創業手帳が選ぶ起業経営ニュース
2023年11月1日「副業・兼業支援補助金」(第3次公募)採択事業者が発表

2023年10月31日、経済産業省は、令和4年度補正予算「副業・兼業支援補助金」(第3次公募)に係る間接補助事業者の採択結果について発表しました。
令和4年度補正予算「副業・兼業支援補助金」について、2023年9月8日(金)から9月29日(金)まで公募が行われました。
提案について外部有識者等による厳正な審査を行い、採択者を決定し発表しました。
2018年1月に実施された「モデル就業規則」の改訂により、以前の「他の会社等の業務に従事しないこと」という制約が撤廃され、副業・兼業が解禁されました。この動向に加え、近年は多様な働き方が奨励され、副業・兼業は新たな労働モデルとして注目されています。
副業・兼業は、単に収入を増やすだけでなく、スキルの向上、キャリアの構築、仕事とは異なる分野での才能の発揮など、多くの目的で行われています。特にキャリアの構築は、労働市場における人材の流動性が高まる現代において極めて重要であり、今後副業を行う人材が増加することが予想されています。
したがって、企業は副業・兼業人材を有効に活用し、そのための働きやすい環境を提供することが重要な課題です。そして副業・兼業人材を有効活用する際には、単に人手不足を補うだけでなく、専門的な知識や経験を持つプロフェッショナルな人材を活かすことが、企業の経営課題を解決する鍵となります。
また、副業人材を送り出すことは、一見して自社にメリットがあるとは思われないかもしれませんが、人材が副業を通じて新たな知識やスキルを獲得し、新しいコネクションを築き、これを本業に活かすという有益な効果が期待されるため、このような取り組みに積極的な企業も増加しています。
「副業・兼業支援補助金」は、副業・兼業を支援するための補助金で、副業人材の送り出しと受け入れの双方に対する支援を行っています。
起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「補助金ガイド」では、専門家に監修してもらいながら、創業手帳が実際に補助金申請を行った経験をもとに補助金・助成金のノウハウを解説しています。
また、日々更新される補助金・助成金の情報を、個人に最適化してメールでお知らせする「補助金AI」も運営しています。こちらもご活用ください。
ほかにも、資金調達のノウハウを集めた「資金調達手帳」も無料でお送りしています。ぜひご活用ください。
| カテゴリ | 公募 |
|---|---|
| 関連タグ | 副業・兼業支援補助金 助成金 採択 補助金 間接補助事業者 |
公募の創業手帳ニュース
関連するタグのニュース
東京都は「正規雇用等転換安定化支援事業(東京都正規雇用等転換安定化支援助成金)」を実施しています。 パートや契約社員、派遣労働者といった非正規から正規雇用に転換した従業員の方々が安心して働き続けられる…
農林水産「就農準備資金・経営開始資金」のご案内です。 就農準備資金 道府県農業大学校や先進農家などで研修を受ける場合、研修期間中に月12.5万円(年間最大150万円)を最長2年間交付します。 交付対象…
一般社団法人全国石油協会は、「地下埋設物等の撤去工事」について発表しました。 揮発油販売業者等が行う、給油所閉鎖時における、地下タンク・配管を撤去する工事にかかる費用を一部補助します。 申請者の資格 …
2024年5月8日、中小企業庁は、「IT導入補助金2024」における「インボイス枠(インボイス対応類型):2次締切」の補助事業者を採択したことを発表しました。 採択結果 公募期間:2024年3月29日…
2023年8月1日、国立研究開発法人情報通信研究機構(NICT)は、「革新的情報通信技術(Beyond 5G(6G))基金事業」に係る令和5年度「社会実装・海外展開志向型戦略的プログラム」の公募(第1…
大久保の視点
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…

