飲食店開業時の集客・マーケティングアイデア11選!無料の販促方法もご紹介

飲食店開業時の集客・マーケティングアイデア11選!無料の販促方法もご紹介

飲食店を開業する際や、開業してからしばらくの間は、顧客を集めるためのマーケティング戦略が特に重要になります。店舗を開店しただけで顧客が集まることはなく、成功している飲食店はどの店舗であれ最初の段階からリピーター獲得に成功しています。リピーター獲得ができている飲食店はマーケティングにも成功しているのです。

そこで本記事では、飲食店開業時に重要になる集客・マーケティングアイデアをまとめてご紹介します。無料ですぐに実践できるマーケティング施策もご紹介しますので、ぜひ参考にしてみてください。

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飲食店開業時には集客アイデアが重要な理由

飲食店開業時、あるいは開業してからしばらくの間は特に、集客に対するアイデアと実践が非常に重要です。飲食店をオープンしたとしても、適切な宣伝や集客施策がなければ顧客は当然気づいてくれません。料理やサービスの品質にいくら自信があったとしても、実際に店舗を訪れて体験してもらわなければわからず、ファンが増えることもないでしょう。オープンしてからしばらくファンがつかないようですと、店舗の資金も減る一方になってしまいます。

そのため、店舗を開業してすぐの時期にいかに集客してファンを増やせるかが勝負です。飲食店の店舗を開業する前の段階で集客アイデアやコンセプトを決めておき、開業したタイミングからマーケティング施策を次々と仕掛けていかなければなりません。

飲食店開業時の集客・マーケティングのポイント

飲食店開業時の集客・マーケティングのポイントをご紹介します。いくら提供する商品が美味しくとも、店舗を認知してもらえなければ顧客に足を運んでもらえません。ここでご紹介するポイントを押さえることで、顧客に店舗を認知してもらいましょう。

ペルソナを想定する

ペルソナとは、簡単に言ってしまえば、詳細な顧客イメージのことです。例えば、ハンバーガー店を経営しているとしましょう。ハンバーガー店を経営するにしても、いろいろなターゲット顧客が想定されます。若くてよく食べる顧客をメインターゲットにしているお店もあれば、健康意識の高い女性やシニアの顧客向けのお店もあります。自社店舗のペルソナをあらかじめ想定しておくことで、特定のペルソナに刺さる商品設計が可能になります。

ペルソナは、特定の顧客一人の情報をまとめたものです。例えば、「30代の独身男性。年収は500万円程度の会社員。仕事が忙しく料理をしている暇がないので普段はコンビニ弁当が多い。週に1〜2回はランチで外食に行く」といった具合です。

このように顧客を詳細にイメージすることで、その顧客がどのような食事を欲しているのか、イメージしやすくなります。店舗のメインターゲットとなるような一人の顧客イメージを、できる限り具体的に想像し、情報としてまとめましょう。

万人に受ける店舗を作ろうとしても誰にも刺さらず、店舗の経営も上手くいきません。そのため、「特定の顧客 = ペルソナ」を想定することが非常に重要です。

ペルソナに刺さるコンセプトに沿ってお店を作る

自社店舗・商品の顧客をペルソナで描き出した後で、そのペルソナに刺さる商品を設計します。逆に商品ありきで考えるのであれば、その商品が刺さるペルソナ(=顧客)が存在するかどうかを考えなければならないでしょう。

例えば、メインとするペルソナを「10代半ば〜30代前半の独身男性」とします。この層は一般的に食欲も旺盛なので、「ボリュームのある料理を提供するお店」という方向性でお店を作ってみるのは一つの正解かもしれません。

このように、自社がメインターゲットとするペルソナを考え、そのペルソナに沿った商品やサービスを逆算して作っていくといいでしょう。

とりあえずやってみて、PDCAを回す

自社店舗のペルソナを想定し、実際に商品や店舗を設計してオープンの準備が整えば、後は開店に向けてさまざまな集客・マーケティングアイデアを実践していくだけです。後述しますが、集客やマーケティングのアイデアはたくさんあります。しかし、店舗を開業する当初はマーケティングにかけられる時間もコストもそこまでありません。実現可能なところからアイデアを試していけばいいでしょう。

重要なのはPDCAを回すことです。PDCAとはPlan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)のループのことです。例えば、Instagramでお店の商品をアピールすることを計画し、愚直に実行を続けるのもいいでしょう。それぞれの投稿を分析・評価した上で、反響がもらえそうな投稿に改善していく。このようなPDCAが想像できます。ほかにも、さまざまなアクションを実行するなかで徐々に改善していけばOKです。

飲食店開業時に使えるマーケティングの考え方

飲食店開業時にはマーケティング施策が重要になります。しかし、マーケティング施策を全く何もないところから考えるのも難しいでしょう。そこで、飲食店のマーケティング戦略を考える際にも役立つマーケティング分析のフレームワークをご紹介します。

3C分析

マーケティングフレームワークとして有名なものに、3C分析があります。自社に有利なマーケティング戦略を立てるために、3つのCをさまざまな角度から分析するのが3C分析です。

1つ目のCはCustomer(顧客)です。自社の顧客はどのような顧客なのか、飲食店を立ち上げる段階で決める必要があります。女性に受けるお店なのか、子連れのファミリーに受けるお店なのかなど、自社の顧客を決めましょう。ペルソナを考えることでできる限り詳細に考えてみるといいでしょう。

2つ目のCはCompetitor(競合)です。店舗を出店する周辺にある競合店舗について調査・分析し、競合の強みや弱みを考え抜きます。

3つ目のCはCompany(自社)です。顧客が求めている食品・サービスを、競合よりも魅力的な形で提供できるよう、自社の強みや弱みを分析した上で考えてみましょう。

4P分析

4P分析も3C分析と同じく、ビジネスの実践で用いられることの多いマーケティングフレームワークです。Product(商品・サービス)、Price(価格)、Place(流通)、Plomotion(販売促進)の4つのPを分析します。

Product(商品・サービス)を分析しなければならない点は言うまでもないでしょう。自社と競合の商品・サービスを比べ合わせて自社の強みを磨かなければなりません。

Price(価格)についての戦略を考えるのも、飲食店の経営を考える上では避けては通れません。価格を安くして回転数を増やすことで稼ぐのか、高価格で高品質の商品を提供して稼ぐのかなど、考えてみましょう。

飲食店であっても、Place(流通)について考えるのも重要です。自社店舗だけでなく、デリバリーサービスを利用したり、ECサイトでの販売を通じてさらなる売り上げアップを図れます。また、デリバリーサービスやECサイトを利用することで、顧客に対してより自社店舗の認知度を高めることもできます。

最後にPlomotion(販売促進)です。自社店舗のマーケティング施策について、特に開店したての頃ほど考える必要があります。

SWOT分析

最後にご紹介したいのが、SWOT分析です。SWOT分析は、自社店舗と競合を分析し、自社の商品戦略を作る際に役立つフレームワークです。SはStrength(強み)、WがWeakness(弱み)、OがOpportunity(機会)、TがThreat(脅威)です。

まず、自社と競合の商品のStrength(強み)とWeakness(弱み)について考えなければならないのは自明でしょう。自社商品のどのような点が競合商品に勝っているのか、考え抜きます。

SWOT分析ではさらに、Opportunity(機会)とThreat(脅威)についても考えます。ラーメン店であれば例えば、「ラーメンブームがきている」、「幹線道路沿いの立地なので車がよく通る」などの機会が考えられますし、「夏場は暑いのでラーメンの需要が減る」、「ラーメン店が多いエリア」などの脅威が考えられるでしょう。

飲食店開業時に使える集客・マーケティングアイデア11選

飲食店を開業する際には、ペルソナに訴求する店舗設計が重要なことは述べました。ペルソナとして想定している顧客に伝われば魅力に感じてもらえるとしても、顧客に伝える努力をしなければなりません。本項では、潜在的な顧客に自社店舗の魅力を伝えるためのマーケティングアイデアをご紹介します。

チラシ

飲食店の集客で地道ながら成果が上がりやすいのが、チラシを使った集客です。店舗をオープンする地域の潜在的な顧客にアピールするために、地域の顧客にチラシを配るのは着実ながらも有効な施策と言えます。最近はインターネットを使った集客ばかりが注目されますが、飲食店の商圏内にいる顧客に着実にアピールするなら、チラシを使うのは欠かせません。

DM(ダイレクトメール)

チラシと同様、飲食店の商圏内にいる顧客に着実にアピールできる集客施策がDMです。店舗の魅力や商品をアピールするDMを作り、地域の潜在顧客がいそうな家庭や企業にポスティングして回りましょう。郵便物をチェックしない家庭や企業はそうないですから、チラシと同様、DMも着実に潜在的な顧客層にアピールすることができます。

新聞広告

予算があるのであれば、新聞広告を検討してみてもいいでしょう。新聞をよく購読しているシニア層やファミリー層がメインターゲットとなるような飲食店の場合、有効なマーケティング施策になり得るはずです。広告にインパクトがあれば、TwitterなどのSNSでのクチコミ効果も期待できるでしょう。新聞折り込みのチラシも有効です。

プレスリリース

プレスリリースとは、企業が公式に発表する文書のことです。プレスリリースを配信する媒体にプレスリリースを提供して配信してもらうことで、多くのメディアに取り上げてもらうことができます。例えば、店舗を作った際にプレスリリースを配信することで、店舗がある地元のテレビや新聞などのローカルメディアから取材依頼が来る可能性もあります。

看板

アナログな集客・マーケティング施策として今でも重要なのが、看板です。もちろん、店舗の前に看板を設置するのは必須です。通りすがりの顧客にどのような店舗なのか認知してもらう必要があるためです。店舗の前だけではなく、店舗がある地域の注目が集まる場所に看板広告を設置することで、自社店舗をアピールすることができます。

ホームページ・ブログ(SEO)

現代の飲食店の集客・マーケティング施策として外せないのが、ホームページとブログによる集客です。多くの顧客がインターネットで検索して店舗を探しています。インターネットで検索しても、自社のホームページがなければ検索で引っ掛かからず、顧客が訪問する店舗の候補から外されてしまいます。店舗のホームページ・ブログをインターネット上で多くの顧客の目に触れるような施策(SEO)を行うことで、より多くの顧客を獲得することができます。

MEO

MEOとはMap Engine Optimizationの略称で、日本語では地図最適化という意味です。インターネットの検索エンジンで検索すると、店舗の地図が表示されます。顧客があるキーワードで検索した際に自社店舗を地図検索結果の上位に表示させるための施策がMEOです。例えば、「渋谷 ラーメン店」と検索した際に自社のラーメン店の地図が最上位に表示されれば、それを見て訪れる顧客も増えるでしょう。そのような施策をMEOと呼びます。

SNS運用

飲食店の集客・マーケティング施策として外すことができないのが、SNS集客です。Instagram、Twitter、YouTube、TikTok、Facebookなど、さまざまな媒体があります。全て基本的な利用は無料なので、利用しない手はありません。Instagramに店舗の商品の美味しそうな写真を継続的に投稿するだけでも集客効果は期待できるでしょう。

Web広告

ホームページ運用やSNS運用をするのであれば、あわせて考えたいのがWeb広告によるマーケティングです。Web広告を利用するのは無料ではありませんが、店舗をオープンしたばかりの時期などには広告も利用して自社店舗の存在を潜在的な顧客に認知させるのもアリでしょう。リスティング広告やSNS広告など、さまざまな広告があります。

グルメポータルサイト

昨今、飲食店に訪問する顧客の多くは、グルメポータルサイトでの評判をチェックしています。「食べログ」や「ぐるなび」などをはじめとするグルメポータルサイトに自社店舗を掲載することで、そうした潜在的な顧客層にアプローチできます。商品の味やサービスに自信があるのであれば、レビューによって自然と新規顧客を増やすこともできる施策です。

フードデリバリーサービス

フードデリバリーサービスに登録・利用することも店舗開業時の集客・マーケティング施策として有効です。フードデリバリーサービスに登録している店舗はまだ少ないため、自社店舗を効率よくフードデリバリーサービスのユーザーにアピールすることができます。当然ながら、フードデリバリーサービスを利用することで売上アップも期待できるでしょう。初期費用無料で始められるフードデリバリーサービスもあります。

フードデリバリーサービスならUber Eats(ウーバーイーツ)

Uber Eats(ウーバーイーツ)は、自社の商品を配達パートナーがユーザーに届けてくれるフードデリバリーサービスです。日本全国28都府県にて展開しており、多くのグルメファンの方々に利用されています。

レストラン側は初期投資・固定費・登録手数料無料(※)でデリバリーサービスを利用できます。カード決済手数料もUber Eats(ウーバーイーツ)が負担してくれます。始めたい時間にタブレットをONにするだけで簡単に利用可能。世界各国でブランドが認知されているので、外国人観光客にもアピールできます。解約金や違約金もありません。注文ごとに注文総額の35%の手数料を支払うのみです。

Uber Eats(ウーバーイーツ)を利用することで、知名度がない開業直後であっても、Uber Eats(ウーバーイーツ)を利用する多くのユーザーに店舗をアピールすることができます。コストをかけず、売上機会を増やすこともできるのです。

(※)期間限定のため、予告なく終了する可能性があります。

Uber Eats(ウーバーイーツ)で集客を伸ばした事例

Uber Eats(ウーバーイーツ)を利用することで知名度を拡大したり、売上を拡大させた事例をご紹介します。

アメリカ・ロサンゼルス市で日本料理などを提供するWokcanoは、Uber Eats(ウーバーイーツ)のマーケティングキャンペーンを効果的に利用することで、効率的に店舗の認知度を高め、売上を拡大することに成功しました。Wokcanoは3週間にわたって20ドル以上の注文をした顧客に5ドルの割引を提供し続けたところ、前週比注文量を32%向上させました。さらに、358人もの新規顧客獲得にも成功したのです。

アメリカ・ニューヨーク市にあるレストラン、Halal Bros Grillは自宅や外出先で健康的な料理を求める顧客にUber Eats(ウーバーイーツ)を利用することで美味しい食事を提供しています。オーナーのMerwais Popal氏は「当店はソーシャル メディアを活用しており、Instagram では多くのフォロワーがいますが、つながることができるのは当店をすでに知っている人たちだけでした。ところが Uber Eats(ウーバーイーツ) のおかげで、新しいお客さまが当店を目にし、試してくれるようになったのです」と述べています。Instagramで獲得できない新規顧客を、Uber Eats(ウーバーイーツ)で獲得しているのです。

開業時の飲食店集客のアイデアとしてUber Eats(ウーバーイーツ)を活用しよう

以上、開業時の飲食店集客のポイントやマーケティングフレームワーク、集客のアイデアなどをご紹介しました。

飲食店開業の際には、店舗の顧客を明確に想像し、その顧客に刺さる商品・サービス設計が欠かせません。その上で、オープン当初より数あるマーケティング施策を次々と実行し、顧客に「食べてみたい」と思わせる必要があります。

なかでも、意外と知られていないマーケティング施策がUber Eats(ウーバーイーツ)です。2022年現在、登録手数料が無料な上、毎月の固定費は不要です。登録しておけば集客・売上アップの機会が得られるので、ぜひお気軽に登録してみてください。

(監修: Uber Japan株式会社
(編集: 創業手帳編集部)

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