創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2025年2月17日【東京都】「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業」中小企業の技術開発を支援

東京都中小企業団体中央会は、令和7年の「明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業」の第1回募集について発表しました。
都内産業の活性化に向け、受注型中小企業の技術・経営基盤の強化を図るため、中小企業者等が自社の技術・サービスの高度化・高付加価値化に向けた技術開発等の取組を支援します。
対象者
東京都内に本店があり、令和7年4月1日現在で引き続き2年以上事業を営んでいる中小企業者等(会社・個人事業者・組合等)
・上記中小企業者等によって構成される中小企業グループ
申請区分
ものづくり区分
日本標準産業分野において「大分類 E 製造業」に該当する事業者が行う、自社の技術の高度化・高付加価値化に向けた技術開発等を行うもの。
受託サービス区分
日本標準産業分類において「大分類 E 製造業」に該当する以外の事業者が行う、自社のサービスの高度化高付加価値化に向けた技術開発等を行うもの。
助成金額
小規模企業区分:1000万円以内
一般区分:2000万円以内
助成率
経費の2/3以内。
公募期間
2025年4月1日(火)~2025年4月8日(火)
日本の中小企業は、全企業の99.7%を占めており、そのうち約半数が下請け業務に従事しています。
かつては下請け企業が弱い立場に置かれがちでしたが、近年のグローバル化とデジタル化の進展により、多くの企業が多様な取引先とつながることで、業績向上や特定の取引先への依存リスクの軽減を実現しています。
さらに、中国などの成長市場では、日本のサプライヤーによる高品質な部品の需要が増加しており、これも下請け企業の成長を後押しする要因となっています。
こうした環境のなかで、下請け企業がさらに成長するためには、技術やサービスの高度化、付加価値の向上が不可欠です。しかし、技術開発や研究開発には高いコストとリスクが伴うため、中小企業にとって大規模な投資は容易ではありません。
そのため、国や自治体の補助金制度を最大限に活用し、成長の機会を広げていくことが重要です。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | サービス 下請企業 中小企業 令和7年度 技術開発 明日にチャレンジ中小企業基盤強化事業 東京都 研究開発 補助金 高付加価値化 高度化 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
中小企業庁は、「IT導入補助金2024」における「インボイス枠(インボイス対応類型):10次締切」の補助事業者を採択したことを発表しました。 「IT導入補助金2024」の「インボイス枠(インボイス対応…
公益財団法人東京都中小企業振興公社は、「LED照明等節電促進助成金」の公募について発表しました。 製造業を営む中小企業者等が、節電のための計画を策定し、その計画に必要な設備(LED照明器具、デマンド監…
2023年4月7日、ユビ電株式会社は、総額3億円の資金調達を実施したことを発表しました。 ユビ電は、EV充電サービス「WeCharge」を運営しています。 充電ごとの電気量・料金を計測できるEV充電設…
農林水産省は、令和6年度「農林⽔産物・⾷品輸出促進緊急対策事業のうち青果物輸出産地体制強化加速化事業」の1次公募について発表しました。 輸出拡大実行戦略に即して、早急に青果物輸出産地の体制強化を図るた…
2024年2月9日、「小規模事業者持続化補助金第15回」における公募要領(第12版)、公募申請(電子申請)システムの手引き、個別の申請様式ダウンロードが公開されました。 「小規模事業者持続化補助金」は…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

