「中小物流事業者の労働生産性向上事業(物流施設におけるDX推進実証事業)」

subsidy

国土交通省「中小物流事業者の労働生産性向上事業(物流施設におけるDX推進実証事業)」のご案内です。

中小物流事業者における業務効率化や働き方改革のための自動化・機械化・デジタル化の取組を支援します。

補助対象事業者

 [1]倉庫業者
 [2]第一種・第二種貨物利用運送事業者
 [3]トラックターミナル事業者
 [4]特定貨物自動車運送事業者・一般貨物自動車運送事業者・貨物軽自動車運送事業者
 [5]物流不動産開発事業者

事業内容

物流施設における自動化・機械化・デジタル化の優れた取組について、
[1]システム構築・連携
[2]自動化・機械化機器の導入 等
への支援を行うことにより、物流施設におけるDXの強力な推進を図るものです。

※[1]システム構築・連携 [2]自動化・機械化機器の導入 は同時に行うことが要件となります。

補助率

1/2以下

上限額

[1]システム構築・連携【1社あたり:上限2,000万円】
[2]自動化・機械化機器の導入【1社あたり:上限3,000万円】

公募受付期間

2025年5月28日(水)~2025年6月18日(水)


物流業界では、配送効率の低下やドライバー不足、小口配送の増加など、さまざまな課題が顕在化しています。また、多重下請け構造やアナログな業務の存在も、業界全体の効率性を下げる要因となっています。

日本では少子高齢化が進み、生産年齢人口の減少が避けられない状況にあります。このような中で、人手不足の抜本的な解消は難しく、省人化や業務の効率化を図るために、デジタル化の推進や物流網の最適化が急務となっています。

さらに、物流業界は「2024年問題」と呼ばれる大きな転換点を迎えています。これは働き方改革関連法の適用により、2024年度からドライバー1人あたりの時間外労働が年間960時間に制限されることによって発生する課題です。

たとえば、時間外労働の上限設定により、従来1人のドライバーが対応していた長距離輸送に見直しが求められています。300kmを超える輸送においては、鉄道や航空、船舶へのモーダルシフトや、中継拠点を活用した中継輸送の導入が必要となります。

こうした物流構造の見直しを進めるには、物流施設のデジタル化や自動化など、テクノロジーの導入を通じた抜本的な改革が不可欠です。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

カテゴリ 公募
関連タグ DX デジタル化 働き方改革 助成金 国土交通省 実証事業 業務効率化 物流 物流施設 生産性向上 自動化 補助金
詳細はこちら

中小物流事業者の労働生産性向上事業(物流施設におけるDX推進実証事業)の公募を開始します!

補助金ガイド
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
一人会社と個人事業主の違いとは。一人でも法人にするメリット・デメリット
【2025年最新】東京都の創業・起業者支援「創業助成金(創業助成事業)」について解説
あなたの会社に合った補助金・助成金がすぐわかる!自動マッチングツールを導入しよう
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

令和6年度補正「IT導⼊補助⾦2025」概要が発表
中小企業庁は、令和6年度補正「IT導⼊補助⾦2025」の概要を発表しました。 「IT導⼊補助⾦」は、中小企業・小規模事業者等の労働生産性の向上を目的に、デジタル化・DXなどに向けたITツール(ソフトウ…
【東京】「一時支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業」助成金
公益財団法人東京都中小企業振興公社は「一時支援金等受給者向け販路開拓サポート助成事業」について発表しました。 一時支援金等(※)を受給した都内中小企業の、販売促進の取り組みに助成金を交付します。 助成…
AIレセプト業務支援SaaS「Reze」を提供する「mutex」が6000万円調達
2025年12月10日、株式会社mutexは、6000万円の資金調達を発表しました。 mutexは、医療機関向けAIレセプト業務支援SaaS「Reze」と関連ソリューションを手がけています。 「Rez…
インバウンド商談SaaSを提供する「immedio」が3.5億円調達
2024年7月17日、株式会社immedioは、総額3億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 immedioは、インバウンド商談SaaS「immedio(イメディオ)」を提供していま…
「IT導入補助金2025」最低賃金改定に伴う制度変更
2025年10月15日、「IT導入補助金2025」において、令和7年度最低賃金の改定に伴う制度変更が発表されました。 令和7年度最低賃金の改定に伴い、第7次公募回より以下の制度変更が行われます。 通常…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集