvote」を開発・提供・運営しています。 イシューと…
デジタルサイネージのファブレスメーカー「LED TOKYO」が本田圭佑氏率いる「KSK Angel Fund」から資金調達
2023年8月4日、LED TOKYO株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、本田圭佑氏が手がける個人ファンド「KSK Angel Fund, LLC」です。 LED TOKYO…
料理人と飲食店のマッチング・プラットフォーム「smallkitchens」運営の「Gifukuru」が資金調達
2021年1月26日、株式会社Gifukuruは、資金調達を実施したことを発表しました。 料理人と加盟店舗の空き時間をマッチングし、オリジナルのお弁当の販売ができるプラットフォーム「smallkitc…
核融合炉周辺・プラントに必要な機器・システムの研究開発を手がける「京都フュージョニアリング」が105億円調達
2023年5月17日、京都フュージョニアリング株式会社は、総額105億円の資金調達を実施したことを発表しました。 京都フュージョニアリングは、核融合炉周辺・プラントに必要な機器・システムの研究開発を手…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集