注目のスタートアップ

コミュニティサクセスプラットフォーム「Commune」を提供する「コミューン」が55億円調達

company

2025年9月3日、コミューン株式会社は、総額55億円の資金調達を発表しました。

コミューンは、コミュニティサクセスプラットフォーム「Commune」や社内コミュニティサービス「Commune for Work」を開発・提供しています。

「Commune」は、顧客と従業員の相互交流を通じて信頼関係を深めるためのコミュニティサービスです。設計戦略から運営支援までワンストップで提供しています。

顧客・従業員と信頼を育み事業に活かす「信頼起点経営」を提案しており、それを実現する複数プロダクトの開発を計画しています。

今回調達した資金は、「信頼起点経営」を実現するための革新技術開発などに活用します。


企業・従業員が顧客との信頼を構築することは、競争優位の獲得や長期的な顧客ロイヤルティの醸成、製品・サービス品質の継続的改善、従業員エンゲージメント向上など、多様なメリットをもたらします。市場環境が成熟化し差別化要因が薄れるなか、信頼性は現代ビジネスにおいて強力な競争優位性になっています。

信頼関係を構築する方法はいくつかありますが、なかでもコミュニティの構築は有効な手法のひとつとして知られています。

たとえば、エンターテインメントの領域では、ファンクラブやファン限定イベントといったコミュニティは一般的な施策です。こうしたコミュニティは演者やクリエイターとファンの関係を深化させ、ファンのエンゲージメントを向上させます。

このコミュニティの力はさまざまな業界でも注目されるようになっており、コミュニティ構築とその運営に取り組む企業も増えてきています。

このような背景のもと、コミューンはコミュニティサクセスプラットフォーム「Commune」を提供し、組織と人がつながるコミュニティの構築を支援しています。

事業の拡大には戦略的な資金調達や、シナジーの見込める企業との提携が重要です。シリーズ累計発行部数250万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど、資金調達に関する情報を掲載しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ BtoB Commune コミューン コミュニティ ファンコミュニティ 交流 信頼起点経営 信頼関係 従業員 株式会社 資金調達 関係 顧客
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【初心者向け】事業計画書の書き方18ステップ|起業・融資対応テンプレート付
NPO法人設立サムネイル
【保存版】NPO法人の設立は難しい?メリットや設立費用、条件など徹底解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

「福祉はぐくみ企業年金基金」を中心に企業年金制度の導入・設計をサポートする「ベター・プレイス」が2.3億円調達
2024年3月5日、株式会社ベター・プレイスは、総額2億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 この資金調達は、2023年6月に実施したシリーズBの延長ラウンドとして実施したものとなり…
次世代型リチウムイオン電池「全樹脂電池」開発・販売の「APB」が資金調達
2020年6月30日、APB株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、豊田通商株式会社です。 以前の資金調達は2020年3月4日で、総額約80億円を調達しています。 APBは、次世…
建設業マッチング・アプリ運営の「助太刀」が7億円調達
2019年7月2日、株式会社助太刀は、総額約7億円の資金調達を実施したことを発表しました。 建設現場と大工や左官などの現場職人をマッチングするアプリ「助太刀」を運営しています。 ほかには、その日の稼ぎ…
フードデリバリーサービス提供の「Chompy」が7.8億円調達
2021年6月30日、株式会社Chompyは、総額約7億8,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 また、2021年6月26日付で社名を株式会社シンから、株式会社Chompyに変更していま…
SNSの店舗アカウントを一括管理できるクラウドサービス運営の「カンリー」が4.6億円調達
2021年6月1日、株式会社カンリーは、総額約4億6,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Googleマイビジネスページや、HP、各種SNSアカウントの店舗情報を一括管理できるクラウド…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集