注目のスタートアップ

衛星データを活用した森林モニタリング・自然由来カーボンクレジット向けモニタリングソリューションを開発する「Archeda」が資金調達

company

2024年4月23日、株式会社Archedaは、資金調達を実施したことを発表しました。

Archedaは、衛星データを活用した森林モニタリング・自然由来カーボンクレジット向けのモニタリングソリューション「Green Insight」を開発しています。

衛星データを活用した、森林モニタリングと、自然由来カーボンクレジット向けのモニタリングの2つの機能を有する解析エンジン/Webサービスです。

森林モニタリングでは、林業関連企業・自治体・インフラ企業などに向け、森林資源量推定や森林管理に必要な解析ソリューションを提供します。

自然由来カーボンクレジット向けモニタリングでは、国内外のクレジット制度の中でも自然由来系の方法論にフォーカスし、創出・品質評価・プロジェクト監視などのDMRVに向けたソリューションを提供します。

現在、複数地域で実証実験を行っています。

今回の資金は、事業開発・プロダクト開発の加速を目的とした人材採用の強化に充当します。


地球全体の平均気温は長期的な視点で上昇しており、今世紀末には最大で約4.8℃上昇するという予測もあります。

この気温上昇が続くと、海面上昇による土地の減少、干ばつの増加、大規模災害の増加、生物多様性の損失など、さまざまなリスクが高まります。

そのため、世界的に二酸化炭素(CO2)を含む温室効果ガスの削減に向けた取り組みが進んでいます。

カーボンクレジットは、森林保全活動などでの二酸化炭素の削減・吸収に対するクレジットを発行し、取引を可能にする仕組みです。

カーボンクレジットを発行するためには、排出量の削減や吸収・除去の正確な効果を算定・モニタリングする必要があります。

そのため、森林や自然由来のカーボンクレジットにおいては、資源量の算定や排出量の削減、管理などの業務を行うシステムが求められています。

事業の成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウなど詳しく解説しています。

読んで頂きありがとうございます。より詳しい内容は今月の創業手帳冊子版が無料でもらえますので、合わせて読んでみてください。
カテゴリ 有望企業
関連タグ Archeda BtoB Green Insight カーボンクレジット モニタリング 株式会社 森林 森林モニタリング 環境 自然由来 衛星データ 資金調達
資金調達手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
【起業準備】会社設立前に絶対にやるべき10のアクションリスト
合同会社とは?メリット・デメリット、株式会社との違いをわかりやすく解説
【2025年版】会社設立の流れ・手順・やることリストをわかりやすく解説
有限会社とは?なぜもう設立できないのか?
事業計画書の書き方とは?18ステップごとにわかりやすく解説!
家族を従業員にする4つのメリットと注意するべきポイント

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

量子インターネット実現を目的とした量子中継器・量子通信システム・関連技術を開発する「LQUOM」が「東芝」から資金調達
2023年5月9日、LQUOM株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 引受先は、株式会社東芝です。 LQUOMは、量子インターネット実現を目的に、量子通信システム・量子中継器・関連技術の開…
知財特化型AIリーガルテックソリューションを提供する「リーガルテック株式会社」が1.4億円調達
2025年3月24日、リーガルテック株式会社は、総額約1億4000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 リーガルテックは、AIを活用した特許検索・分析ツールの開発を進めています。 また、親会社…
窓型スマート・ディスプレイ展開の「アトモフ」が1.5億円調達
2020年11月6日、アトモフ株式会社は、総額1億5,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 窓の形をしたスマート・ディスプレイ「Atmoph Window 2」を製造・開発しています。 …
ノーコードアプリ開発プラットフォーム「applimo」運営の「ドコドア」が資金調達
2021年6月1日、ドコドア株式会社は、資金調達を実施したことを発表しました。 ノーコードアプリ開発プラットフォーム「applimo(アプリモ)」を運営しています。 初期費用0円、月額10,780円か…
遊休地を屋台でシェアするサービス「STAND3.0」展開の「Replace」が資金調達
2020年3月31日、株式会社Replaceは、資金調達を実施したことを発表しました。 遊休地を屋台でシェアするサービス「STAND3.0」を展開しています。 遊休地に賑わいを生みたい土地オーナーと、…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 代表取締役 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集