光量子コンピューターを開発する「OptQC」が15億円調達
2025年10月22日、OptQC株式会社は、総額15億円の資金調達を発表しました。
今回の資金調達により、累計調達額は21.5億円となりました。
OptQCは、東京大学大学院工学系研究科・古澤研究室の研究成果をもとに設立されたスタートアップで、光量子コンピューターの早期実現を目指しています。
常温常圧での動作、優れたスケーラビリティ、高速情報処理能力といった特徴を有する光量子コンピューターの開発を行っています。
今回調達した資金は、人材の獲得、設備投資に活用します。
量子コンピューターは量子力学の原理を応用した次世代の計算機です。理論上の計算速度は従来のスーパーコンピューターを大きく上回り、これまで実行不可能だった問題の解決が期待されています。すでに特定用途向けの実用化が進んでおり、汎用化が待たれます。
しかしながら現状の汎用機は拡張性が低く、きわめて低温や特殊環境を必要とするため消費エネルギーが高いという課題があります。この課題に対し、OptQCは光量子による早期実現を目指しています。
汎用的な量子コンピューターの方式は超伝導、中性原子、イオン、シリコン、光と多様ですが、光は原理的にクロックを数百テラヘルツまで高められ、ほぼ室温で動作可能でコンパクトかつ大規模計算や光通信との親和性が高い点で有望とされています。
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