【上限500万円(一部団体は1000万円)】「団体経由産業保健活動推進助成⾦」

subsidy

「団体経由産業保健活動推進助成⾦」のご案内です。

事業主団体等を通じて、中⼩企業等の産業保健活動の⽀援を⾏う助成⾦です。

事業主団体等が傘下の中⼩企業等に対して、医師等による健康診断結果の意⾒聴取やストレスチェック後の職場環境改善支援等の産業保健サービスを提供する費用・事務の一部を委託する費用の一部を助成します。

対象団体

「事業主団体等」
事業主団体又は共同事業主であって、中小企業事業主の占める割合が構成事業主等全体の2分の1を超えていること等、一定の要件を満たす団体等

「労災保険の特別加入団体」
労働者災害補償保険法(昭和22年法律第50号)第33条第3号に掲げる者の団体または同条第5号に掲げる者の団体であって、一定の要件を満たす団体

対象となる産業保健サービス等

産業保健サービスで助成対象となるのは以下のとおりです。
・医師、⻭科医師による健康診断結果の意⾒聴取
・医師、保健師による保健指導
・医師による⾯接指導・意⾒聴取
・医師、保健師、看護師等による健康相談対応
・医師、保健師、看護師、社会保険労務⼠、両⽴⽀援コーディネーター等による治療と仕事の両⽴⽀援
・医師、保健師、看護師等による職場環境改善支援
・医師、保健師、看護師等による健康教育研修、事業者と管理者向けの産業保健に関する周知啓発

助成金

・上限500万円(一定の要件を満たした団体は1000万円)
・助成率は総額の90%

申請期限

令和6年12月27日(金)必着


従来の企業文化では、従業員の健康は個人の問題とされ、企業が積極的に関与することはあまり一般的ではありませんでした。しかし、過酷な労働環境やパワハラによる精神的な圧力から、従業員が追い詰められるケースが増加し、それが自殺者の増加といった深刻な社会問題に発展しました。このような状況を受け、企業の社会的責任についての議論が高まってきました。

また、生活習慣病の増加も懸念される中、医療費の抑制や健康寿命の延伸が重要視されるようになり、働く人々の健康管理が企業にとっても重要なテーマとなっています。こうした背景から、近年では企業が従業員の健康管理を戦略的に行う動きが活発化しています。健康管理を通じて、企業は生産性の向上や従業員の離職防止などを図り、持続可能な成長を目指しています。

さらに、企業向けのヘルスケアサービスも多く登場しており、法人向けヘルスケア市場の成長が期待されています。これにより、企業は従業員の健康を支援することで、より健全な労働環境を提供し、長期的な競争力の強化を図ることが可能です。

起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。

また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。

ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 公募
関連タグ 健康経営 助成 団体 団体経由産業保健活動推進助成金 環境改善 産業 産業保健活動 職場環境
詳細はこちら

団体経由産業保健活動推進助成⾦のご案内(PDF)

創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
法人成りとは?個人事業主が「法人化」をするメリット・デメリットや手続きなどを解説!
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
普通の人が起業するには?成功する5ステップを創業手帳・代表の大久保が解説!
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介

公募の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

社会・産業インフラ向けロボットや特殊環境対応型ロボットを開発・提供する「イクシス」が10億円調達
2022年6月30日、株式会社イクシスは、総額10億円の資金調達を実施したことを発表しました。 イクシスは、社会・産業インフラ向けロボット・特殊環境対応型ロボットなどの開発・販売や、AI・IoT・IC…
産業用水中ドローン「Dive Unit300」の「FullDepth」が資金調達
2021年3月16日、株式会社FullDepthは、資金調達を実施したことを発表しました。 産業用水中ドローン「Dive Unit300」の開発・提供を行っています。 「Dive Unit300」は、…
リアル・オンラインセミナー「昭和企業からの脱却!人材の力で伸びる会社になるための人事制度5つのポイント」
大阪中小企業投資育成株式会社は「昭和企業からの脱却!人材の力で伸びる会社になるための人事制度5つのポイント」の開催を発表しました。 時代が変わり、昭和型の企業から脱却し、社内の人材の力で伸びる会社にな…
【農林水産省】令和7年度「農家負担金軽減支援対策事業」公募
農林水産省は、令和7年度「農家負担金軽減支援対策事業」の公募について発表しました。 土地改良事業の円滑な推進を図るとともに担い手への農地集積等に取り組む地域に対し、土地改良事業の農家の負担金の軽減と計…
企業向け健康管理サービス「けんさぽ」などを展開する「Personal Health Tech」が1.5億円調達
2023年7月28日、株式会社Personal Health Techは、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 Personal Health Techは、企業向け健康管理サ…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集