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性格診断コンテンツの開発・プロデュースなどを手がける「プロセスジャパン」と総合人材ビジネスを展開する「デルタ」が資本業務提携

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2023年7月20日、株式会社プロセスジャパンは、株式会社デルタと、資本業務提携を行い、障害者雇用支援領域に参入することを発表しました。

プロセスジャパンは、性格診断コンテンツの開発・プロデュースや、ゲーム配信プラットフォーム「Mirrativ」で配信されるライブゲームの開発などを手がけています。

デルタは、総合人材ビジネスを展開しています。

今回の提携により、これまでにない障害者雇用支援事業を展開していく予定です。プロセスジャパンは、プロデュース力・ブランディング力を活用し、障害者の才能を引き出し、障害者の方の雇用の質の向上に貢献します。


厚生労働省の資料によると、2020年時点の障害者数は約964万人で、このうち18歳〜64歳の在宅者数は約377万人(身体:約100万人、知的:約58万人、精神:約217万人)となっています。

障害者の雇用・就業は、障害者の自立や社会参加のために重要な要素のひとつですが、従来は障害者の適性に応じた職場環境を構築できる企業が少なかったほか、障害者の雇用支援に取り組む機関・団体が少なかったことから、あまり障害者の雇用・就業が進んでいませんでした。

しかし近年は、障害の有無を超えて、誰もが参加できる社会をつくるという意識が高まっており、障害者の社会参加がしやすいような環境の構築が進められています。

たとえば、就労継続支援を利用して一般就労への移行を実現する数は年々増加しており、2003年時には一般就労に移行した人数は1,288人だったものが、2019年には約2.2万人へと大幅に増加しています。

プロセスジャパンとデルタの提携により、どのような障害者雇用支援事業が展開されるのか注目が必要です。

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カテゴリ 有望企業
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