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2024年2月22日「みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業のうちスマート農業の総合推進対策のうち農林水産業におけるロボット技術安全性確保策検討」補助金
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農林水産省は、令和6年度「みどりの食料システム戦略実現技術開発・実証事業のうちスマート農業の総合推進対策のうち農林水産業におけるロボット技術安全性確保策検討」の公募について発表しました。
ロボット技術により自動走行する農業機械(ロボット農機)の遠隔監視下における自動走行の現場実装に向けた安全性の検証及び安全性確保策の検討等の取り組みを支援するものです。
遠隔監視によるロボット農機の⾃動⾛⾏システムの実⽤化・現場実装に向けた以下の2つの取り組みを支援します。
・遠隔監視による⾃動⾛⾏(ほ場間移動を含む)を安全に⾏うために必要な技術等の検証
・上記の検証結果等に基づいて実施する、遠隔監視で⽤いるロボット農機の現場実装に際して必要な安全性確保策の検討等の取り組み
公募期間
2024年2月7日(水)~2024年3月8日(金)
日本の農業は、少子化による人手不足、高齢化による生産性低下、後継者不足、過酷な環境、気候変動、食料自給率の向上など、さまざまな課題を抱えています。
こうした多様な課題を解決するものとしてスマート農業が推進されています。
スマート農業は、AI・IoT・ロボットなどの先端テクノロジーや、SaaSなどのデジタルツールを活用し、農業の効率化や付加価値向上を実現する施策のことです。
すでに、ドローンを用いた農薬散布、衛星画像を用いた農地の状態把握、水田の水位自動調整などさまざまな技術が実用化され現場で利用されています。
さらに多くの農家の作業を支援するものとして、施肥・播種・除草・収穫などを自動化する自律走行ロボットに大きな期待が寄せられています。
すでに北海道などの大規模農場では、ロボットトラクターなどの導入が進められています。
一方、こうした自律走行ロボットを全国の農家に導入するには、狭い範囲でも安全に稼働するロボットが求められます。
人間とロボットの事故などはもってのほかであり、ロボットとロボットの事故も損害となるため避けなければなりません。
この補助金は、自動走行する農業機械の安全性の検証や、安全性確保策を検討する取り組みを支援するものです。
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