注目のスタートアップ

ベンチャー企業向け採用代行サービス「まるごと人事」などを提供する「マルゴト」が1.3億円調達

company

2023年4月26日、マルゴト株式会社は、銀行からの融資と社債により1億3,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。

マルゴトは、ベンチャー企業向け採用代行サービス「まるごと人事」や、バックオフィス代行サービス「まるごと管理部」を提供しています。

「まるごと人事」は、企業の課題に応じて、採用ターゲットの選定、募集文の制作、スカウト代行、数値管理など、面接以外の採用業務を代行するサービスです。

今回の資金は、フルリモート人材の積極採用などに充当します。


人材は会社が成長するためにもっとも重要な要素のひとつです。

しかし近年は少子高齢化による労働力人口の減少などにより人材採用に関する状況が大きく変化し、採用の難度が向上しています。

さらに企業ではテクノロジーの活用などによって業務が高度化していることもあり、最適な人材を見つけることは困難となっています。

こうした状況において、企業ではさまざまな採用戦略がとられるようになってきました。

リソースのある企業では、自社に合う戦略を見つけるために試行錯誤することができるかもしれません。

しかしリソースが足りず、しかも即戦力が欲しいベンチャー企業や中小企業にとっては、この状況は悩みのタネとなっています。

マルゴトはこの課題を解決するため、採用業務に課題を抱えているベンチャー企業に向け、採用代行サービスを提供しています。

マルゴト株式会社のコメント

このニュースを受けまして、マルゴト株式会社 代表取締役 今啓亮氏よりコメントが届きました。

・今回の資金調達の目的は何ですか?

採用代行サービスの規模拡大を目的とした資金調達となります。

主にフルリモート人材の積極採用と、ChatGPTなどのテクノロジーを活用した業務効率化に資金を使用する予定です。

・今後の展望を教えてください。

経理/労務のバックオフィス代行、採用ピッチ資料制作などの新規サービスも伸ばしていきつつ、フルリモートでできる新たな業務領域にもチャレンジしていきたいと考えています。

それらの事業展開を、融資を中心としたデットファイナンスを行うことで、経営の自由度が高さを維持したまま、スピーディーな企業成長を続けていきたいです。

・読者へのメッセージをお願いします。

代表の私自身は3回目の起業として、現在のマルゴト社を経営しています。

創業期は、起業家である「代表自身」が会社にとっての一番強いリソースになります。

できれば細かな雑務に追われることなく、最も重要な業務にご注力いただき、自社のミッションに向けて、大きく企業を成長させていきましょう!

人材の採用は企業の成長にとって重要です。しかし創業期の人材採用は大きな投資のため失敗ができません。シリーズ累計発行部数200万部を突破した起業ノウハウ集「冊子版創業手帳」では、創業期における人材採用のノウハウや、アウトソーシングの活用法について詳しく解説しています。

カテゴリ 有望企業
関連タグ アウトソーシング ベンチャー企業 マルゴト まるごと人事 まるごと管理部 人材 人材採用 代行 代行サービス 採用 採用業務 株式会社
創業手帳
この記事を読んだ方が興味をもっている記事
企業組合とは?設立方法とメリット・デメリットを紹介
【2025年版】会社設立のやること・流れ・費用をチェックリストで完全解説
クラウド会計ソフト「freee(フリー)会計」を実際に使ってみた
起業するには何から始める?ゼロからできる起業のやり方【5ステップ解説】
【2025年最新版】合同会社と株式会社の違いを徹底比較!メリット・デメリットや選び方をわかりやすく解説
小規模企業共済サムネイル
小規模企業共済とは?危ない?潰れる?加入手続きから解約方法、メリット・デメリットまで徹底解説!

有望企業の創業手帳ニュース

関連するタグのニュース

アート専門Webメディアなど運営の「KAMADO」が資金調達
2021年5月31日、株式会社KAMADOは、資金調達を実施したことを発表しました。 アート専門のWebマガジン「KAMADO」や、アート作品・プレゼントがもらえるかもしれない抽選サービス「KUJI」…
「日鉄興和不動産」が住宅ローン・プラットフォーム運営の「iYell」に出資 業務提携契約も締結
2020年9月30日、日鉄興和不動産株式会社は、iYell株式会社に対し、2億円を出資したことを発表しました。 また、業務提携契約を締結したことも発表しました。 iYellは、住宅ローン手続き専用スマ…
スマホにかざすことでビジネスプロフィールが表示される電子名刺「Juice」がリリース
2022年8月10日、エスダムスメディアJAPAN株式会社は、関連会社のEYES iQ株式会社が開発した「Juice」がリリースされたことを発表しました。 「Juice」は、スマートフォンに搭載されて…
海事産業のDXを目指す「Marindows」が6億円調達
2022年8月26日、Marindows株式会社は、総額6億円の資金調達を実施したことを発表しました。 Marindowsは、海洋統合デジタルプラットフォーム「Marindows」の構築を目指していま…
空港とその周辺都市をドアツードアで結ぶ「エアポートシャトル」などを展開する「NearMe」が4.9億円調達
2024年6月13日、株式会社NearMeは、総額約4億9,000万円の資金調達を実施したことを発表しました。 NearMeは、AIによるルート最適化により、出発地から目的地までの移動をドアツードアで…

大久保の視点

明治大学ビジコンで優勝&100万円獲得はゼファーさん明治大学2年「NEUROGICA」メンタルIoT
2025年3月14日(金)に明治大学・御茶ノ水キャンパスで第3回明治ビジネスチャレンジ(明治ビジチャレ)が明治大学経営学部主催で行われました。 明治大学の各…
(2025/3/14)
日本サブスク大賞2024グランプリはAI英会話スピークバディが受賞!
日本国内で唯一のサブスクリプション特化型イベント「日本サブスクリプションビジネス大賞2024」が、2024年12月4日(水)にベルサール六本木で開催されまし…
(2024/12/4)
国際団体エンデバージャパン「EndeavorJapanSummit 2024」を現地レポート!
パネルセッション例:中村幸一郎(Sozo Ventures ファウンダー・著名な投資家)、ヴァシリエフ・ソフィア市副市長(ブルガリアの首都) 「Endeav…
(2024/10/9)
創業手帳 ファウンダー 大久保幸世のプロフィールはこちら

注目のニュース

最新の創業手帳ニュース

創業時に役立つサービス特集