注目のスタートアップ

冷却原子方式を用いた量子コンピューターを開発する「Yaqumo」が資金調達

company

2026年6月12日、株式会社Yaqumoは、資金調達を発表しました。

引受先は、米国のVCであるAlumni Ventures, LLCです。

Yaqumoは、冷却原子方式を用いたスケーラブルな量子コンピューターの研究開発を行っています。

今回調達した資金は、研究開発、人材採用、国内外のパートナーシップの加速に活用します。

また、北米市場への事業展開に向けた取り組みを一層加速させます。


量子コンピューターは、量子力学の特徴である重ね合わせや量子もつれを利用して計算を行う新しいタイプのコンピューターです。特定の計算では従来のコンピューターでは実現が難しい高速処理が期待されており、世界各国で研究が進んでいます。近年は、組合せ最適化に特化した量子アニーリングや量子インスパイアド計算が実用化されていますが、より幅広い処理に対応できる汎用量子コンピューターの実現には依然として大きな課題が残っています。

汎用量子コンピューターに用いられる量子ビットは外部環境の影響を受けやすく、温度変化や振動、電磁ノイズによって容易にエラーが発生します。この不安定さが大規模な量子計算の実現を阻む最大の要因となっており、エラーを検出しながら計算を継続できる誤り耐性型量子コンピューター(FTQC)の重要性が高まっています。

冷却原子方式(中性原子方式)量子コンピューターはFTQCの有力候補のひとつです。特にスケーラビリティ(大規模化)の面で、現行アーキテクチャーのなかでも有望視されています。

シリーズ累計発行部数280万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、資金調達方法や補助金・助成金制度など、創業期をサポートするためのさまざまな情報を提供しています。

創業手帳 起業検討中

カテゴリ 有望企業
関連タグ Yaqumo 量子コンピューター
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
家族経営で家族に給料を払うとどうなる?個人事業主・法人の違いと節税方法を徹底解説
【2026年】クラウドファンディングのやり方・始め方【初心者でもわかる】
【税理士監修】法人成りとは?個人事業主が法人化するメリット・デメリットや手続きを徹底解説!
【2026年最新版】合同会社と株式会社の違いは?メリット・デメリットと選び方を比較
【税理士監修】すぐわかる事業計画書の書き方!融資・起業を成功させるテンプレート&記入例付
【2026年最新】合同会社の設立方法|必要書類・費用・流れを6ステップで解説

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

光量子コンピューターの早期実現を目指す「OptQC」が6.5億円調達
2025年1月23日、OptQC株式会社は、総額6億5000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 OptQCは、東京大学大学院工学系研究科・古澤研究室の研究成果をもとに設立されたスタートアップ…
中性原子を用いた量子コンピューターハードウェアの研究・開発を行う「Yaqumo」が7億円調達
2025年8月22日、株式会社Yaqumoは、合計7億円の資金調達を発表しました。 Yaqumoは、量子コンピューターの有力方式のひとつである「中性原子方式」において、世界の研究開発をリードする京都大…
誤り耐性型汎用量子コンピューターの実現を目指す「Qubitcore」が15.3億円調達
2026年4月27日、Qubitcore株式会社は、総額15億3000万円の資金調達を発表しました。 Qubitcoreは、沖縄科学技術大学院大学(OIST)発のスタートアップです。 誤り耐性型汎用量…
量子コンピューターのアルゴリズム・ソフトウェアの研究開発を行う「Quemix」が5.5億円調達
2025年4月11日、株式会社テラスカイは、子会社の株式会社Quemixが、総額5億5000万円の資金調達を実施したと発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は総額8億5000万円となりました…
光量子コンピューターを開発する「OptQC」が15億円調達
2025年10月22日、OptQC株式会社は、総額15億円の資金調達を発表しました。 今回の資金調達により、累計調達額は21.5億円となりました。 OptQCは、東京大学大学院工学系研究科・古澤研究室…

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集
無料冊子
創業手帳冊子版(無料) 補助金ガイド 創業手帳woman 飲食開業手帳