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2023年9月1日デジタルものづくりツール「EMARF」やデジタル家づくりサービス「NESTING」などを展開する「VUILD」が2億円調達

2023年8月31日、VUILD株式会社は、商工組合中央金庫(神奈川営業部)より無担保・無保証・希薄化のない融資により、2億円を調達したことを発表しました。
VUILDは、デジタルものづくりツール「EMARF」や、デジタル家づくりサービス「NESTING」の提供を中心に事業を展開しています。
「EMARF」は、木製ものづくりのデザインからパーツに加工するまでの工程をオンラインで完結できるクラウドサービスです。デジタル加工機でパーツを遠隔出力し、そのパーツを組み立てるだけの状態で届けています。
今回の資金は、ソフトウェアのユーザーインタフェースの向上や、サービスラインナップの拡張などに充当します。
近年、製造業では、3Dデジタルデータをもとに、樹脂などの素材を積層して印刷するように対象物をつくる3Dプリンターという機器が登場し、試作品開発や、最終製品開発、個人の趣味としてのものづくりなどで幅広く活用されています。
これまでものづくりにおいては、精密なモノをつくるには、高度な技術や専用の工具などが必要でした。しかし3Dプリンターはこうした技術・工具がなくてもモノをつくることができるため、人はモノのアイデアを即座に具現化できるようになったのです。
木工の分野でも、コンピューターの自動制御により、木材の切断加工・溝彫り・面取り加工などを行うことができる機器が安価に提供されはじめており、世界中のものづくりで活用されています。
VUILDは、こうした新たなテクノロジーを活用し、木製ものづくりを幅広いユーザーに開放する「EMARF」や、地域の木材とデジタルテクノロジーを活用した家づくりサービス「NESTING」などさまざまな事業を手がけ、新たなものづくりを開拓しています。
事業のさらなる成長には戦略的な資金調達が重要です。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」の別冊「資金調達手帳」では、VCから出資を受けるためのノウハウや、融資を受ける際の注意点など詳しく解説しています。
| カテゴリ | 有望企業 |
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